小動物を飼っている方でも、やはり旅行には行きたいですよね。

しかしハムスターを置いたまま家を開けても大丈夫なのか、心配になります。

そこで実際に3~4日家を空ける際のポイントをご紹介します。

まずは親戚や家族に預かってもらえるか訪ねてみる

まず始めにやることは、しばらくの間預かってもらえる人を探すことです。

預かってもらえる人が見つかったら、あらかじめハムスターのエサとお水を充分に補充し、お願いした方にハムスターのお名前と性別、好物など必要最低限の情報を伝え、補充用のエサを用意しておきます。

そうする事で、ハムスターの具合が悪くなっても病院に連れていってもらえますし、エサが無くなれば補充もしてもらえます。

また、お散歩させているハムスターならハムスターボールを用意しておくと、慣れないお家でも安心してお散歩させておく事が出来ます。

また、お散歩は1時間だけと約束事を決めておくとより良いです。

お水とエサの補充は充分にする

もし預かり先が無ければ、お水とエサの補充を充分にしておくと良いでしょう。

ハムスターは一日に決まった量しか食べないので、沢山入れても全部食べる事はありません。

ですので、大きめのエサ箱に山盛りにして置いておくと安心します。

またお水も夏場は給水器を2本用意しておくと、仮に1本無くなっても安心できます。

ハムスターを置いて旅行に行く際に最適な季節

ハムスターは暑さに強くとも喉も乾きますし暑さでバテる事もあります。

また冬場はとても弱く、野生のハムスターは冬眠をするそうですが、ペットとして飼われているハムスターは冬眠しません。

仮にペットとして飼われているハムスターが冬眠してしまうと、そのまま亡くなってしまう事もあります。

ですので、なるべく夏場や冬場にハムスターを置いてお出掛けするのは避けましょう。

旅行に行く際には、春や秋といった暖かいけれど涼しい季節を選ぶと良いです。

しかし、急な用事で暫くお家を開けなければならない場合はや、都合が付かずどうしても夏場や冬場に旅行したいという場合は、次のポイントをご紹介します。

夏場に置いていく際のポイント

夏場は暑い日が続き人間もハムスターもバテてしまい、ついダラダラとしてしまいます。

そこで夏場にハムスターを置いていく際のポイントをご紹介します。

まずエサや水の補充は、大きめのエサ箱に山盛りにして置いておくと良いでしょう。

またお水も給水器を2本用意しておくと、水分補給も安心します。

その他に、夏場なので扇風機の場合は3mほど離して中ぐらいの強さの風を当てておくと良いでしょう。

また、最近ではアルミの冷たい小屋も売っていますので、最寄りのペットショップで購入する事をオススメします。

クーラーの場合は室内温度を19~20度に設定して置くと、室内の温度が一定になり負担は小さくなります。

また、窓の近くなどの日が直接当たりやすい場所には置かず、日陰になる所に置いておくと日射病にもなりにくいです。

冬場に置いていく際のポイント

冬場は夏場と違い気温がかなり低くなり、冬眠する動物達には過酷な季節と言えます。

ハムスターも例外ではなく、野生のハムスターは冬眠をするそうですが、ペットとして飼われているハムスターは冬眠をしません。

野生のハムスターは自然の中で生きているので、冬眠の体質が備わっているのに対し、ペットとして飼われているハムスターは室内が一定の温度に保たれているので冬眠の必要はありません。

ですので冬眠の体質が全くないので、冬眠してしまったらそのまま死亡してしまうケースが多いです。

そこで冬場に置いていく際のポイントをご紹介します。

まずは基本となるエサとお水の補充ですが、お水に関しては夏場と違い喉が渇くことがほとんどないので1本で足ります。

またお部屋を暖かく保たないといけないので、ストーブやエアコンを使用するようにしましょう。

その際のポイントですが、まずストーブの場合は3mほど離し弱小にしておきましょう。

そしてケージに入り口がある網以外の3方向に毛布やタオルを掛けて置くと、熱が逃げにくくなり暖かさを保つ事が出来ます。

エアコンの場合には室内温度を23~25度に設定しておくと、お部屋を暖かく保つ事が出来ます。

また、いずれの場合もレールカーテンをしておくと、日の光を感じる事が出来、なおかつ暖かさを保つ事が出来ます。

また、ケージの中にハムスター用のお布団を入れておくと良いです。

ハムスターを留守番させる際のポイントを知ろう

基本を始め夏場と冬場で旅行を楽しむ際に、ハムスターを置いていく際のポイントをご紹介しました。

ただハムスターは基本的に弱いため、もしものことも常に覚悟をしておく必要があります。

できるだけそのような事態にならないように万全の準備をしておきましょう。