猫を飼いたいと思った時に、今どんな種類の猫が人気なのか気になりますよね。

気品ある猫や、穏やかな猫、それぞれに個性と特徴があります。

可愛い猫となったら性格や飼いやすさも気になりますが、購入するための値段も気になるところです。

今日は数100種類以上になるという猫の中から、人気の猫の種類トップ5をご紹介します。

スコティッシュフォールド

スコットランドで生まれたスコティッシュフォールドですが、垂れ耳なのが特徴です。

スコティッシュフォールドのフォールドというのは折れ曲がったという意味で、まさに垂れた耳を表していますね。

スコティッシュフォールドの垂れ耳は突然変異で生まれているため、1回の出産でも垂れ耳の子猫が生まれてくるのは、3分の1の確率になります。

したがって、耳が垂れていまいスコティッシュフォールドももちろん存在します。

約10万~20万ほどの幅がありますが、垂れ耳の子猫の方が高額になる可能性があります。

性格は非常に甘えん坊で、穏やかな性格をしています。

飼い主には懐きやすく、しつけも楽に出来ます。

動きもおっとりとしているため、複数飼いやお年寄りの方にも人気の種類です。

アメリカンショートヘア

猫の種類の中でも最も有名と言っても過言ではないくらい、よく知られている猫です。

イギリスで生まれた後、アメリカに渡り飼猫として定着し、アメリカでは最も飼育されている猫になります。

性格はとても活発で、かつ好奇心旺盛で、遊ぶことが大好きです。

自由気ままな性格で、人に懐きますが基本的には甘える事は少なく、とても猫らしい性格です。

しかし、しつけもしやすく飼いやすいことから初心者にもオススメの種類になります。

値段は約10万~20万前後になります。

子猫だと高額になる傾向があります。

ラグドール

とてもおとなしい性格で、ふわふわと長い毛に青い目をしているのが特徴です。

毛の色には3種類あり、顔の周りのみ色が変わっているカラーポイント、顔の周りだけでなくお腹にも異なるカラーが入っているのがミテッド、鼻の周りや額は白く耳の辺りまでハの字に異なるカラーが入っているのがバイカラーと言われています。

性格もとても人懐っこく、抱っこされることも嫌がりません。

非常におとなしい性格で人と関わることがとにかく好きな猫で、子どもや赤ちゃんが一緒の生活でも安心です。

体は10kg前後と大柄になりますが、無駄鳴きも少ないため、とても飼いやすい品種になります。

値段は約15万前後となります。

ブリティッシュショートヘア

発祥は2000年前にまで遡り古代ローマ時代からイエネコとして可愛がられていた猫です。

記録が残る中では一番古くからいる猫とされています。

ぽっちゃりとして丸々した顔が特徴で、性格はまさに猫と言わんばかりの自由さを持ち合わせていてマイペースですが、時には甘えん坊な一面も見せてくれるのがたまりません。

他の猫とは少し高めの20万前後になります。

高めにはなりますがそこまで珍しい品種ではなく、ペットショップなどでも良く扱われているのを見ることが出来ます。

ぽっちゃりとした猫の為、食事も高カロリーな物を好みます。

また、同じ食事のままだと飽きてしまい食べなくなってしまいますので、工夫が必要になります。

カロリーなどきちんと健康管理も気をつけなければなりません。

性格はとても猫の性格のお手本のような性格です。

ロシアンブルー

名前の通りロシア原産の猫になります。

グレーのつややかな毛並みと、エメラルドグリーンに瞳が特徴でとても気品ある猫です。

瞳がエメラルドグリーンになってしまったのは、ブリーダーが交配した結果です。

とても警戒心が強く、飼い主以外には懐くことはあまりありません。

しかし、飼い主にはとても従順な性格を見せ、愛情表現はとても豊かになります。

ですが、鳴き声はほとんど発することはなく、ボイスレスキャットと言われています。

それは、警戒心が強いが故で、飼い主など信頼の置ける人物の前しか鳴き声はあげることはありません。

鳴き声は繊細で、か細い鳴き声になります。

値段は10万~20万と幅が広くなってきます。

少し高く感じるかもしれませんが、今はペットショップなどで簡単に入手することが出来ます。

どの猫もそれぞれに特徴がある

上位にいる猫は比較的飼いやすく、人懐っこい性格の猫がランクインしていますね。

やはり飼うとなると、飼育がしやすいか、懐きやすいかということがポイントになってくるようです。

しかし、ロシアンブルーのように、飼い主には愛情表現豊かというのも、特別な感じがして良いですよね。

猫を新しく家族に迎え入れるとなると、そこから20年前後は家族として過ごすこととなります。

これからずっと過ごしていきたいと思える猫に出会い、きちんと責任と愛情を持って飼うようにしましょう。