ハムスターの噛み癖の治し方。噛むのをやめさせよう

最終更新日:2016年7月20日

愛らしい姿をしたハムスターですが、その噛む力は意外に強く、いつしか癖となって飼い主を困らせることもあります。

噛み癖をそのままにしておくのはハムスターにとっても飼い主にとってもよくありません。

噛む理由と原因を確かめて、治してあげる方法がないかご紹介します。

1.手を噛む癖

ハムスターとスキンシップをとろうとした結果、手や指を噛まれて痛い目をみた方は少なくないでしょう。

多くの場合、ハムスターと飼い主の間に親密な関係を結べていないことが理由として考えられます。

ハムスターは思っている以上にあなたの手を怖がり、怯えているのかもしれません。

今まで無理やりケージの中に手を入れたり、噛まれたときに大きな声を出したり、手を勢いよく引っ込めたりしませんでしたか。

そういった行動は余計にハムスターの心象を悪くして、手を噛むことにつながってしまいます。

まずハムスターの世話を一生懸命やり、食事や掃除をしてくれる人が自分であることをわかってもらいましょう。

触って可愛がるのはハムスターの信頼を得てからです。

焦って手を伸ばしたり、イライラすることがないようにしましょう。

また手を噛む理由には、動物性タンパク質が不足していることも考えられます。

市販のペレット等だけでは十分な動物性タンパク質を摂取できないこともあるので、その場合はミルワームなどを別で与えるようにして補ってあげましょう。


2.ケージを噛む癖

ケージを噛んでばかりいるハムスターは、噛むことで飼い主を動かすことができると学習してしまっている可能性があります。

エサを欲しがったり散歩に出して欲しかったりと、何か要求することがある場合、ケージを噛んで音を立てることで飼い主を呼んでいるのかもしれません。

甘やかしてあげたくなりますが、そこは我慢してハムスターにわがままを言わせないようにしましょう。

それよりもケージを噛みにくいものに変えたり、広く大きいものを与えたりすることで、根本的な解決を図るようにしてください。

ケージを噛むことは少なからず怪我にもつながるので、癖になる前に対策できればそれに越したことはありません。

特に体の大きさに対してケージが小さすぎると、ハムスターは縄張りを広げようという本能に刺激されることがあります。

そういった場合は新たな生活スペースを確保し、その子に見合った広さを用意してあげましょう。

3.散歩中にコードを噛む癖

家の中にはたくさんの隙間があり、そこには様々な家電とつながったコードがあるかと思います。

ちょっと目を離したうちに噛まれてしまい、困ったことがありませんか。

コードを噛まれることは家電が使えなくなるだけではなく、ハムスターに危険を及ぼす場合もあります。

市販されているコードカバーをつけたり、絶対にハムスターが届かない場所に隠したりと工夫するようにしてください。

体の小さいハムスターは、わずかな隙間にも潜りこむことができるので、完璧に安心できる環境を整えるのは難しいでしょう。

できればハムスターが興味を持ちやすい散歩コースを作り、その中で楽しんでもらえるように工夫を凝らしてみてください。

普段から部屋の中を整理整頓し、危険のない状態を保つ努力も必要です。

噛んだことを責める前に、自分の生活環境を見直し、ハムスターにいつでも気分よく遊んでもらえるようにしたいですね。


4.繁殖期が原因

ハムスターが発情していたり、妊娠している場合、いつもより噛みつくことが多くなる傾向があります。

もし妊娠している可能性があるのなら、警戒心の強くなったハムスターは慣れた飼い主が相手でも攻撃するようになります。

そういったときはできるだけ距離を置き、刺激を与えないように気をつけてください。

特にオスを触った手でメスに近づく場合は要注意です。

気性が荒くなっている場合、オスのにおいに反応して手を噛むことがあります。

妊娠を確認したら、ケージを静かな場所に移し、なるべくかまわずにそっとしておいてあげましょう。

これまで通りに接していると、ストレスによって出産や育児に悪影響がでることも考えられます。

5.ストレスをなくそう

ストレスはハムスターにとっても大敵であり、健康や行動に様々な変化をもたらします。

ストレスや不満が溜まったハムスターはそれを解消しようとしてものを噛み、いつしかそれが癖になってしまうこともあります。

もし頻繁にものを噛む場合、ただ噛まれないように注意するだけではなく、きちんと原因を探るようにしましょう。

エサの量や質は適切ですか。

運動不足にならないよう定期的に散歩に出してあげていますか。

そういった日常を一つ一つ確認して、もし思い当たることがあればすぐに対策をとるようにしましょう。

共同生活をしている限り、どうしても手が回らなかったり、おざなりになってしまう部分が出てくるかもしれません。

ですが小さなハムスターは、飼い主のお世話に頼るしかないのです。

過度なストレスは噛み癖だけでなく体に様々な異常をもたらします。

そうなる前に、ハムスターからの些細なサインを見逃さないように気をつけてください。

噛み癖を治せば、ハムスターと良い関係が築ける

ハムスターにとっても、噛み癖は治して困るものではありません。

怪我を未然に防ぎ、噛むよりも楽しいことがあることを教えてあげれば、きちんと学習して生活を改めてくれる動物です。

ストレスのない日常を与えて、健康な歯を適切に使ってもらえれば、二人にとっても良い関係を築いていくことができるでしょう。

そのためにも、常に飼い主の方から努力することを心がけていきたいですね。

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