刺身

猫に刺身は注意が必要。NGな刺身とOKな刺身とは

最終更新日:2016年10月20日

猫はお魚が大好きだというイメージもあってか、実際に猫を飼っていると刺身が食卓に並んだ日は、猫に盗まれないように目を光らせるという家庭も多いのではないでしょうか。

ですが、お刺身を猫に与えるときに注意をしないと猫の健康に被害が出てしまうこともあります。

そこで今回は猫に刺身をあげる際の注意点をご紹介します。


1.イカは与えない

お刺身と言っても、多くの種類があります。

イカは生、すなわち刺身の状態で猫が食べてしまうと、イカに含まれている成分が猫の身体に良くない影響を与えてしまいます。

この成分を猫が摂取してしまうとビタミンBを破壊されてしまうので、猫が「ビタミンB欠乏症」になってしまいます。

このビタミンBというのは猫にとってかなり必要な栄養素の一つで、人間の七倍の量が必要です。

ビタミンBは猫にとって「疲労回復」などの役割を果たしてくれる栄養素なので、これが欠乏してしまうと元気がなくなったり、ケガをするような原因になってしまうこともあります。

なので、お刺身を猫に与える際には必ずイカは避けておくようにしましょう。


2.貝類もNG

アワビを猫が食べると耳が落ちるとよく言われているように、貝類を猫が食べてしまうと「光線過敏症」という病気になってしまいます。

そうなると全身の毛が抜けてしまったり、最悪の場合は耳などが壊死してしまう可能性もあります。

というのは、貝類には貝毒といって毒素が海域などによっては残っていることがあって、それを猫が摂取してしまうことによってこのような病気を発症してしまうのです。

お刺身で貝類が並ぶ際には猫に与えないようにしましょう。

また、貝毒だけでなく、貝の種類によっては前項でご紹介したイカと同じ成分が含まれるものがあり、ビタミンB欠乏症になってしまうこともあるため、できるだけ避けるようにしましょう。

その他、貝類と隣り合っている他の魚でも、貝のエキスがついてしまっていると問題なので、注意しましょう。

3.青魚は少しなら与えてOK

マグロやカツオなど、よく食卓に上がり猫も食べるイメージのある青魚ですが、これらは少量であれば猫が食べてもOKです。

毎日大量に摂取してしまうとイエローファットと呼ばれる病気になってしまいますが、月に1度少量のマグロなどを与える程度なら問題はありません。

ただし、子猫や老猫の場合は消化が悪くなっているので、あまり量を与えすぎないように注意をする必要があります。

もちろん、定期的に与えるのもあまり良くありません。

猫のドライフードと同じくらいにちぎって二切れ程度を与えるようにし、猫が欲しがってもそれ以上与えるのは控えるようにしましょう。

3.調理していない刺身を与える

お刺身の中でも酢で締めてあったり、漬けにして醤油に浸かっているものなどは猫に与えてはいけません。

もちろん、そういった調理済みのお刺身だけでなく、わさびがついていたり、しょうゆなどがついてしまったものも与えてはいけません。

というのも、猫に塩分がついているものを与えてしまうと、腎臓を悪くしてしまう可能性があるからです。

なので、必ず無味の状態のお刺身を与えるようにしましょう。


4.ネギや玉ねぎが添えられているものは与えない

猫にとって、ネギ類の食材は中毒を起こしてしまう食べものだということはご存知だと思います。

お刺身のツマとしてネギ類のものが添えてあるだけでもお刺身にネギのエキスが移ってしまい、それを猫が口にしてしまうと中毒を起こしてしまう危険性があります。

ネギや玉ねぎなどと一緒のお皿に乗っていたり、同じ包丁で切られていたりするだけでも中毒を起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。

特に子猫や老猫の場合は少しの量で中毒を起こして、最悪の場合は死に至ってしまうこともあるので、猫に与えるお刺身にはネギ類を一緒に添えてないものを選ぶようにしましょう。

5.骨を完全に取り除く

お刺身でも骨がついているものがあります。

そういった骨を猫が食べてしまうと、猫の喉に刺さって大けがになってしまうことがあるのです。

もちろん、骨のない刺身を与えるのが一番ですが、骨付きの部分を猫が持ち去ってしまったり、小骨に気が付かずに与えてしまうようなことはないようにしましょう。

基本的には小さく切ったりすり潰したりして与えるようにするのが一番なので、お刺身を与える際には猫が食べやすいサイズに切って与えるようにしましょう。

万が一のことを考えて、指で小骨がないのを確認してから与えることが大切です。

猫に刺身をあげるときは量と種類に注意しよう

猫はお魚が好きというのは日本だけの言い伝えで、本当は与えなくても良いでしょう。

お刺身は特に消化に悪いので、猫に与える時には基本的に少量にし、定期的に与えるのは控えるようにしましょう。

それでも、猫が好きならばたまにご褒美として食べさせてあげましょう。

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