ペットシッター依頼時によくあるトラブル5つ

昨今のペットブームで最近流行っているのがペットシッターです。

預けに行くペットホテルとは違っていつも住んでいる自宅で過ごしながら、餌や散歩の世話をしてもらえる、ペットの環境を第一に考えたサービスです。

しかし、留守中に自宅に来てもらうということで、不安やトラブルもあります。

そこでよくあるペットシッターにまつわるトラブルをご紹介します。

家の物を勝手に使われてしまう

悪徳業者の場合、これは誰も見ていないのでやりたい放題といったところかもしれません。

水道や電気は使い放題という点を利用して、ペットシッター業務に関係ない部分に使用していることがあるようです。

一通り依頼されたことが終わったらテレビを見ていることや、お散歩で汚れたからと言ってシャワーを借りたことなど見ていないことを逆手にとった行為です。

ただ、家の人が異変に気づかなければなかったことになるので、発見するのはなかなか難しいかもしれませんが、一番よくあるトラブルです。

そのため会社によっては、シッターの作業を一部始終ビデオカメラに撮影して、お客さんに見せるところもあるようです。

信用問題になってくるので、そうした工夫は非常に大切になってきます。

悪質な窃盗にあってしまう

これは他人の家の物を持って帰ってしまうという立派な犯罪です。

アクセサリーやブランド品など、たくさん持っているような家庭から少しだけ盗んでいってそれを売りに出してもうけたり、まさに警察沙汰の内容です。

ペットシッターを頼めるような家庭は、基本的には裕福でお金持ちであるという印象を受けやすいのでしょう。

また、ペットシッターの場合は自宅を確認することができるので、住んでいる場所やマンションでどのくらいの稼ぎがある家なのか、すぐに判断できるくらいの知識は持っているはずです。

会社として優良でも、個人個人で魔がさすようなことがあれば比較的起こりやすいトラブルです。

ペットにケガをさせてしまう

これは故意か事故かで異なりますが、証明する方法がないのがペットシッターです。

悪徳な業者だと、ペットが言うことを聞かなかったり粗相をしたりすると、叩いたり怒鳴ったりするようなこともあるようです。

事故の場合は、何かを落としてしまったらその下にペットがいた、足を踏んでしまった、ドアを開けた瞬間に飛び出して行ってしまって外でけがをしてしまったなど、色々なケースがあります。

生き物を扱う以上、すべてが起こり得ることで、預ける方も考慮すべき点ではあります。

しかし、預かる側としては最善を尽くし、最大限の注意を払ってペットと接するようにしましょう。

家からの飛び出しなどは、もし車にひかれて亡くなるようなことになってしまったら取り返しがつきません。

何をしても二度と同じ子は戻ってきません。

預ける方はこうしたトラブルも想定して、きちんと話し合っておくようにしましょう。

散歩中にトラブルを起こしてしまう

これもよくある話で、散歩中に犬に引っ張られてシッターが自転車にぶつかってしまい、その倒れた自転車が他の人や車にあたってしまったり、犬が飛び出して車と接触してしまったうなど、散歩がある犬に多いトラブルでもあります。

散歩は屋外にでるので、一気にトラブルの可能性も高まります。

しかし、犬は散歩が必要な動物なので、飼い主さんはトラブルがなるべく回避できるような散歩コースを見つけておきましょう。

そして散歩に慣れているシッターさんに来てもらい、できれば事前に一度一緒にお散歩しておくことをオススメします。

それから、他の犬とのトラブルも比較的多いです。

飼い主以外の人との散歩は犬にとっても不安がいっぱいで、気が立っています。

攻撃的な犬に出会ってしまうと、普段は戦わない犬でも戦ってしまうかもしれません。

そうするとケガをしてしまう、させてしまうということになりかねません。

散歩については、そういった環境も含めて丁寧に確認をとってくれる信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

きちんと保険に入っている業者か確認しましょう

いろいろなトラブルが起こったとしても、業者が保険に加入していれば早く解決します。

事故によるケガだとしても、過失はペットシッターにもある以上保証が必要です。

保証があれば、すぐに治療に必要な費用も用意できます。

預ける側は事前にきちんとリサーチしておくことが大切です。

で評判のいい会社か悪い会社かをきちんと調べておきましょう。

事前に何も調べず依頼をするとトラブルになりかねません。

大切なペットを預けるのですから、きちんと調べてあげましょう。

ペットシッターは事前の調査が大切

以上のようにペットシッターを頼んだ際にはトラブルが起きることもたくさんあります。

それはペット業界の急激な発達も関係して、まだまだ個人でサービスができる段階であるからということもあります。

それゆえ、ペットシッターという仕事の性質につけこんで悪事を考える人もいます。

もちろんそうでない素晴らしいペットシッターもたくさんいます。

素晴らしいペットシッターのいる会社を見つけましょう。