ハムスターの適温はどの位か

ハムスターの適温はどの位?20度から22度位がハムスターに最適

最終更新日:2015年10月21日

ハムスターはお世話が簡単でとても飼いやすいのですが、心配なのは夏の暑さや冬の暑さ。

体の小さなハムスターは、暑さや寒さ、急激な温度変化にとても弱いのです。

では、ハムスターにとっての適温は何度くらいなのでしょうか。


1.基本的には20~22度

ハムスターにとっての適温は20~22度です。

個体差はありますが、25度位までなら元気に過ごせます。

暑過ぎると夏バテや熱中症、寒すぎると冬眠状態になり死亡してしまう可能性がありますので、温度管理は大切です。

野生のハムスターは砂漠に生息しているので、暑さには強いのではないかと思われるかもしれません。

しかし、野生のハムスターは、日中は地下に掘った涼しい巣穴の中で寝て過ごし、夜間、外気温が下がった頃に地上に出てきて活動しているのです。

ケージの中だけで過ごすペットのハムスターは、人間がしっかり温度管理をしてあげなくてはいけません。


2.夏の暑さ対策

真夏に窓を閉め切った室内の温度は40度近くまで上昇する事があり、このような環境ではハムスターは熱中症になり、最悪の場合死亡してしまいます。

このような事にならないように、エアコンで温度管理をしてあげましょう。

25度設定だと人間もハムスターも快適に過ごせると思いますが、個人差、個体差がありますので、ハムスターの様子を見ながら温度調節して下さい。

勿論理想はエアコンでの温度管理ですが、難しい場合の対策として、凍らせた保冷材やペットボトルをケージの隣に置くという方法があります。

保冷材を設置する際は結露で濡れてしまうので、保冷材をタオル等で包んで下さい。

しかし、保冷材だけではケージ内の温度をぐっと下げる効果はなく、保冷材のそばに寄ればほんのりと冷たい空気が出ている程度です。

保冷材による保冷効果は、氷が解けるまでの2~3時間程度しかありませんので、この対策をしていても熱中症になってしまう可能性は十分にあります。

3.風通しの良い部屋に

エアコンを使えない場合は、なるべく風通しが良く、室温の低い部屋にケージを置いてあげましょう。

ハムスターの飼育ケージは安全面から水槽やプラケースが推奨されていますが、これらのケージは熱や湿気がこもりやすいというデメリットがあります。

その為、夏場だけ金網のケージで飼育する方法もあります。

金網のケージは通気性は良いですが、金網をかじって歯を悪くしてしまったり、金網をよじ登って落下し、ケガをしてしまう可能性もありますので注意が必要です。

また、ハムスターは汗をかく事ができないので、風が当たっても涼しいと感じる事はできません。

窓を閉め切って出かける際、せめてもの暑さ対策として扇風機を付ける場合は、ハムスターに風が当たるようにするのではなく、室内の空気を循環させるように使用して下さい。


4.冬の寒さ対策

寒さ対策もやはりエアコン等の暖房器具で室温を上げるのが効果的です。

しかし、24時間エアコンフル稼働などという環境でない限り、ハムスター用の暖房器具は必要です。

家の中に常に人がいて、日中ずっと暖房を付けている方はハムスター用の暖房は必要ないと思われるかもしれませんが、実は人間の就寝後、暖房を切った後の室温の低下が危険です。

暖房を付けている時は常に20度以上あっても、夜間、暖房を切った後は10度以下まで下がってしまうという状態では、寒暖差でハムスターの体に負担が掛かってしまいます。

そのような場合は、夜間だけでもパネルヒーターを入れてあげましょう。

また、気温が5度以下になると、冬眠体制に入ってしまう事があります。

飼育下での冬眠は大変危険で、大抵そのまま死亡してしまいますので、冬眠させないように注意しましょう。

もしハムスターの体温や呼吸数が低下し、冬眠体制に入っていたら、部屋の温度を徐々に上げて、目覚めさせてあげて下さい。

5.パネルヒーターは必須

エアコン等の暖房が利用できない時、ハムスターの保温で効果的なのは、ハムスター用のパネルヒーターです。

ケージの下(外側)に敷くのでコードをかじられる心配はありません。

パネルヒーターを設置する時は、ケージの一部分だけを温められるように設置し、もしパネルヒーターが熱過ぎた場合、パネルヒーターが当たらない場所に逃げられるようにしましょう。

パネルヒーターに加え、ケージを段ボールで囲ったり、毛布を掛けたりすると、保温効果が高まります。

その際、ケージ全体を覆ってしまうと、ケージ内が1日中真っ暗になってしまったり通気性も悪くなってしまうので、片面だけ開けておき、光や空気が入るようにして下さい。

また、ハムスター用のカイロケースも売っていますが、カイロは中の鉄粉が酸素と化合して熱を発しているので、毛布等で覆ったケージ内に入れてしまうとケージ内の酸素を奪い、ハムスターが酸欠になってしまうのでご注意ください。

ハムスターが快適に暮らせる適温環境を作ろう

温度変化が苦手なハムスターにとって、エアコンで室温を一定に保ってあげるのが一番体に負担が掛からず快適に過ごせます。

冬はエアコンに加え、パネルヒーターで補う事で、より保温効果が期待できます。

電気代が心配になりますが、可愛いハムスターがいつまでも元気に過ごせるように、快適な温度で飼育環境を整えてあげて下さい。

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