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クレートに慣れさせるトレーニング方法。嫌がる犬を安心させよう

最終更新日:2016年1月31日

犬のしつけや寝床として利用しやすいのがクレートですが、犬によってはなかなか中に入ってくれないこともあります。

また中で落ち着かない様子で暴れたりすることもあるので、クレートをしつけるのも大変です。

そこでクレートトレーニングの方法をご紹介します。


1.おやつを使って中に入れる

飼い主がクレートを利用する時は、移動のための手段か寝床として利用させることが多いと思います。

犬にとってクレートの中が安全な場所だと分からなければ入ろうとはしませんし、逆に狭い箱の中に閉じ込められると思って警戒してしまいます。

犬小屋ならば扉もないので出入り自由ですが、クレートの場合には扉があるので、犬は閉じ込められると思って入ろうとはしません。

そのため、まずは初めに犬にクレートの中に入ると良いことがあると思わせるのが大切です。

何もないのに犬をクレートの中に入れると、犬は次からは中に入ろうとはしなくなるでしょう。

そこでおやつを使ってクレートの中におびき寄せると、犬はクレートの中に入ればおやつがもらえると思います。

何度かこれを繰り返すことで、犬はおやつ欲しさにクレートの中に自分から入るようになってくれるでしょう。

そしてクレートの中が安全だということも確認することができるので、初めにクレートをしつける時には、おやつを使って犬に良い思いをさせてあげます。


2.段階を踏んで扉を閉めてあげる

クレートトレーニングでは、焦って犬を中に入れてはいけません。

一度犬が中に入ったからといってすぐに扉を閉めると、犬は閉じ込められたと思ってしまいます。

犬は飼い主と離されて狭い所に閉じ込められれば、自分が罰を受けたと思ってしまうでしょう。

そこでクレートトレーニングでは、犬の様子を見ながら段階的に進めていくことが大切です。

まずは扉を開けっ放しにして、いつでも出入りができる状態にしておきます。

中に入った時にお座りや伏せをさせると、だんだんと犬もその空間に慣れてくれるでしょう。

次に扉を閉めてカギはかけない様にしてください。

犬が嫌がったらすぐに外に出られるということを認識させるためです。

扉を閉めても落ち着いた様子を見せてきたら、最後にカギを閉めます。

どの段階も焦りは禁物で、犬の様子を見ながらゆっくりやることが大切です。

3.寝床として利用する

クレートトレーニングをする時の目的として、犬と一緒にどこかへ出掛けたいということを想定しているならば、犬に寝床として利用させましょう。

犬にとって安心できる場所である寝床として利用することで、どこに行っても犬は落ち着いていられることができます。

クレート内が犬にとって安心できる場所だということを認識させるには、毛布などを入れておくと良いでしょう。

いつでも自分の臭いがついているものを感じられるので、犬も安心しやすくなります。

寝床として利用した後は、家の中でも持ち運んだりして慣らしてあげれば、旅先でも怖がることが少なくなるでしょう。

犬にとって安心できる寝床が、クレート内だと分かってもらうように、慣れるまでは毎日利用しましょう。


4.罰としてクレートを利用しない

クレート内は犬にとって安心できる場所だと認識させたいので、罰で犬をクレート内へ閉じ込めないようにしてください。

しつけとしてハウスといって犬をクレート内に入れることは罰ではありません。

飼い主の言うことを聞くことなので、命令を受けているのでそれに従っているだけです。

何か悪いことをした時にハウスといって入れてしまうと、命令でもそれが罰だと犬は認識してしまいます。

犬が悪いことをした時は普通に叱ってあげてください。

一度叱れば犬は分かってくれますし、その後は飼い主の言うことを聞いてくれるでしょう。

罰としてクレートを利用すると、次に入れられた時も罰で中に入っていると思って、犬は嫌がったり入りたくなくなってしまうので注意しましょう。

5.同じクレートを長年使う

犬は当然ですが成長をするごとに体も大きくなっていきます。

犬の種類によっても違いますが、体が大きくなってくるとクレートを買い替えなければならないこともあります。

しかし、犬は種類によってある程度成長後の大きさが分かっているので、大きくなった時に合わせてクレートを選んでください。

室内犬の場合にそれほど問題はありませんが、中型犬などは子犬の頃から飼っていても、大きくなった時のことを考えてクレートを選ぶことをオススメします。

クレート内が安心できる場所だと分かるのは、自分の臭いがついているからです。

しかも長年使っていれば、それだけ安心できる場所だと認識しているので、犬もクレートを利用しやすくなります。

クレートは犬の大きさに合わせて選ぶことが大切なので、子犬の時の大きさではなく、成犬になってからの大きさで選ぶようにしましょう。

生後8か月くらいからクレートトレーニングをすることが望ましいとされているので、犬の成長後の大きさに合わせてしつけるようにしてください。

早い時期からクレートに慣れさせよう

犬にとってクレート内は安心できる場所だと認識してもらうことが大切で、その為には時間をかけて犬に教えることが大切です。

子犬の頃からしつけるとクレートトレーニングをしやすいので、犬の様子をみながらじっくりと時間をかけてトレーニングをしましょう。

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