好きなペットの質問などで「犬派」や「猫派」で性格や心理を分析したりします。
しかしペットは犬と猫だけではありません。
爬虫類は小動物など様々なペットの飼い主は少なくありません。
それぞれのペットを選ぶ飼い主の性格や心理もまた様々なはずです。
ペットの中で犬や猫は代表各ですがうさぎもペットとして飼っている方はかなり大勢いるのではないでしょうか。
今回は、うさぎをペットとして選んだ飼い主の性格や心理をご紹介します。
いつも癒されたい人
うさぎは比較的世話のかからない動物です。
毎日のえさやりや糞の始末さえちゃんとしていれば基本的には過剰に戯れたり散歩をさせたりする必要もないです。
遊びといっても室内で走らせたりたくさん撫でてあげるくらいです。
しかしうさぎは同じ小動物であるハムスターなどと比べると体も大きいので撫でてあげるだけで犬や猫と同じような哺乳類独特の温もりを十分に感じられます。
背中や頭を撫でてあげる何とも言えないような気持ちよさそうな表情をして受け入れてくれます。
あとは何といっても愛くるしい表情はペットの中でも別格です。
犬や猫もとても可愛いのですが一瞬の感情表現が野性の獰猛さを感じることがあります。
その点うさぎには獰猛さを感じるポイントはほぼありません。
いつ見ても基本的には可愛い表情をしています。
社会生活で疲れていつも癒しを求めている人にとっては十分にその気持ちを満たしてくれるペットでしょう。
精神的にできるだけ自由でいたい人
ペットの中でもうさぎは飼い主にあまり手間をかけませんしあまり困らせたりもしません。
犬ならば定期的に散歩に連れ出してあげなければなりませんのでその分の時間は必ず確保しなければなりません。
また感情表現で吠えたりもしますし糞の始末などはけっこう大変です。
猫は基本的には家の中で放し飼いなので、飼い主が寝静まった真夜中に大運動会を始めるということはよくあることです。
犬よりは小さいですが鳴き声をあげることもあります。
その点うさぎに関しては犬や猫のように鳴いたりはしませんし、日中自由に部屋の中で遊ばせて夜は基本ゲージに入れておけば静かにしていてくれます。
さらに糞の始末も簡単で時間もかかりません。
飼い主にとってみたら一日の中で精神的に拘束されている時間はそんなに長くはないはずです。
世話のかかるペットに時間的に拘束されて愛情を注ぐことも飼い主さんにとって幸せなことですが、裏を返せばその分悩みが多くなったり疲れたりもします。
ペットといつも一緒にいたいけれどできるだけ精神的にはいつも自由でいたい、ペットに振り回されたくない、そんな性格や心理の人もうさぎの飼い主には多いはずです。
過剰な愛情を求めない人
うさぎは非常に繊細で頭の良い動物です。
犬や猫ほどではないですがちゃんと飼い主と別の人を見分けたりできます。
しかしうさぎのほうから過剰に飼い主のほうに接してきたり愛情を求めてきたりということはほぼありません。
ペットとしては少し物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、逆にあまりペットからしつこくされたり、執拗に舐められるなどの愛情表現を求めない人もいるはずです。
その点うさぎは犬や猫のように飼い主をペロペロなめるようなことはほとんどしませんし自分の感情を爆発させて遊んで欲しいというようなことを求めてくることもほとんどありません。
飼い主が自分のほうから頭や背中を撫でたりして一方的に愛情をあげることだけで満足で、相手から何か反応や特別な愛情表現をしてほしいという欲求があまり無いという心理が感じ取れます。
一途な性格の人
うさぎはとても一途な動物です。
基本的にはじっと目を丸くして鳴き声も発しません。
走るときもいちもくさんに真っ直ぐに前に向かって全力で走ります。
気分の乗らない時に抱っこをされたりすると凄く怒ったりもします。
背中を撫でられると凄く喜んで受け入れてくれます。
しかし犬や猫のように飼い主の顔色を伺ったりできないですし状況の変化に柔軟に対応することはできないですがそこがまた一途でかわいいポイントでもあります。
飼い主になる方もそんな一途なうさぎと同じような性格を持ち合わせている方がうさぎの性格を理解して引きつけられて飼い主になるのではないのでしょうか。
どんな気持ちでうさぎを飼っているのか知ろう
ペットは人間にとって愛情を分かち合ったり孤独を解消してくれたりするとても重要なパートナーです。
飼う側の人間にもたくさんの性格や思考の持ち主がいらっしゃり、また飼われる側のペットにも様々な性質や性格の動物がいます。
言葉は通じなくてもお互いの性格がお互い見えない力で引きつけ合って飼い主とペットという関係が自然と形成されるといても言い過ぎではないのではないでしょうか。
自分の性格や心理を分析して相性のよいペットと末永く共に暮らしたいですね。