ケアンテリア

【ケアンテリア】性格・寿命・価格を知ろう

最終更新日:2016年11月19日

映画「オズの魔法使い」に愛犬トト役として登場したケアンテリア。

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、その歴史は古く、テリア種の中でも最も古い犬種の一つとされています。

非常にテリアらしい性格で活動的なケアンテリアの魅力をご紹介します。

1.ケアンテリアの特徴

スコットランドのウエストハイランド地方にあるスカイ島が原産です。

ケアン(cairn)は積石という意味で、積石の隙間や穴に隠れている小さな動物を捕まえるために使役されました。

ヨークシャーテリアやボストンテリアなどテリアには地名が入ることが多い中、ケアンテリアはそれに該当せず珍しい犬種名とも言えます。

体高は23~33cm以下、体重は6~8kg前後が一般的です。

体長より体高が少し長いほぼスクエアな体形で、がっしりと筋肉質な体つきが特徴です。

被毛はダブルコートで、柔らかく密生したアンダーコートと固くラフなトップコートをもち、カラーはクリーム、ウィートン、レッド、サンド、グレー、ブリンドルなど様々な毛色が存在します。

しかしホワイトの毛色を持つ個体は、「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」という別犬種として登録されています。


2.ケアンテリアの性格

ケアンテリアほどテリアらしい性格をした犬種も少ないかもしれません。

知的で明るく活発、頑固で行動範囲が広く、小さな体に反して運動は多くの量が必要です。

もとが、ネズミなどの小動物を捕まえる猟犬だったことにより狩猟本能は強く、お散歩中に猫などの小さくて動くものを見つけると突発的に駆け出すことがあります。

事故などの無いよう、リードは離さず注意深く見守りましょう。

テリアの頑固さはしつけが難しいと思われがちですが、この犬種の知能は高く学習能力も十分ありますのでしつけ自体はそれほど難しいものでもありません。

しかし中には無駄吠えや吠え癖を持っている個体もいますので、子犬のうちからしっかりとしたしつけは必要です。

3.ケアンテリアへのプラッキング

被毛は柔らかいアンダーコートと固いトップコードを持ち、トップコードは粗く雨風に強い性質を持っています。

ケアンテリアの身体は非常に丈夫にできていますが、唯一のネックは皮膚が弱いこと。

そのため子犬のうちからのプラッキングが必要になります。

プラッキングとは指やハサミで毛を抜くことを言い、死毛を引き抜き新しい毛が生えてくる手助けを行うためのものです。

技術の無い方が行うと痛みによりストレスを感じてしまいますので、トリマーなどのプロにお任せすることをオススメします。

通常の犬種は毛をカットする際にハサミを用いてカットしますが、ケアンテリアの場合はハサミでのカットをすると被毛が生え変わらず、水や汚れから身を守ることができなくなります。

そうすると皮膚が弱くなってしまい、結果皮膚病にかかりやすくなります。

子犬のうちからプラッキングをし慣れさせておくことが重要となります。


4.ケアンテリアの値段と入手方法

子犬価格の相場は10万~20万円台が一般的です。

入手するには、ペットショップ、ブリーダー、里親団体から引き取る方法があります。

マイナーな犬種でもありますので、ペットショップでは見かけることは少ないかもしれません。

ケアンテリアを繁殖しているブリーダーから直接子犬を購入するのも一つの方法です。

ケアンテリアの性格はもちろん、先に挙げたプラッキングについてもしっかりと説明できるブリーダーを選ぶよう注意が必要です。

動物愛護センターや保健所に保護された犬は一定の期間に飼育者が現れなかった場合殺処分となります。

そういった犬を引き取り、里親を探す団体も数多くあり、そこから入手することで殺処分される犬を一頭でも減らすことにつながります。

インターネットで簡単に検索できますので、ぜひ一度探してみることをオススメします。

5.ケアンテリアのしつけのポイント

子犬のころに甘やかすと神経質になりやすく、無駄吠えや要求吠えをしやすくなってしまいます。

また警戒心は強めなので、人の出入りが激しかったり留守がちなご家庭では無駄吠えの原因となってしまうこともあります。

明るく家族思いのではありますが、頑固で気性が荒い面も見られます。

甘噛みは子犬のうちにしっかりとやめるようしつけておきましょう。

家族に対する愛情は深く、子供と遊ぶのも得意ですが、家族以外の人たちに対しては無関心なところがあります。

もとは狩猟犬だったこともあり、たっぷりとした運動が必要です。

運動不足によるストレスをためないよう、一日二回20~30分のお散歩と、広場やドッグランなどで走り回れるような運動がオススメです。

ケアンテリアの特徴を知ろう

明るく活発な性格が魅力的なケアンテリア。

小型で固くラフな毛におおわれた姿はかわいく見えますが、きちんとしたしつけと、プラッキングによる被毛のお手入れは必須の犬種です。

アクティブな性格で愛情深くともに暮らせる飼い主さんにオススメの犬種です。

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