猫のしっぽの動きごとの心理とは。ピンと立てる時と左右に振る時では意味が違う

最終更新日:2016年2月15日

すっぽには猫の気持ちが正直に現れます。

体はじっとしていても、しっぽだけがパタパタと動いている。

そんなとき、猫は何を思っているのでしょうか。

犬ほど感情を表に出さない猫ですが、しっぽだけは素直に感情を表しています。


1.しっぽをピンと立てる時は親愛の気持ち

しっぽをピンと上に立てているとき。

それは、親愛の気持ちを表します。

これは元々子猫の時に母猫にお尻を舐めてもらっていたポーズなのですが、それがいつしか母親のように信頼を感じている相手へポーズとして定着していきました。

また嬉しいときにもこのしぐさをします。

しっぽを垂直に立てながら近づいてきたときには、あなたに甘えたいと感じているか、遊んでほしいなどとにかく構ってほしいという気持ちの表れです。

これでしっぽの先が少し前向きになっている時には、あいさつをしているという意味になります。


2.しっぽを体の下に巻き込む時は警戒

しっぽを足の間に挟んだり、自分の体にぴったりとくっつけるようなしぐさをした時は、警戒したり恐怖を感じている時です。

強い敵に出会ったとき、雷や掃除機など大きな音が鳴り響いているとき、猫はしっぽを体の下に隠します。

これは、自分の体を小さく見せることで敵意がないこと、自分は弱いから襲わないでくれということを相手に伝えているのです。

猫がこんなしぐさをした時は、恐怖を感じている原因となっているものが何なのか探してあげてください。

また、あなたが外から帰ってきたときや突然別の部屋から現れたときにもこんなしぐさをしますが、それは猫がまだ飼い主さんであることを認識できていないだけなので、ゆっくりと優しく声をかけてあげればすぐに気づいてくれます。

3.しっぽの先だけが下を向いている時は威嚇のサイン

しっぽが立っているものの、しっぽの先だけが下を向いている時は、相手を威嚇しているときやケンカを持ち掛けようとしているしぐさになります。

ただし、これは見知らぬ相手にするときのもので、仲良しの猫や慣れた人に対して行うものは、遊びに誘っているサインになります。

もしあなたが飼い猫にこんなしぐさをされた時は、猫じゃらしなどのおもちゃで遊んであげるか、追いかけっこなどをしてみてください。

これがもし野良猫で、初めて会う猫である場合には刺激しないようにそっと傍を離れるのが良いでしょう。


4.左右に振る時はリラックスかイライラ

しっぽを左右に振っているとき、それは動きの速さやふり幅によって意味が変わってきます。

座りながらゆっくりとしっぽを動かしている時、それは比較的機嫌が良くリラックスしている状態です。

何かをじっと見つめていることが多いと思いますが、それはその見つめているものが気になっていて、観察をしているものが行動を移すまで、どうしようかと考えているという気持ちの表れです。

これに対し、リズムを付けて大きくブンブンと振っている時には少し注意が必要です。

犬のように喜んでいるわけではなく、むしろイライラした気持ちの表れです。

自分は強いのだと伝えている意味もありますが、これが抱っこしている時であれば嫌がっているサインなので離してあげてください。

5.しっぽの先を小刻みに動かす時は何かが気になる

しっぽの先をピクピクッと小刻みに動かしている時、それは何か気になるものを見つけたときです。

虫などの獲物を見つけたときなど興奮している気持ちが表れています。

興奮しているのに動きがわずかであるのは、獲物に気づかれて逃げられないようにするためです。

猫じゃらしなどのおもちゃや大好きなおやつをちらつかせてもこのしぐさをしますが、遊んでもらえるかもしれない、おやつをもらえるかもしれないという期待の気持ちも込められているのでしょう。

ピクピクと動かすのではなく、小さく早く動かしている時は不安な気持ちの表れであるため、猫が何を見てそのしぐさをしているのかよく見て判断してみてください。


6.声をかけると数回しっぽを動かす時はだるい

寝ている時やくつろいでいる時に、猫に声をかけると顔を向けなくてもしっぽを数回動かす時があります。

これは、呼ばれたことに気が付いているのですが、動くのが面倒だという気持ちです。

顔を向けてくれたとしても、その表情はとても面倒くさそうで、眠そうな顔をしていることが多いです。

それでも無視することなく、しっぽだけでも応えてくれる猫は健気で可愛らしいですね。

ついつい何度も声を掛けてしまいたくなりますが、のんびりしたい時なのでほどほどにしてあげてください。

7.しっぽの毛を逆立てている時は驚いている

しっぽの毛を逆立ててボワッと太くすることがあります。

これは、驚いている時か威嚇している時です。

体にしっぽを巻き込んで体を小さく見せているしぐさの反対で、自分を大きく強く見せており、勝気な気持ちを表しています。

全身の毛が逆立つこともあり、だいたいこのようなしっぽの時は背中も高く上げていることが多いです。

猫の性格にもよりますが、ビビりな猫はちょっとしたことでこのしぐさをします。

反対にのんびりした性格の猫はあまりこのしぐさをしません。

しっぽで猫の気持ちを知ろう

このように、猫のしっぽの動きにはたくさん意味があります。

しっぽの短い猫やカギしっぽの猫はしっぽの長い猫に比べると動きが少ないですが、よく観察するとやはりいろいろ気持ちが表れていますので、よく見てコミュニケーションを取る参考にしてみてください。

猫も犬と同じくらい感情豊かな生き物です。

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