ハムスターは繁殖力が非常に強い動物です。

ハムスターを自宅のケージの中で妊娠、出産させることもできます。

ここではハムスターの出産はいつ頃が適していて、どのような準備をすべきかなど、出産に関しての基礎知識をご紹介します。

出産に適するのは、1歳前後で春から秋

ハムスターは生後2か月くらいすると、もう妊娠出産が可能となります。

それから1歳くらいまでが適した年齢です。

この時期を過ぎても出産はできますが、ハムスターが高齢になってくると、出産のリスクが高まってしまいます。

遅くても1歳6か月くらいまでには、出産してもらうようにしましょう。

ハムスターの発情期は一年中です。

冬でも出産は可能ですが、自宅で飼育していると暖房などの使用で、日中と夜の気温の差が激しいです。

よって春先から秋ごろまでが良いでしょう。

メスのハムスターは4日おきくらいに12~14時間くらい発情します。

この時期を考慮して交尾をさせると良いでしょう。

交尾には1時間前後かかります。

同じケージでお見合いさせる

ハムスターを繁殖させる方法は、同じケージにオスとメスを入れてお見合いをさせます。

できればいきなり同じケージでお見合いさせるのではなく、最初に別々のケージ同士を近づけて、お互いを意識させると良いでしょう。

お見合いをしてすぐ、けんかをすることもあるので注意して観察しましょう。

でもしばらくして交尾を始めるようであれば、そのまま様子を見ても良いでしょう。

交尾がうまくいくようなら、ハムスターにもよりますが、妊娠期間は2~3週間前後です。

小さいハムスターほど妊娠期間は長くなります。

また交尾が終わったら、オスを別のケージに移すようにしましょう。

刺激を与えないようにする

メスが妊娠すると、徐々にカラダが変化し始めます。

10日前後でお腹が目立ってきますし、乳首もはっきりと出てきます。

また行動や仕草もゆっくりになってきます。

飼い主がハムスターの妊娠の兆候に気づいたら、できるだけハムスターに刺激を与えないように気をつけます。

妊娠中はケガをしないように、事前に環境整備をしましょう。

気になるようなら回し車は外しても構いません。

ハムスターにストレスを与えないようにするのも大切です。

またこの時期は掃除をこまめにする必要はありません。

汚れが目立つようなら、その部分を拭くなどして、キレイにするようにしましょう。

出産前になると落ち着きがなくなる

ハムスターの出産が近づいてきたら、飼い主は準備として、巣箱に床材を多めに入れてフカフカにしてあげます。

ハムスターの出産が近づくと、徐々に落ち着かなくなってきます。

またお腹の膨らみが目立ってくる時期であり、ケージ内をゆっくり歩き回ることもあります。

気になるからと言って、ハムスターに触らないようにしましょう。

この時期になったら飼い主は、特別手伝うようなことはありません。

出産は夜から朝にかけて行われます。

親のハムスターが自然に出産して、赤ちゃんが元気に産まれてくるのを待ちましょう。

むやみに刺激を与えてストレスをかけないよう、静かに見守りましょう。

栄養をたっぷり与える

妊娠中から出産まで、ハムスターは体力を使います。

そのため十分に栄養を必要とします。

ハムスターの妊娠中は、エサを多めにあげるようにしましょう。

この時期はチーズや煮干しといった動物性のたんぱく質を多めに与えましょう。

ペレットと一緒に与えるのも良いでしょう。

バランス良く栄養を摂取させることが大事です。

また出産が近づいたら、むしろケージ内を触らないほうが良いので、直前に少し多めのエサや水を用意しておくと良いでしょう。

赤ちゃんが産まれてしばらくは母乳で育ちますが、3週間を過ぎたあたりから、市販のペレットなども食べるようになります。

出産後のトラブルに気をつける

ハムスターは一度に1匹から9匹くらい赤ちゃんを産みます。

順調であれば赤ちゃんも元気に育っていきますが、まれにトラブルも見られます。

親のハムスターが、赤ちゃんを食べてしまうケースです。

これには色々な原因がありますが、赤ちゃんハムスターに飼い主が触ることで起こることもあります。

別の臭いがつくことで、自分の赤ちゃんではないと思ってしまうからです。

よってこの時期もむやみにハムスターに触らず、親のハムスターの子育てを優しく見守るようにしましょう。

また3週間を過ぎれば、子供のハムスターを別々に移すことができます。

またケージを移す時、オスとメスを分けるようにしましょう。

ハムスターの出産の知識を身につけよう

ハムスターを自宅で繁殖させたい人もいるでしょう。

ハムスターを繁殖させたいなら発情期の様子や、妊娠の兆候、出産後のトラブルなど、様々な知識を事前に身につけておくことが大切です。

飼い主はハムスターの出産の知識をもとに、事前に準備できることを行ったり、ストレスをかけずに良い環境で出産を見守るようにしましょう。