猫と草

猫の毛玉対策。ブラッシングやフードで毛玉が出ない様にしてあげよう

最終更新日:2016年1月3日

猫は自分の体をよく舐めるため、その時にどうしても自分の毛を飲み込んでしまいます。

ほとんどの場合、毛は体の外へと排出されますが、稀に体の中に溜まって毛玉となり、悪影響を及ぼすことがあります。

ここでは猫に毛玉が溜まらないようにする対策をご紹介します。


1.こまめにブラッシングする

毛玉の原因は猫が飲み込んだ体毛です。

そのため毛玉を減らすには、猫が毛を飲み込まないようにするのが一番です。

こまめにブラッシングを行うことで、抜け毛をあらかじめ取り去ることができるので毛玉対策には有効です。

特に季節の変わり目などの毛の生え変わる時期や、長毛種の猫には念入りにブラッシングするようにしましょう。

毛玉は体の中に溜まると消化不良や便秘をおこし、最悪の場合は手術で取り除かなければなりません。

それを防ぐために毎日でもブラッシングはするようにしましょう。

背中よりもお腹側や股の部分などの毛で毛玉ができやすいので、ブラッシングではそこを中心に粗めのブラシでとかしていきます。

季節によっては静電気が起きやすいので、ブラッシングローションを使ったりブラシを少し湿らしたりしてとかしましょう。

猫によってはお腹側のブラッシングを嫌がることもあるので、抱きかかえるなどしてリラックスさせながらブラシをかけましょう。


2.猫草を与える

猫草とは猫が好んで食べる草のことです。

猫草はイネ科の短い草である場合が多く、道端に生えるエノコログサもその一つです。

ただし、自然に生えている草は猫に有毒なものもあるので、よくわからない場合は食べさせない方が良いでしょう。

猫草はペットショップなどでも購入でき、その場合はえん麦が主に使われています。

どうして肉食の猫が草を食べるのかはわかっていませんが、その理由の一つとして毛玉の排出という説があり、有力視されています。

猫草を食べると、その刺激によって胃が嘔吐感を感じて、お腹に溜まった毛玉を吐き出すというものです。

草に含まれる食物繊維によって便秘を予防し、毛玉も便として排出するためとも言われています。

いずれにせよ、猫草は毛玉に対する効果が見込めますので与えてみると良いでしょう。

猫によって、猫草をよく食べることも食べないこともあります。

毛玉排出の効果も必ずあるわけではないので、他の方法も併用すると良いでしょう。

3.毛玉対応フードを与える

毛玉が猫の体の中に溜まりにくくなるというフードが市販されています。

そのようなフードには食物繊維が豊富で便秘などが起こりにくく、毛も便と一緒に出やすくなります。

毛玉を吐き出す回数が多かったり、便秘がちの猫には毛玉対応のフードを与えると良いでしょう。

しかし、毛玉を吐き出すために嘔吐すること自体は、猫にとってはそれほど特殊なことではありません。

あまり吐く回数が多いと胃や食道などが荒れてしまう可能性もありますが、そうでなければそれほど気にする必要はありません。

毛玉対応フードも毛玉の排出がうまくいっていないようなときや、毛の生え変わりで毛玉が溜まりそうなときなどにだけ使えば十分です。

それよりも、例えばシニア向けや結石対策などの、猫の他の状態に合わせたフードを優先した方が良いでしょう。


4.毛玉除去剤を使う

猫の毛玉対策として、毛玉を便として排出されやすくする毛玉除去剤が市販されています。

その種類はスナック上のものやペースト状、ゼリー状のものなど様々です。

成分としては、体に吸収されない油脂や食物繊維などが主です。

これらの効果により便が出やすくなるのです。

こうした成分は体に吸収されないので、時々使うには特に害はありません。

しかし、一種の緩やか下剤のようなものなので多用するのは良くありません。

無理に食べ物の排出を早めていることになり、栄養の吸収などが行われにくくなります。

毛玉の排出がうまくいっていないようなときにだけ使うようにしましょう。

また、効果があまりない場合は獣医師と相談するようにしましょう。

5.便秘対策を行う

毛玉が猫の体にたまると便秘になることがあります。

また、毛を便として排出させるためにも普段から猫のお通じを良くしておく必要があります。

こまめに運動をさせたりマッサージしてリラックスさせ、便秘になりにくくしましょう。

また、便秘になっているかどうかを猫のトイレを観察して気をつけるようにしましょう。

便秘になると便の量が減ったり、固くて小さなものしか出なくなったりします。

便秘に気づいた時は前述の毛玉用フードのように繊維質の多いフードを与えたり、水分を多めに与えたりします。

他の対策としては、便秘の時にオリーブオイルやキャノーラオイルなどの油脂を食事に少し、一日あたりティースプーンに一杯程度混ぜておきます。

バターでも良いですが、その場合は無塩のものを選びましょう。

それでも便秘が改善されない場合は、獣医師と相談するようにしましょう。

毛玉対策をしてあげよう

猫の毛玉対策はまず毛を猫の中に入れないのが一番です。

そのためにはこまめにブラッシングを行うようにしましょう。

毛玉のせいでよく嘔吐する場合や便秘になってる時には、毛玉対応フードなどで毛が排出されやすいようにしましょう。

また普段の生活の中で猫の様子の変化を観察して、毛玉が溜まっていないかどうかを気づいてあげることが重要です。

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