「うさぎは寂しいと死んでしまう」は本当か

うさぎは寂しいと死んでしまうは本当?うさぎが寂しがらないようにしよう

最終更新日:2016年1月2日

うさぎは二つの属に分類され、群れで暮らすアナウサギ属と一匹で暮らすノウサギ属に分類されます。

一般的にペットショップ等で売られているうさぎは群れで暮らすアナウサギを品種改良したものが多いので、「うさぎは寂しいと死んでしまう」という話が出てきたと考えられます。

そこで今回は「うさぎは寂しいと死んでしまう」と言われてしまう主な理由についてご紹介します。


1.寂しくて死ぬ場合もある

冒頭でも述べたようにカイウサギはほとんどが元々、群れで生活する生き物です。

長時間ひとりにしてしまっているとそれだけでストレスを感じてしまいます。

ストレスを感じると食欲がなくなってしまいます。

ごはんを食べないと体の調子が上がらないのは人間も動物も同じです。

体調がすぐれなければ病気になりやすくなってしまいます。

一度、病気になってしまうと、さらにごはんを食べられなくなり栄養が補給できなくなって病気を治すための体力がなくなってしまいます。

小動物は体力が限られていますので2、3日ごはんを食べないだけで簡単に体調を崩し、病気になって死んでしまいます。

そうならないためにも、食欲の変化にはすぐに気がついてあげたいものです。


2.ちゃんと世話をしていない

うさぎはとても繊細な動物です。

トイレの掃除やエサやり、水の交換に爪切り、ブラッシング等こまめにチェックしてお世話をすることがたくさんあります。

汚いトイレではうんちやおしっこはしたくないし、爪が伸びすぎていては自分を傷つけたりしてしまうのは人間と同じです。

また、本来うさぎは野山を駆けまわる動物ですので、定期的にケージから出して飛んだり跳ねたり運動をさせ、太陽の光を浴びさしてあげましょう。

ずっとせまいところにとじこめていては気が滅入っていしまいます。

ただ、毎日ごはんと水をあげているだけでは、とてもお世話とは呼べません。

ちゃんとお世話をしてあげないと彼らも寂しがってしまうのではないでしょうか。

3.構ってあげていないので病気に気が付かない

これは一番良く言われている話です。

動物というものは基本的に病気やけがといった弱みを隠します。

これは弱っていることがバレてしまえば天敵に狙われてしまうからです。

ですので、飼い主さんはちゃんとうさぎを構ってあげて、その様子をしっかりと観察しましょう。

毎日、観察していれば健康で元気な時のうさぎの様子がわかってきます。

写真を撮ったり観察記録をつけるのもいいでしょう。

そうすれば、調子が悪い時は、いつもより動きがゆっくりであるとか目の輝きが鈍いであるとか、そういったサインも見つけることができるようになります。

ただし、あまり構い過ぎるとストレスになってしまいますので程々にしましょう。


4.うさぎはストレスで自分を傷つけてしまう

先ほどの話ともつながってきますが、動物は強いストレスを受けると色々な異常行動を示すことがあります。

代表的なものは延々と同じ行為を繰り返す「常同行動」、動物園で同じ場所をグルグルと回っている動物を見たことは誰でも一度はあると思います。

そして自分自身を傷つけてしまう「自傷行動」等があります。

この「自傷行動」で自分の毛をむしりとってしまったり、体の一箇所を延々と舐め続けて皮膚病を発症してしまったりすることがあります。

また、うさぎに限らずほとんどの動物はストレスを感じると血中の白血球量が少なくなり、免疫力が低下し病気に対する抵抗力がなくなり病気にかかりやすくなってしまいます。

こういったことから体調を崩してしまい最終的に死んでしまうということもあるようです。

5.一匹だとグルーミングができない

うさぎは群れで生活している場合はお互いにグルーミング(毛づくろい)をすることで、病気を防いでいると言われています。

一匹で飼育している場合はそのグルーミングができないので、多頭飼いの場合より病気になる確率が高いと言えます。

これを防ぐためには定期的にブラッシングをしてあげる、多頭飼いにしてあげるという方法があります。

ただし、急に2羽のうさぎを一緒のケージで飼っても、すぐに仲良くできない場合がありますので、少しずつ馴らしてあげましょう。

雄同士よりは雌同士の方が仲良くなりやすいという話もありますが、雄同士では仲良くなれないということはありませんので、気長に行いましょう。

もし、いつまでたっても馴れないようでしたら最寄りの獣医さんか購入したペットショップにご相談を。

寂しくて死んでしまわないように構ってあげよう

うさぎは小さくておとなしいのでとても飼育しやすい動物です。

散歩も必要ありません。

ただし、小さくておとなしいということは、とても繊細で弱い動物であるということです。

うさぎの寿命は8~12年と言われていますので、あなたが自分の家族のように愛情を持ってお世話をすれば、実はとても賢いうさぎは、末永くその愛情に答えてくれることでしょう。

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