近年、大人気のペット「うさぎ」。

ペットショップで愛くるしい姿を見て、「このうさぎと一緒に暮らせれば、どんなに毎日が楽しいか…」と思いつつ、家族に反対され、その願いがかなえられないあなたへ。

うさぎを飼うのに反対する家族を説得する方法をご紹介します。

1.なぜうさぎを飼うのに反対するのか聞く

あなたがうさぎを飼うことに、家族が反対するのは何か理由があるからです。

「ダメなものはダメー」とやみくもに反対してくるように見える家族も、心の奥底には、反対する理由や原因が必ずあります。

「飼いたい」「ダメなものはダメー」という不毛な言い争いを続けるのではなく、「どうして飼ってはいけないの?」と必ず理由を問いかけるようにしましょう。

敵を説得するためには、まず相手を知ることです。

最初は本音が聞けないかもしれません。

しかし、反対する家族の様子をよく観察しつつ、相手の機嫌が良いときなど、タイミングを見計らって反対する理由を聞いてみてください。

反対する理由が分かれば、作戦を立てやすくなり、相手を説得できる可能性が格段に高くなります。

2.最後まで責任を持ってうさぎを飼うことをアピールする

もし、あなたが飽きっぽい性格である場合、家族は「飽きずに最後までうさぎを世話できるのか」を心配しているのかもしれません。

もしくは、過去に「ペットショップで見た猫に一目ぼれ。ねだって買ってもらったが、すぐ飽きてお母さんにすべて世話を押し付けてしまった」などという前科があったら大変です。

すぐ飽きてしまって習い事が続かない、などであれば、あなたが辞めれば済みます。

しかし、生き物はそういうわけにはいきません。

もし、あなたがうさぎに飽きてしまい、世話をしなくなってしまったら、あなた以外の家族の誰かが世話をすることになります。

家族は自分にうさぎの世話という新たなタスクが降りかかってくることを恐れています。

そんな場合は、家族にあなたの責任感をアピールする必要があります。

ですが、ただ口だけで「最後まで責任もって飼うから」と言うだけではだめです。

庭の花に毎日水やりをするなど、あなたが生き物に対して責任を持ち継続して世話をしている姿を、家族に見せ続ける必要があります。

相手が契約を重んじる場合、「うさぎの世話を最後までする」と誓った「誓約書」を作成するのも効果的かもしれません。

3.うさぎの生態を説明する

「うさぎはキャンキャン鳴いて、うるさそうだから嫌だ」「うさぎは臭うから飼いたくない」

などという理由で家族が反対している場合、うさぎについての正しい知識を家族に説明する必要があります。

まず、うさぎは鳴きません。

時々うしろ足で、ダンっと床を蹴るくらいで、あとはとても静かです。

また、ケージの中をこまめに掃除をすれば、においも気にならないはじです。

家族のうさぎに対する誤解を解くことで、許可が出る可能性は大いに高まります。

また反対しているのが、おじいちゃんやおばあちゃんの場合、うさぎを室内で飼うこと自体が、信じがたいと思っていることもあります。

そういう場合は、うさぎは、室内で十分に飼い得る生き物であることをよく説明してみてください。

4.うさぎを飼いたい熱意をアピールする

もしかしたら、反対する家族はあなたが軽い気持ちでうさぎを飼いたい、と言っているととらえているのかもしれません。

そのような場合、あなたの思いは本気であることを伝える必要があります。

伝える方法としては、理詰めで伝える方法と感情に訴えかける方法があると思います。

どちらの方法を選ぶかは、反対している家族の性格に合わせるのが良いでしょう。

理屈っぽく論理的にものごとを考える相手の場合は理詰めで、感性で動く相手の場合は、感情に訴えかける方法をオススメします。

冷静に理詰めで訴える場合、レポート形式にうさぎを飼いたい理由をまとめ、相手に伝えるのも効果的です。

例えば「うさぎを飼いたい理由、その1、その2・・・」などと書いておけば、相手に自分の飼いたい理由を、あわてることなく明確に伝えることができます。

感情に訴える場合、泣きながら、「うさぎをどうしても飼いたい」と連呼する方法があります。

頑固な相手の場合、数時間にわたることも覚悟しましょう。

数日に分けて1日数十分間訴えるという手もあります。

非常にエネルギーを使いますが、あなたの熱意は伝わるでしょう。

うさぎを飼うのに反対する家族を説得しよう

うさぎを飼うことに反対している家族を説得するのは、とても大変なことです。

頭を使い、知恵を使い、時に体力を使うかもしれません。

しかし、もし反対していた家族がうさぎを飼うことを許可してくれたら・・・あなたは、あのかわいいうさぎとの楽しい生活が待っています。

うさぎと共に暮らす日が絶対訪れることを信じて、頑張ってください。