猫のしっぽ

猫のしっぽを踏んでしまったらどうする? 猫ふんじゃった症候群に注意

最終更新日:2016年11月9日

猫を飼っていると、猫のしっぽを踏んでしまうことがあります。

猫が痛がるだけでなく、悪影響を及ぼす可能性もあります。

猫のしっぽを踏んでしまったら、どのような対処をすれば良いでしょうか。

ここで対処法を紹介します。

1.猫のしっぽや後ろ足の状態を観察する

猫のしっぽを踏んでしまうとかなり痛がったり、怒って興奮することがあるので注意が必要です。

興奮していた猫を落ち着かせたら、猫ふんじゃった症候群の観察が重要になります。

猫ふんじゃった症候群は正式には、仙尾部外傷と言います。

これは猫のしっぽを踏んでしまったり、引っ張ったりすることで引き起こされる、様々な症状のことを言います。

そのため猫の状態をよく観察することが重要になります。

しっぽが曲がっていないか、しっかり動いているかなど、よく観察しましょう。

また歩行障害が起こる可能性もあるので、後ろ足の動きにも注意する必要があります。

猫がしばらく興奮している時は、離れた場所から何気に観察しましょう。

またその場で何ともなかったとしても、後々症状が現れる可能性もあります。

しばらくは観察を続けていくことも大切です。


2.しっぽに触って反応を確かめる

猫のしっぽを踏んでしまったら、しっぽの状態を観察する他に、しっぽに触ってみることも大切です。

猫ふんじゃった症候群は、猫のしっぽの神経について詳しく知る必要があります。

猫のしっぽには尾骨神経という神経がしっぽ全体に通っています。

猫のしっぽを踏むなどして外力が加わると、様々な神経障害を引き起こします。

そのため実際にしっぽに触ってみて、その反応を確かめることも重要になります。

猫ふんじゃった症候群の一つに、猫のしっぽに触ると痛がったり、逆に感覚がないケースもあります。

猫のしっぽにむやみに触ると嫌がることもあるので、様子を見ながら強く圧迫せず、そっと触ってみましょう。

3.排泄の状態を観察する

猫のしっぽを踏んでしまったら、排泄の状態を観察することも重要です。

猫のしっぽに分布している尾骨神経は、骨盤神経や陰部神経などといった末梢神経につながっています。

猫は神経によって排泄のコントロールもしています。

そのため尾骨神経に外力が加わると、排泄障害が起こるので、非常に注意が必要です。

尾骨神経が障害されると、自分の意思でオシッコをすることができなくなります。

また排便もコントロールできなくなります。

そのため飼い主はオシッコがちゃんと出ているか、ウンチが垂れ流しになっていないか、観察することが重要です。

排泄障害をそのままにしていると、命にかかわる可能性もあるので十分注意しましょう。


4.猫のしっぽを再度踏まないように対処する

猫ふんじゃった症候群が見られた時は、これ以上状態を悪化させないことも大切になります。

猫ふんじゃった症候群が見られる状態で、猫が様々な場所へ移動しようとすると危険です。

飼い主は動物病院へ受診する前に、猫を安全な部屋に移動させるようにしましょう。

しっぽが長い猫の場合は特に注意が必要です。

対処する時に再度しっぽを踏んでしまう恐れもあるので十分注意しましょう。

ドアを開け閉めする時も気をつけましょう。

飼い主が知らず知らずのうちに、しっぽをドアに挟んでしまう可能性もあります。

また子供がいる場合はしっぽを引っ張ってしまうこともあるので、部屋を別々にしましょう。

猫のしっぽを踏んでしまったら、様々な症状が見られたり、猫が興奮して大きな鳴き声をあげることもあります。

猫が興奮した状態が続くと、飼い主は動揺してしまいがちです。

でもそういう時こそ、焦らず冷静になって対処することが大切です。

5.早急に動物病院に連れて行く

猫ふんじゃった症候群が見られたら、早めに動物病院へ受診することが大切です。

しっぽの対処をしようとすると、かえって嫌がることが多いです。

そのためしっぽの状態がいつもと違っていたり、排泄障害が見られたら躊躇せず、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

しっぽが変形している場合、骨折している可能性もあります。

飼い主の判断で無理に処置しようとせず、医師に任せた方が良いでしょう。

動物病院では猫ふんじゃった症候群の症状によって、適切な治療が行われます。

症状によっては、尿道カテーテルを使って処置したり、浣腸などを行います。

場合によってはしっぽを切断しなければならないこともあります。

でも治療をすれば症状が回復することも多いので、早めの受診が重要になります。

猫ふんじゃった症候群が見られたら、病院へ受診しよう

猫のしっぽを踏んでしまった時は、飼い主は焦ってしまいがちです。

でも焦らず適切な対処をすることが大切です。

しっぽを動かすことができるか、変形していないかなど、しっかりと観察を行うことが大切です。

同時に排泄障害の有無も確認しましょう。

猫ふんじゃった症候群が見られたら、早めに動物病院に連れていくことが大切です。

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