ハムスターを飼っていると、飼育している部屋で掃除機をかけなければならない時も出てきます。

飼い主は振動などが気になってしまいがちです。

ではどのようにして掃除機をかければ良いでしょうか。

そのポイントをご紹介します。

事前にハムスターをケージを部屋の隅や棚の上に置く

ハムスターがいる中で掃除機をかける時は、事前に騒音や振動を与えない場所にケージを移動させておくと良いでしょう。

直接床にケージを置いて飼っている場合、部屋の隅に置いておくと掃除機をかけることによる負担が少なくて済みます。

最初に部屋の隅に掃除機をかけてから、ケージを置くようにします。

それから他の場所に掃除機をかけていけば、ケージを移動させる回数も少なくて済みます。

また飼い主も掃除機をかけやすくなります。

棚の上などにスペースがあるなら、その場所に移動させるのもコツです。

もともと棚や台の上などで飼育している場合はそのままでも良いですが、あまり高い場所での飼育は勧められません。

掃除機をかけている時の人の動きや振動が、かえって起こってしまうことで安定感がなくなるので注意が必要です。

ケージを動かす際はできるだけゆっくりと、静かに移動させるようにしましょう。

静かに掃除機をかける

ハムスターがいる中で掃除機をかける時は、できるだけ静かに行うようにしましょう。

掃除機による騒音や振動でハムスターにストレスを与えないようにすることも大切です。

飼い主の配慮で静かに掃除機をかけるようにするだけでもだいぶ違います。

振動を与えないように十分周囲を注意しながら掃除機をかけるようにしましょう。

掃除機は意外と重さもあるので、床に置く時はゆっくり置くようにします。

静かにゆっくりと動かしながら掃除機をかけていくのもコツです。

また掃除機によって騒音の度合いや吸引力は様々です。

掃除機を買い替える機会があれば、騒音が少なくて吸引力の良い物を選んでみるのも良いでしょう。

ほこりをたてない工夫をする

ハムスターがいるケージ内に多くのほこりが入ってしまうと、清潔が保てず後々支障が出てしまう可能性もあります。

そのためハムスターがいる部屋で掃除機をかける時は、ほこりをたてないような工夫が必要です。

掃除機をかける前にしっかりと窓を開けて換気をするようにしましょう。

掃除が終わった後もほこりが部屋にこもりやすくなるので、引き続きしばらくは換気を行っていく必要があります。

ほこりが酷い場所は事前にダスキンで優しくほこりを取っておくことで、掃除機による負担が少なくなったり、キレイに掃除をすることができます。

また金網型のケージは水槽型のケージよりもほこりが入りやすくなります。

ほこりが気になる時は空気が入る程度に、布などのカバーを被せる方法もあります。

しかしカバーをすることでハムスターが引っ張ってしまったり、かえって落ち着かない時もあります。

そのため状況を見ながら行うようにしましょう。

短時間で掃除機をかける

掃除機をかける時は多かれ少なかれ騒音や振動が起こります。

ハムスターは音や振動にかなり敏感です。

掃除機による振動が強いと、落ち着かない状態が続くこともあります。

そのため掃除機をかける時間を短くすることで、ハムスターの負担を軽くさせることができます。

飼い主が要領よく掃除を行っていくことで、掃除機をかける時間を短縮することができます。

部屋の広さや物の配置などを事前に考慮してから掃除機をかけると良いでしょう。

慣れてくれば短時間でもキレイに掃除ができるようになります。

飼い主は普段から意識して掃除機をかけるようにすると良いでしょう。

状況を見ながらハムスターの観察を行う

ハムスターがいる部屋で掃除機をかける時は、状況を見ながら観察を行っていくことも重要です。

掃除機をかけるのは短時間で済ませることも望ましいですが、ハムスターを観察しながら行っていくことも忘れてはいけません。

何度も様子を確認する必要はありませんが、時折掃除機をかけながら何気に観察するようにしましょう。

掃除機をかけている時に、ハムスターに異常行動が見られないかしっかりと観察をしていきます。

あまりにも落ち着きがない状態が続くようなら、いったん掃除機をかけるのをやめて様子を見ることも大切です。

ハムスターの状態を一番に考えて、掃除機をかけるよう心掛けましょう。

またハムスターの観察は掃除機をかけている間だけでなく、かける前から終わるまで様子を見ながら行っていくことも重要です。

上手に掃除機をかけるようにしましょう

掃除機はケージを別の部屋に移して、かける方が望ましいです。

でも様々な理由があって、ハムスターがいる中で掃除機をかけなければならない時もあります。

そのような時はハムスターの様子を観察しながら、できるだけストレスを与えない方法で掃除機をかけるようにしましょう。

飼い主が意識して上手に掃除機をかけることが大切です。