愛嬌のあるクリクリな目とキュンとする動きが最高に可愛いジャンガリアンハムスター。
もちろん歯が生えているので、噛むこともあります。
でもそれには悪気はなく、ちゃんと意味があって飼い主を噛んでしまっています。
噛むときの心理と、なるべく噛まれないようにするためにできることをご紹介します。
食べ物の香りがする
通常ジャンガリアンハムスターは慣れてくると、人の手の香りを認識し、噛まないようにしてくれたり、クンクン匂いをかんだ後ペロペロ舐めてくれたりします。
ジャンガリアンハムスターのエサを沢山触ったり、美味しそうで香りの強いものが飼い主の手についていると、「食べ物?」と勘違いして噛んで確認してしまうことがあります。
ジャンガリアンハムスターを触るときは、手を洗ってから触ると勘違いしづらくなります。
また、飼い主の手を伝って菌が入り病気にならないようにするためにも、触る前には手を洗って清潔にしましょう。
嫌がらせをする
ただでさえ臆病な性質のジャンガリアンハムスターです。
無理に触ったり、驚かせたりすると、防御のために噛むことがあります。
家の中にいるジャンガリアンハムスターを無理やり外に引っ張り出そうとしたり、突然触ったりすると敵だと思い瞬時に噛んで威嚇してしまいます。
ゆっくり目の前に手の平を出し、乗ってくるの待ち、安心させてあげてから家の中へ手を入れたり、触ったりしましょう。
ドキドキしているのが伝わる
ジャンガリアンを飼う初心者の方で多くあることですが、飼い主が緊張しながら触ると、手の感覚を通してその緊張がジャンガリアンハムスターへ伝わり、ジャンガリアンハムスターも緊張して怯えてしまいます。
怯えてしまうと、防御態勢に入ってしまうので逃げようと必死になり、それでも触ろうとすると噛んできたりします。
触るときはこちらが安心し、緊張せず落ち着いて触ってあげましょう。
そうすると意外とジャンガリアンハムスターも落ち着いてくれます。
それでも飼い主がまだ慣れず落ち着いて触れない場合は、慣れるまで軍手をして触るのも一つの方法です。
もちろん軍手ですから、噛まれても痛くありません。
しばらくの期間その状態で触っていると、ジャンガリアンハムスターも触られることに慣れてくるので、飼い主側が落ち着いて触れるようになったら軍手を外せば素手で触れるようになります。
確認のために噛む
ジャンガリアンハムスターは何にでも興味津々な動物です。
何でも「これはなんだ?」と気になります。
逆に言うと、怖がりなので何でも確認しながら移動します。
匂いを嗅いで確認し、物珍しいときは噛んで確認する時があります。
これは飼い主の手だけでなく物に対しても同じです。
部屋の中で放して遊ばせている時、飼い主がよそ見をしていると、コンセントや床に置いてあるものを少し噛んでしまうことがあります。
遊ばせている時は飼い主がしっかり見ているか、大切な物は届かない場所に移動して、安心して遊ばせられる空間を作りましょう。
子供を守るために噛む
人間と同じで子供を守るために噛むことがあります。
状況に応じてそっとしてあげましょう。
お腹を触られると嫌がる
こちらはジャンガリアンハムスターのそれぞれのタイプによりますが、お腹を撫でられると嫌がって噛む子がいます。
お腹は触られると嫌がる部分なので、嫌がる子には触らないようにしてあげましょう。
噛まれた時の対処法
痛いですが、その瞬間逆にジャンガリアンハムスターの口の中に手を押し込んであげると、その後から噛み癖がつきづらくなります。
または噛まれたあとその場で、噛まれた本人が少し強めにお尻を叩いて怒ってあげます。
少し時間が空いて怒っても、何のことか忘れてしまうので、なるべくすぐにやってくださいね。
そうすると怒られているのは伝わり、何度か繰り返していくと、噛むと怒られるというのが分かるので噛まなくなります。
噛むことを許していると、中にはそのままなんでも噛んで確認してしまう可能性があります。
そして、噛まれた後はしっかりと手を洗いましょう。
ジャンガリアンハムスターに噛まれたらすぐにしつけを
飼い主を噛む理由、よく見れば人間がされても嫌なこと当然のことばかりですよね。
ジャンガリアンハムスターはただでも神経質で臆病な生き物です。
性質を理解して、安心できる環境づくりをしてあげるのも飼い主の任務ですね。