ニューファンドランドってどんな犬?性格や大きさなどの特徴を知ろう

最終更新日:2016年6月12日

つややかな黒い被毛と、大きな体躯がひと際目を引く大型犬、ニューファンドランド。

今回は、そんな優しい瞳を持つニューファンドランドの魅力的な性格・特徴を紹介します。

1.大型犬らしい穏やかな性格

ニューファンドランドの特徴は、なんといってもその大きな体躯。

がっしりした体格で、オスなら体高71cm、メスでも66cmという大型犬です。

体重はオス60kgから70kg前後、メス45kgから55kg前後になります。

体系的にはやや胴長体型。

筋肉質でどっしりとしています。

体長が体高に対して長めで、安定感を感じさせるスタイルです。

その大きな体躯に驚かれることもありますが、性格はごくごく穏やか。

一般的に大型犬は静かで優しい性格の犬種が多く、ニューファンドランドもいかにも大型犬らしい知性と穏やかさを持っています。


2.ダブルコートで水を好む性格

ぬいぐるみのようなもふもふ感も、ニューファンドランドの魅力のひとつ。

その全身は長く厚めの被毛で覆われており、豊かなダブルコートになっています。

まっすぐで長く硬いトップコート、皮脂を含み水分をよくはじく短いアンダーコートからなる二層構造は、冷たい水の中での活動を可能にしています。

かつて船乗りたちと行動を共にし、海難救助犬として活躍したニューファンドランドらしい特徴ある被毛です。

そしてその被毛にふさわしく、水や泳ぎを好む性格を持っています。

3.家庭的な性格

声を荒げる事はほとんどないと言って良いでしょう。

穏やかで優しいばかりでなく、友好的な性格でもあるので、非常に良い家庭犬となります。

寛容で我慢強く、子供との相性も良好。

また意外に甘えん坊です。

一方で、忠誠心が強く、護衛的性質も持ち、家族を危険から護ろうとする勇敢さも持ち併せた犬種です。


4.しつけがしやすい性格

無駄吠えの少ないニューファンドランド。

コミュニケーション能力に優れ、知能・学習能力とも高いため、とてもしつけのしやすい犬種であると言えるでしょう。

その知能の高さは、全犬種を能力別に分類したランキングによると「Above Average Working Dogs」グループ。

これは警察犬にも採用されているエアデールテリアと同じグループです。

ただし、知能が高いために、子犬の頃はイタズラ好きな一面も持ち合わせています。

5.ワーキングドッグとしての性格

ニューファンドランドはワーキングドッグに分類される犬種です。

ワーキングドッグ、つまり使役犬とはハンティングドッグ(狩猟犬)以外の働く犬のことを指し、警備犬、護衛犬、救助犬などがいます。

ワーキングドッグ達は高い知能、訓練性能、勇敢さ、忠実さ、丈夫さを持ち合わせています。

現在では家庭犬となることも多いニューファンドランドですが、海難救助犬としてタンカーで飼育されることもあり、ワーキングドッグとしての性格を生かした活躍を見せています。


6.毛色と性質

ニューファンドランドと言えば、真っ黒な大型犬を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。

実際には、ブラックの他に、ホワイト&ブラック、ブラウンの三種の毛色が認められています。

ブラックは伝統的な毛色とされ、できるだけ均一な色が好まれます。

ブラウンは、チョコレートからブロンズまで色の幅があります。

また、ブラックやブラウンのような全身一色のコートにおいての胸部、指趾、尾先上の白い斑は認められているものです。

ホワイト&ブラックはランドシーアとも呼ばれ、その呼び名は宮廷画家のエドウィン・ランドシーアに由来しています。

エドウィン・ランドシーアがホワイト&ブラックのニューファンドランドを好んで描いていたことから、この呼び名となりました。

毛色によって性質が異なると考えるブリーダーもいて、その場合、ホワイト&ブラックはブラックより多くの運動が必要だとされています。

7.ケア

豊かなダブルコートがニューファンドランドの魅力。

こまめにブラッシングし、シャンプーは定期的に。

涎が多いので、顔・首回りの被毛はまめに拭いてあげましょう。

垂れ耳の犬の常ですが、耳の中の湿度が高く菌が発生しやすいので、外耳炎などのトラブルを起こさないように、耳掃除もお忘れ無く。

この時に、パウダーなどで耳をドライに保ってあげる工夫をすると良いでしょう。

また、ニューファンドランドの特徴として、足の指の間に水掻きがあります。

これは海で泳ぐことを必要としていた頃の名残ですが、この水掻きに汚れ・ごみが溜まることもあるので、外から帰ったら足をチェックし、拭いてあげます。


8.歴史

実はニューファンドランドの正確な起源というのはわかっていません。

その起源には諸説あり、バイキングがヨーロッパから持ち込んだグレートピレニーズとカナダ土着の交配種とであるとか、マスティフ系が起源であるとか、レトリーバーやハスキー犬との関係もあると言われています。

いずれにせよ、カナダのニューファンドランドで発展した犬種で、ブラックまたはホワイト&ブラックの毛色でした。

力があり、寒さに強く、泳ぎが得意なことから、作業犬として漁師や船乗りに好まれ、海難救助犬としても活躍しました。

ちなみに、かのナポレオンが溺れた際に命を救った犬がニューファンドランドだと言われています。

世界中で愛されているニューファンドランド

世界中でもっとも人気のある家庭犬と言われているニューファンドランド。

小型犬人気の高い日本でも、2015年のジャパンケネルクラブの登録数は128頭、134犬種中58位となっています。

家庭犬としても使役犬としても優秀で、非常に魅力的な性格ゆえの人気と言えそうです。

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