アロワナを飼うのは難しくない。寿命や値段はどのくらい?

最終更新日:2016年3月30日

アロワナは中国では龍の化身とも言われる魚で、権力者の象徴とも言われています。

アクアリストならば一度は飼育してみたいと願う事でしょう。

ですが「アロワナって高価そう」「飼育が大変そう」と思う方も多いと思います。

そこで今回は種類別のアロワナの飼い方・値段・寿命についてご紹介します。


1.シルバーアロワナの飼い方

アロワナ飼育の入門向きで、比較的飼育し易い種類のアロワナになります。

反面シルバーアロワナは、アロワナの中でも大型で、飼育下でも100cm前後の大きさに成長する事が多いです。

また成長速度も非常に早く、幼魚であれば1年で40cm以上成長する事も珍しくありません。

シルバーアロワナを飼育する際は180cm水槽が理想的で、最低でも120cm水槽は用意する必要があります。

水槽が小さいと背骨が曲がる等、折角の美しい姿を維持出来なくなってしまいます。

しかし大型の水槽さえ用意できれば、病気にもかかり難い丈夫な品種です。

水温は26~28℃が適温で、エサは人口のエサを中心に与えますが、それだけだと栄養不足になり易いので、小魚や昆虫も与えるようにします。

またこれはアロワナ全般に言える事なのですが、アロワナは水槽から飛び出す事がよくありますので、飛び出し防止用の蓋を用意するようにして下さい。


2.アジアアロワナの飼い方

一般的にアロワナと言えばこの「アジアアロワナ」を指す事が多いです。

アジアアロワナは赤や青、黄色など色とりどりの鮮やかなものが多く、人気がある種類のアロワナになります。

そして、全長が50cm前後と、シルバーアロワナに比べて小型になります。

また、アジアアロワナの飼育には120cm水槽が理想ですが、身体が固い為、奥行きがあるタイプで飼育すると尚良いでしょう。

病気には比較的強いですが、古代魚である為か薬品には弱いです。

病気になった際にはアロワナにも使える専用の薬を用いる事をオススメします。

その他、大型魚である為、フンなどによる水質の悪化が激しく、強力なろ過フィルターを必要とします。

水温は28~30℃が適温で、出来る事ならばオーバーフロー水槽で飼育をして、週に1回は水替えをするようにします。

その際、アロワナは水質の急激な変化にはとても弱いので、水替えの時はPHを合わせる等して対処する必要があります。

PH測定器などを購入しておくようにしましょう。

エサやりに関しては、アロワナは一度小魚などの生エサを食べるとその味を覚えてしまい、人口エサを食べなくなると言いますので、出来るだけ人口のエサで育てるようにすると楽です。

3.ブラックアロワナの飼い方

黒い身体が特徴的なブラックアロワナは、他のアロワナに比べると細身で、成長するに従って体色が薄くなっていきます。

全長は70cm程で、シルバーアロワナよりは小さいですが、アジアアロワナよりは大きくなる傾向にあります。

水槽のサイズは最低でも120cm、理想を言えば150cmのものを用意しましょう。

ブラックアロワナは他の種類のアロワナに比べると水質や水温に厳しく、飼育は難しくなります。

中性から弱酸性の水質を好み、PHは低めの方が良いでしょう。

またPHの急激な変化にも弱いので、水替えの際には予め水温・水質・PHを合わせた水を用意しておきます。

水温は27℃前後で、出来るだけ安定させるとストレスを与えません。

ヒーターなどの水温管理器具が必須になってきます。

エサやりに関しましても、他のアロワナより少食で選り好みも激しいので、油断するとすぐに痩せてしまいます。

最低でも1日に2回、人口エサを中心にエサやりをするようにします。


4.アロワナの値段

恐らくアロワナの飼育を考えている人が最も心配しているのはこの「値段」ではないでしょうか。

テレビの影響か、アロワナはお金持ちが飼っている、すごく高価な魚というイメージがあります。

実際にアロワナには定価と言うものが無く、種類や個体によって値段の差がかなり激しいです。

また多くの場合幼魚よりも成魚の方が高価です。

先に挙げた初心者向きのシルバーアロワナはアロワナの中でも非常に安価で、幼魚であれば2,000~3,000円程度で購入出来るものが多いです。

状態の良い成魚ならば数万単位のものもありますが、シルバーアロワナは基本的に数千円~1万円程の安価なものが多いです。

それに比べるとアジアアロワナは非常に高価になります。

元々人気があって品種改良もされた個体が多い為だとは思いますが、どんなに安い幼魚でも数万円はします。

むしろ数万円のアジアアロワナは安すぎると疑った方が良いくらいです。

通常でも20~30万円、人気品種や状態の良いものになると100万円を超える個体があります。

ブラックアロワナはシルバーアロワナに次いで安価で、幼魚であれば大体1万円前後と言ったところでしょう。

しかしブラックアロワナの中でも「プラチナ」と呼ばれる品種は、幼魚でも50万円以上する高価な種類になります。

5.アロワナの寿命

責任を持って育てようと考えるならば、アロワナがどれ位生きるのかも知っておきたいところですよね。

シルバーアロワナの平均寿命は10年前後と長生きです。

中には30年以上生きた個体も存在するようですが、それは稀な事で、大体は10年から、長生きしても15年程だと言われていますので、シルバーアロワナの飼育を考えている方は15年を目安に生きると考えた方が宜しいでしょう。

アジアアロワナの平均寿命も同様に10年程です。

アジアアロワナの場合シルバーアロワナに比べて飼育が難しいので、普通で10年未満、15年も生きればかなり長寿だと考えて良いでしょう。

ブラックアロワナも大体10年ほどの寿命となります。

上で挙げたように、ブラックアロワナは飼育が難しく、特に20cm前後の幼魚は死にやすいと言います。

ですので、飼育するなら20cm以上の大きさに育った個体を購入した方が良いでしょう。

飼育は難しくないアロワナ

アロワナを飼育するのは大変だと思う人は多いと思いますが、実のところアロワナは「飼育そのもの」はそこまで難しくはありません。

大型の水槽とろ過能力の高いフィルターさえあれば、その他は普通の熱帯魚とあまり変わらないと言っても良いでしょう。

アロワナは大型魚で値段も高いものが多く、寿命も長い為、どうしても敷居が高くなってしまいます。

しかし、あの龍の様な美しい姿は、それに見合うだけの価値があります。

これを機に、アロワナ飼育を検討してみてはいかがでしょうか。

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