猫のことはかわいがっているしご飯もあげているのに、愛猫が懐いてくれない、ということがありませんか?
その場合、猫が好きなあまり、強引なアプローチをしてしまっているということが考えられます。
そこで今回は猫がなつく方法をご紹介します。
無理して接しようとしない
猫は無理強いが基本的には苦手です。
向こうが来るまで静かに待つという事が大切です。
無理に抱き上げたり、食事をしている時に撫でたり、必要以上に撫でたりするのはあまりオススメ出来ません。
ある程度我慢をしてくれる猫もいますが、我慢の限界はのんきな猫で無い限り直ぐに来ます。
野良猫や街猫であっても、あなたが猫好きの人、必要以上に無理強いをしない人、危害を加えない人だと理解してもらえるまで待つ事ができれば、フレンドリーな猫ならば寄ってきます。
家猫なら、あなたを一緒に生活する居心地の良い人だと理解してもらえるチャンスは沢山あるはずです。
待つ事で、勝手に膝に登り、勝手に寝て行くという面白さを体験することができます。
美味しいご飯をあげる
人間が美味しいご飯に連れていってくれる人を嫌いにはなりにくい様に、猫も美味しいご飯をくれる人になつきやすいです。
餌で釣るのは別に卑怯な事ではありません。
健康を考えつつ、好みの食事について考えてみましょう。
猫を怒鳴らない
猫は怒られる事が苦手です。
また、怒られても嫌な記憶、苦手な記憶しか残りません。
嫌な記憶にするよりも、居心地の良い環境を整えましょう。
もししてほしくないことがある場合、例えばしてほしくない場所で爪研ぎの場合はガードをし、そこに合った爪研ぎを置くなどの対策をするなどで、怒る機会を減らしましょう。
その猫が好きな事を知ろう
どんな猫でも同じ様に好きになるとは限りません。
掃除機の音が嫌いな猫もいれば、掃除機で吸ってもらうのが大好きな猫もいます。
マタタビやキャットニップも良く効く猫とそうでも無い猫がいます。
もしマタタビが好きな猫なら、マタタビの粉末をおもちゃにつけると以前よりも遊んでくれる様になります。
その猫の「好き」や「嫌い」を理解するとどうすれば良いかが分ってくるので親密度が上がるので、よく観察して、猫の好きなことを知りましょう。
ブラッシングをする
どこを撫でたり、ブラッシングすると嬉しいのかを知る事が大切です。
基本的にはブラッシングは猫が自分で毛繕いしにくい頭頂部や耳の裏、背中などの場所をすると猫が喜びます。
ブラッシングは皮膚が敏感だと、手でする場合の方が良い場合もあります。
ブラッシングや撫でに慣れると猫の方から要求する様になり、特に季節の変わり目で毛が生え変わる時は特にしてあげると親密度は上がるはずです。
但し、猫のもういいのサインを見逃すと怒られたり、パンチが飛ぶので、もっとしたくても、程々にしておくのがベストでしょう。
足踏みが出たらOK
スキンシップがとれる様になると、猫特有の嬉しい時にでる足踏みを体験する事になると思います。
これが出たら、猫が懐いたと言うことができます。
しかし、その時にある程度厚手の布の服でないと足踏みでニギニギした時に出る爪が刺さる場合があります。
せっかく仲良くなったのに、「痛い」の声で楽しい時間が終わってしまう事もあります。
膝に乗せて撫でる際には厚手のズボンでない場合は注意が必要です。
爪を切る等も出来ますが、嫌がる場合も多いですし、切る深さ等も注意が必要です。
猫になついてもらおう
猫としての傾向、血統としての傾向はもちろんありますが、同時にその猫の個性を良く見る必要があります。
本やネットに書いてある事はあくまでも参考とし、その猫の個性に目を向けるようにしましょう。
猫はペットではありますが、野生の部分もある生き物です。
そして犬とはまた違う魅力とライフスタイルの生き物です。
そこを理解しないと、お互いに良好な関係は築けません。
猫がなつくように頑張りましょう。