猫を飼いたいと思っていても、家族が反対している場合は非常に困ってしまいます。

何とか家族を説得したいと思っている方も多いでしょう。

では猫を飼うことを家族が反対している時、どのような方法で説得すれば良いでしょうか。

1.飼育費用を伝えて理解を得る

猫を飼うことを家族が反対している時、飼育にかかる費用を事前に説明して理解を得ましょう。

飼育費用を曖昧にした状態だと、後々家族との間でトラブルになる可能性があります。

猫を迎える時、ペットショップで購入するならその費用もかかります。

種類によって価格が違うので、飼いたい猫の価格をしっかりと伝えましょう。

飼育方法によって違いがありますが、初期にはトイレ容器やキャリーケース、爪とぎなどの準備が必要になります。

エサ代やトイレ砂は継続してかかってきます。

その他予防接種や病気にかかった時の治療費などが、かかることも伝えておきましょう。

これらの費用はできる限り自分で負担したい、という意思を伝えることが重要です。

飼育費用を全て家族任せにすることは、口にしてはいけません。

また恐らく払っていけるというような、中途半端な意思表示もよくありません。

そのためある程度貯金をしてから、説得する方が望ましいです。

2.行動や仕草に癒されることを伝える

猫は行動や仕草がとても愛らしい動物です。

鳴き声やしっぽの動きで気持ちを表現します。

寝ている時はいろいろな寝相をして、飼い主を楽しませてくれます。

時には飼い主に甘えて寄ってきたり、添い寝をすることもあります。

猫を飼うことを家族が反対している時は、行動や仕草などにとても癒されることを伝えましょう。

単に猫が可愛いからと言うのではなく、猫の癒される行動や仕草を具体的に説明すると効果的です。

ペットショップで猫の購入を希望している場合は、実際に家族に見てもらうと良いでしょう。

ペットショップでは抱っこをさせてもらえることもあります。

また最期まで責任を持って面倒をみたい、という強い意思を同時に伝えて説得しましょう。

3.散歩に行く必要がないことを伝える

ペットは多かれ少なかれ手間がかかります。

でも猫は犬のように散歩に連れて行く必要がありません。

基本的に室内飼育で、寝て過ごす時間も長いです。

猫を飼うのはとても大変だというイメージを、持っている家族もいます。

でも意外と手間がかからない面もあります。

ペットを散歩に連れて行く場合、天候が気になったり、誰が連れて行くのかなど、いろいろ問題になることがあります。

猫を飼うことを家族が反対している場合、散歩の必要がない動物だということを、強くアピールすると良いでしょう。

また慣れれば留守番も上手にできたり、自由気ままに室内で過ごしてくれる、という魅力も説得すると効果的です。

4.トイレのしつけがしやすいことを伝える

猫は排泄物を隠すという習性があります。

砂を掘ってその場所に排泄をして、再び砂をかけるという行為です。

猫はとてもキレイ好きな動物として有名です。

でもこの行為はニオイを隠して、敵から身を守るためと言われています。

そのためしつけをすれば、トイレ容器で排泄をするようになります。

猫のトイレについて心配する家族もいますが、しつけが比較的しやすいことを伝えましょう。

また自分が進んでトイレの世話をすることも、同時に伝えることも大切です。

トイレ容器は様々な種類があって、トイレ砂が飛び散りにくい物もあります。

消臭効果の高いトイレ砂を使うなど、いろいろなニオイの対策ができることも伝えて、説得していきましょう。

5.鳴き声が小さいことを伝える

猫は生後6か月から1年くらいの間に、発情期を迎えるようになります。

発情するとオスもメスも、いろいろな行動を見せるようになります。

スプレー行為などに手を焼いてしまうこともあります。

中でも独特な鳴き声には困ってしまうことがよくあります。

鳴き声で夜眠れなかったり、近所迷惑になってしまわないか、気になることが多いです。

でも時期を考慮して去勢手術をすれば、鳴き声は気にならなくなります。

猫を飼うことを家族が反対している時は、鳴き声が小さい方だということを、伝えるようにしましょう。

鳴き声が比較的静かな種類もいるので、家族と相談してみるのも良いです。

近所迷惑になることはほとんどないことを伝えて、家族に安心してもらうことが大切です。

去勢手術は生後6か月から受けることができることも、事前に説明しておくと良いでしょう。

家族の理解が得られるような説得をしよう

猫を飼うことを家族が反対している時、説得に時間がかかることがあります。

でも後々トラブルに発展させないようにするため、家族と向き合って意思を伝える必要があります。

家族を説得する時は飼育費用や手間など、具体的に説明するようにしましょう。

また最期まで責任を持って世話をしていくことも伝えて、理解を得ることが大切です。