リクガメの飼育に必要なものとかかる費用

最終更新日:2016年4月7日

リクガメは温帯・熱帯に棲んでいる動物ため、日本で飼うには温度湿度の管理をしなくてはいけません。

なのでケージなどの設備費以外に、光熱費やエサ代、床材代など考えなければいけません。

そこで今回は、リクガメの飼育にかかる費用をご紹介します。

1.リクガメのケージの選び方

リクガメを入れるには「爬虫類用ケージ」がオススメです。

水槽とは違い、蒸れにくくするための工夫など環境が整えやすいです。

リクガメは活発に動く動物なので、できるだけケージは大きい方が良いです。

90cm四方位の大きさは欲しいのですが、最低90cm×45cmの物が必要になります。

ただし、体の大きさが15cmを超えるようなら、さら大きいケージに変えた方が良いでしょう。

価格は90cm×45cmの大きさの物で20,000円前後です、120cm×45cmの物で25,000円前後から売っています。


2.リクガメ向きの床材

床材は一種類で使うものや二種類をブレンドして使うものがあります。

一種類で使う物は「爬虫類用土」があります、種類も色々あるので個体にあった物を使いましょう。

600円前後から売っています。

二種類をブレンドして使う物は上下に分けて使います。

下に敷く床材は、園芸などに使う「赤玉土」が一般的です。

保水性・通気性が良い土で、リクガメの床材によく使われています。

しかし、粒が砕けて埃っぽくなるのが欠点です。

2L入で500円前後から売っています。

埃っぽくなるのを抑える為に、別の種類の床材を上に敷きます。

「腐葉土」、「水ごけ」、「ヤシガラ」など色々な種類の床材があるので、リクガメの生活環境によって使い分けましょう。

ヤシガラは10L入で800円前後で売っています。

床材は定期的に替えないと、虫など湧いてくるので1~2か月に一回は入れ替えましょう。

3.リクガメに適した保温設備

リクガメは温帯・熱帯に棲んでいるので、「保温球」や「フィルムヒーター」などを使って温度を調整します。

フィルムヒーターはケージの下や床に敷き保温するための物です。

3,500円前後から売っています。

保温球は夜間など気温が低い時に使います。

保温球はクリップスタンドがないと使えません。

価格は保温球が1,000円前後から、クリップスタンドは2,000円前後から売っています。

保温球は1日10時間点灯すると、3~5か月で交換することになります。


4.バスキングライト・紫外線ライト

リクガメは日光を浴びないと体調を崩して、病気にかかりやすくなります。

それを防ぐために、「バスキングライト」と「紫外線ライト」を使います。

バスキングライトは、カメが日光浴するためのホットスポットを作ります。

1,000円前後から売っていますが、これもクリップスタンドが必要になります。

カメは日光に含まれる紫外線を浴びることで、食欲増進やビタミンDの生成、カルシウム吸収が促進し、甲羅や骨の成長を助けます。

屋内飼いのカメにとっては紫外線ライトは非常に重要になります。

紫外線ライトには、「2.0」「5.0」「10.0」3つの種類があります。数字が大きいほど紫外線が強くなります。

リクガメの種類にあったものを選んでください。

価格は2,000円前後から売っています、これもクリップスタンドが必要になります。

紫外線ライトは1日10時間点灯すると、一年未満で交換することになります。

5.サーモスタット・室温計

サーモスタットには熱センサーがあり、保温球やバスキングライトに繋ぐと温度を感知して、自動的に電源のオン・オフを切り替えてくれます。

価格は4,000円前後から売っています。

温度湿度計も必ずつけましょう。

ホットスポットに近い場所と、ホットスポットから離れた場所に1つずつ付けます。

価格は1,000円前後から売っています。


6.リクガメの飼育にかかる光熱費

条件によって光熱費が変わってくるので、例として書きます。

バスキングライト:75w×10時間×31日÷1,000(kwに換算)×20(平均電力料金)=465円

紫外線ライト:13w×10時間×31日÷1,000(kwに換算)×20(平均電力料金)=80.6円

フィルムヒーター:7w×10時間×31日÷1,000(kwに換算)×20(平均電力料金)=43.4円
保温球:50w×10時間×31日÷1000(kwに換算)×20(平均電力料金)=310円

全部を合計すると月額899円になります。

あくまで例ですが、参考にしてください。

7.リクガメに適したエサ

野草(タンポポ、オオバコなど)や青菜類(小松菜、キャベツなど)をメインに、他の野菜(ニンジン、カボチャなど)と組み合わせて与えてください。

リクガメは特にカルシウムを摂取しなければいけません。

甲羅や骨はカルシウムから作られるので重要な栄養素です。

その時にオススメなのが、カルシウムがたくさん含まれている小松菜です。

ただ、同じ野菜をばかり与えると栄養バランスが偏りがちになるので、毎日与える野菜を変えるのが良いでしょう。

雑食性のあるカメには一週間に1~2回、果物(リンゴ、イチゴ、バナナなど)や肉類(鶏肉、リクガメ用配合飼料)を組み合わせて与えるようにしましょう。

ただし、果物や肉類は食事全体の5%以下の量に抑えてください。

エサ代は、野菜の時期によって値段が上下するので明確なことは言えませんが、野菜だけを与えるとやはりお金がかかります。

なので、タンポポやオオバコなどの野草が取れる時期に摘んでおくと、出費が抑えられます。


8.シェルターを設置する

カメもストレスが貯まると弱ったり、病気にかかります。

それらを防ぐために、必ずシェルターは設置しましょう。

シェルターがあればカメが隠れる場所ができて安心します、寝る時はほとんどシェルターの中で寝るようになります。

大きさはカメの2~3倍の大きさが理想的です。

500円前後から売っています。

アクセサリーとして流木や石を飾っても良いですが、ケージ内が狭くならない範囲にしましょう。

リクガメを飼うのにかかる費用を知っておこう

リクカメを飼うためには、初期投資や、光熱費・エサ代など、中々お金がかさみます。

ただ、工夫次第もう少しコストを下げることができます。

例えば、ケージの代わり衣装ケース改造して使えば、10,000円近くコストを抑えることができます。

ただ、リクガメは繊細な動物なので、できるだけ良い環境を作ってあげましょう。

カメは飼育方法も確立されてきているので、大切に育てれば20年30年と人生を共にする家族になります。

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