うさぎのしつけ方4つのコツ。うさぎを上手にしつけよう

うさぎは頭が良く、犬のように「待て」や「お回り」なんてこともできます。

声のトーンで怒ってると気づくと、どこかに逃げてしまったりもします。

うさぎであっても、人間と心を通わせることが出来るのです。

そこで、うさぎのしつけ方についてご紹介します。

まずはうさぎへの愛情表現

相手を警戒している人の言う事って、人間でも嫌ですよね。

それはうさぎも同じです。

緊張している相手に出会ったときは、うさぎは身をかがめて小さくなって丸まってしまいます。

また、怖いときは耳を体にくっつけて体を低くして「参りました」というアピールをします。

こんなとき、うさぎはこちらの話を聞こうとはまったくしません。

そういった感じで、うさぎのとても感情豊かで、人の話や顔色、空気、声のトーンなどをしっかり受け取ることができる動物です。

まずは、しつけに入る前に、しっかりとうさぎと心を通わせている状態でないと言ってることが伝わりません。

毎日、うさぎの名前、自分に近づいてきたら無条件で頭や体を優しく撫でてあげる。
顔を見てお話してあげる。
たまには体を寄せ合ってあげるなどをすることによって、うさぎの心が開かれていきます。

特にうさぎは群れでいることが多い動物なので、くっついてあげることはうさぎにとってなによりの安心を感じます。

うさぎにお手本を見せてから、ご褒美

犬と同じように、芸なども覚えてくれるうさぎ。

しかし、うさぎは目がクリクリとして大きくても実際にはあまり目がよくないので、見えていないこともあります。

人間が立って言葉で説明しても、うさぎにはまったくわかりません。

うさぎと近い姿勢になり、かがんで、うさぎにして欲しいしつけの姿勢をとり、そこで言葉をかけます。

例えば、トイレのトレーニングなら、トイレのトレイにオシッコの臭いをつけて臭いを嗅がせて、「おしっこはここよ」と話しかけ、そこに座らせます。

また臭いをかがせて同じ動作を繰り返します。

何度か、トレーニングをして、成功したときは頭をオーバーリアクションのように撫でて大好きだよと伝えます。

そして大好物のおやつをあげます。

こういった訓練を何度も何度も教えていくと、うさぎの自然におしっこの場所を覚えていきます。

言葉で説明するだけでは、うさぎはまったくわからないという事をしっかり頭の隅においておきましょう。

また、暴力で教えることは避ける必要があります。

うさぎも恐怖はしっかり覚えてしまいますので、余計にしつけが困難になります。

毎日しつけを訓練する

その日によって、訓練を止めてしまう人もいますが、うさぎは忘れっぽいところがあります。

覚えるまで毎日訓練しないと、一日忘れてしまっただけでうさぎにとっては、なんのことかすっかり忘れてしまうようです。

絶対に覚えてもらいたいトイレトレーニングだけは、毎日欠かさずトレーニングしましょう。

また、意味もなくオヤツをあげてしまうのは要注意です。

毎日おしっこの臭いと場所を嗅がすことをしないで、めんどくさくなってオヤツをあげてしまうと、うさぎは何でオヤツをもらったのかまったく分からなくなってしまいます。

トレーニングは毎日同じようにし続けることがとても大切です。

根気が要りますが、覚えてくれると、ちゃんと決まった場所にオシッコしてくれるので頑張りましょう。

ちなみに、トイレトレーニングを教えずにうさぎを飼うと、色々なところにオシッコを飛ばして強烈な臭いを放ってしまいます。

やはり大変でも、トイレトレーニングだけは頑張ることをオススメします。

必ずうさぎの名前を呼ぶ

トレーニングをしたいのに、まったく乗り気でないうさぎもいると思います。

そんな時は、そのうさぎの名前を毎日呼びましょう。

うさぎは毎日名前を呼ぶことで、自分の名前をしっかりと覚えてくれます。

名前を覚えてくれると、なにかうさぎに言いたいときに、名前を呼ぶと振り向いて自分の下に走ってくるようになります。

その時は自分の顔をしっかり見ていることが多いです。

名前を覚えていないと、うさぎは自分のこととは分からずにまったく聞いていません。

自分と分からないので、話しかけても反応がまったくなかったりします。

しつけをしたいときは、まず毎日名前を呼んで、自分のことだと覚えさせてからしつけの内容に入ると、しっかりと話を聞いています。

そして、しつけをした後もしっかりと名前を呼んであげてから頭を撫でてあげると、うさぎもとても喜びます。

普段から名前を呼んで、反応するようにしておくと、しつけの時間がグッと減り、覚えも早くなります。

うさぎのしつけは毎日することが大切

うさぎにしつけができないと思っているイメージが多いかと思いますが、犬ほどは覚えられませんが、簡単なことや日常の生活のしつけなどは結構覚えてくれます。

玄関をあけて名前を呼ぶと、走ってお出迎えなんてこともうさぎもできるのです。

基本は心を通わせて、名前を毎日呼んであげることで言葉の意味もなんとなく覚えてくれるようです。