ハムスターの爪切りをする際のポイント

最終更新日:2015年8月9日

ハムスターの爪は人間と同じように一生伸び続けますが、ハムスターの爪は人間の様に爪切り等で手入れをする必要がありません。

しかし、飼育環境が不適切だったり、ハムスター自身に問題がある場合、爪が伸び過ぎてしまう事もあるので、飼い主が手入れをしてあげる必要があります。

今回は、ハムスターの爪切りをする際のポイントをご紹介します。


1.血管を切らない

ハムスターの爪には小さな血管が通っています。

爪が半透明のハムスターは、爪の中が透き通って見えます。

その場合、赤い小さな爪の様なものが爪の中に見えます。

その血管を、爪と一緒に切り、深爪をしてしまうと、出血してしまいます。

その為、血管の通っていない先端部分だけを少しずつ切りましょう。

ハムスターは手の平くらいの大きさしかない小さな動物ですので、爪切りに苦労します。

無理に行うと指を切り落としてしまう事がありますので、やめましょう。

どうしても出来ない場合に、動物病院でも爪切りを行っているので、獣医さんにお願いすると安心です。


2.2人で爪を切りましょう

ハムスターは小さな動物ですが、自分に危害が及ぶと判断した途端、噛んだり、ひっかいたり、奇声を上げたり等します。

そういった事をされた際、1人でハムスターを押さえ爪を切ろうとしていた場合、爪では無い箇所を切ったり刺したりしてしまったり、押えていた手を離して逃がしてしまい行方不明になる事があります。

そうならない為にも、ハムスターを押える係りと爪を切る係りの2人係りで爪の手入れをしてあげましょう。

3.飼い主が驚かない

2.でも述べましたが、爪切りの際、ハムスターは危険を察知すると、普段とは違った行動を起こします。

いつもは甘えてくるハムスターが突然、噛んできたら誰だって驚きます。

しかし、突然体を押えられ、刃物を向けられているハムスターはもっと驚いています。

そんな時、飼い主がハムスターに攻撃されたからといって驚き、落としてしまったり強く握ってしまったら、ハムスターの不満は募る一方です。

その為、ハムスターに攻撃されても感情的にならず、ハムスターが落ち着くのを待ちましょう。

落ち着かない場合には、少し強引に切ってしまっても大丈夫です。

「攻撃したら爪切りを止めた」とハムスターが覚えてしまうと、その後、飼い主が爪を切る事が難しくなりますので、注意しましょう。


4.爪切り道具は小さく、ハムスターに合わせた物を選ぶ

爪切りを選ぶ際、ハムスター用の道具を見つける事は難しいと思います。

その場合、ウサギ用や、人間の眉毛や鼻毛を切る小さなハサミでも、十分に切る事が出来ます。

しかし、人間のハサミを使う際には注意点があります。

私たち人間が爪を切る際、爪切りの刃を爪と平行にして切る事がほとんどです。

爪に対し爪切りを横にして切ると、爪の形が丸くなり、酷い時には巻き爪になってしまうからです。

これは人間の爪が平爪という、物を掴む事に適した爪をしているからです。

しかし、ハムスターの爪はかぎ爪という穴を掘ったりする事に長けた爪をしています。

その為、ハムスターの爪は先端にいく程細く生えています。

ですので、爪切り道具はハムスターの手に対し横に向けて使いましょう。

そうしないと、爪が潰れた様に変形してしまいます。

5.爪切りを終えたら沢山可愛がってあげましょう

本来、野生のハムスターは穴を掘ったり、木に登ったりし、ペットのハムスターは砂を掘ったり、爪とぎ用の玩具で遊ぶ事により、爪が削れ、適正の長さを保っています。

それが何等かの事情により、伸びたままになり、飼い主が爪を切らなくてはいけなくなるのです。

この行為はハムスターにとってとても不愉快な事であり、ストレスでしかありません。

ハムスターは人間の1歳位の知能があると言われていますので、嫌な事をされれば不快に思いますし、優しくしてくれる人には懐きますが、爪を切るという行為を自分の為に行っている事と理解する程の能力はありません。

その為、爪を切ることで辛い思いをしたハムスターを労うつもりで、いつも以上に優しく声をかけてあげたり、おやつやご飯等を与えてあげて下さい。

そうする事により、爪切りで受けたストレスを緩和してあげる事ができます。


6.2回目以降の爪切り

ハムスターには学習能力があるので、1度でも嫌な思いをすると覚えています。

その為、爪を切ろうとハサミを持ってゲージの中に手を入れると、噛み付かれたり、ハウスに篭って出て来ない場合があります。

爪切りをする前は、なるべくハムスターに気付かれない様にして下さい。

それでも嫌がられた場合は、無理に爪を切ろうとせずに、時間を置いて挑戦して下さい。

楽しく遊んでいる時の様にハムスターをゲージから出し、嫌がらなければ、少しずつ切ってあげましょう。

あせらずに根気強く詰めを切ろう

小さい爪を切るので飼い主も根気がいるかと思いますが、焦ったりせず、1日1本ずつ切っていくつもりで爪の手入れをして下さい。

人間が深爪をした場合、「痛い」と思う事はあっても、歩けなくなったりする事はありませんが、体が小さなハムスターには致命傷となる場合がありますので、爪切りと言っても、楽ではありません。

可愛いハムスターがいつまでも健康で、長生き出来るように、ハムスターのペースに合わせてあげることも大切です。

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