玄関にいる犬

犬が玄関から離れない理由とは。なぜずっと玄関にいるのか

最終更新日:2016年11月9日

犬にとって玄関とは、ただ外の世界につながっている出入り口というだけではありません。

そこには人間の視点では理解が難しい感情や、思いもよらない心理が隠れているのです。

では犬が玄関から離れないとき、例えばどんな理由が考えられるのでしょうか。

1.飼い主の帰りを待っている

犬は敏感な耳や鼻を使うことで、まだ離れた場所にいる飼い主の存在を察知することができます。

誰もいないのに玄関から離れずにいるなら、犬は飼い主の帰りを少しでも早く出迎えるために待っているのかもしれません。

そんな健気な犬の行動は可愛らしいと同時に、飼い主にとっては嬉しくなることですね。

犬が愛想よく出迎えてくれたときは、こちらも力一杯褒めてあげるようにしましょう。

大人しく待つことができているなら問題はありませんが、飼い主を思うあまり玄関を荒らしたり、走り回ったりするとケガが心配になります。

玄関では行儀よくするということを教え、上手に待つことができたら褒めてあげましょう。

留守中にずっと飼い主を待っているようなら、一人でいることに退屈している可能性もあります。

何か気がまぎれるものをプレゼントして、一人でも時間を潰せるようにしてください。


2.散歩に行きたいというアピール

犬は飼い主の動きに反応して、玄関に先回りすることがあります。

毎日の出来事が積み重なるうちに、玄関を経由することで散歩に行けるという事実を理解したのかもしれません。

玄関から離れないでいることで、散歩に行きたい心を飼い主にアピールしているのでしょう。

吠えたり暴れたりすると叱られるので、それ以外の方法で飼い主の気を引こうという犬の知恵かもしれません。

時間が許すなら、ときどきは犬の我がままに付き合うのもいいでしょう。

散歩は犬にとって一日の大きなイベントです。

毎日しっかりと連れ出すことで、犬にストレスがかからないように注意してください。

あまりに外出の意欲が強いなら、もしかしたら運動不足になっているのかもしれません。

犬は種類や体型によって適切な運動量が変わります。

一般的には十分な距離を歩いていても、その犬にはまだ不十分なことも考えられるのです。

犬の動きを観察して、正しい運動量を把握するようにしましょう。

3.警戒心の強さの表れ

玄関の向こうは犬にとって管理のできない場所であり、未知の領域だといえるでしょう。

郵便や来客などで頻繁に人の出入りがあると、犬は玄関に不安を感じて警戒心を抱く可能性があります。

警戒するが故に、玄関から離れられなくなるのでしょう。

家族以外の誰かが近づくことを、極度に恐れたり苛立ったりしているのかもしれません。

一度警戒心を持ってしまうと、チャイムの音に吠えたてたり、来客に攻撃的な態度をとったりという問題行動を起こす心配もあります。

いったい何が犬を不安にさせているのか、飼い主として思い当たることをいくつか考えてみてください。

犬が強い警戒心を見せるのには、やはりそれなりの理由があります。

そしてその理由の多くは、飼い主でしか解決できないものです。


4.落ちつける場所が他にない

玄関は家の中でも比較的静かなことが多く、犬にとって過ごしやすい環境となることがあります。

中には家がいつも賑やかで落ち着けないから、仕方なく玄関に居座っている犬もいるかもしれません。

犬だって常に飼い主と触れあいたいわけではなく、自分の時間を大切にしたいと思うことがあるでしょう。

玄関を気にいってるならいいのですが、そうでない場合は犬にとって安心できる場所が家の中には存在しないということになります。

それは大きなストレスとなり、犬の健康を害する結果にもつながるでしょう。

犬が自由に使えるスペースを必ず一カ所は用意しましょう。

温度や湿度が適切で、静かに安心できる環境があれば、犬は気楽な一日を過ごすことができます。

玄関にしか居場所がない。

そんな悲しい環境を作らないように、飼い主は犬の安心を保障するように努めましょう。

5.飼い主と離れたくない

毎日玄関から出かけていく飼い主を見ていると、犬はその場所に哀愁を感じてしばらく離れないでいることがあります。

一緒にいたいという気持ちが強すぎて、玄関から立ち去ることができないのかもしれません。

見送ったまま名残惜しく立ち止まっている姿には、思わず涙腺が緩んでしまいますね。

しかしあまりに依存してしまうと、犬は飼い主の外出のたびに強いストレスを感じることになります。

犬が何を理由に心配しているのか、心当たりを探ってみましょう。

飼い主が帰ってこないかも、留守中の物音が怖い、家の状態によっては様々な理由が考えられます。

犬の心理を確実に読み取ることは難しいですが、少しでも不安解消を目指して日々の暮らしを見直してみましょう。

玄関には犬の気持ちが置いてある

犬が玄関から離れない理由は、その家が持つ家庭状況や環境によって大きく変わります。

同じような玄関でも、その犬と飼い主の関係によってはまったく別の感情が生まれるものです。

犬の気持ちを本当に理解するためには、毎日の接触と想像力が重要になるでしょう。

玄関に隠されている犬の気持ちを、飼い主として想像できるように努めてください。

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