ハムスターの毛がパサパサな時に考えられる原因

最終更新日:2017年2月28日

ハムスターの毛づくろいには、「マーキング」「清潔にする」「防菌」などの大切な役割があります。

そのため、ハムスターはいつも毛づくろいをして、キレイな毛並みを保っているのです。

では、毛並みが整っていない状態には、どんな原因があるのでしょうか。

病気

ハムスターの毛並みが悪い原因の多くは、病気になっている可能性が高いと考えられます。

毛並みが悪い場合に考えられる主な病気は、皮膚病やアレルギーなどです。

体を搔きむしってしまうため、毛がボサボサになったり血が出てしまったりということが起こります。

また、下痢などの体調不良の場合も、毛づくろいが十分に行き届かなくなります。

すると、毛ヅヤがなくなり、毛並みが悪くなる原因となります。

自然界では、ハムスターは食べられる側です。

自分が弱っていると気づかれ食べられてしまわないように、不調や病気を隠そうとします。

ですから、毛のパサつきや脱毛、目やになどの小さな変化が、病気に気づくためのサインとなります。

病気や体調不良が原因の場合、放置してしまうと悪化してしまうので、すぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

しかし、ハムスターにとっては病院に行くことも大きなストレスになりますので、その後のケアも獣医師に相談するのがいいと思います。

飼育環境

ハムスターの毛並みが悪い原因として、飼育環境ということも挙げられます。

床材や巣材が汚れていて、ケージの中が清潔ではない場合です。

トイレの掃除ができていなかったり、あちこちでトイレをしたりする場合は、おしっこが体についてしまっている可能性があります。

また、飼い主がトイレとして用意した場所でも、ハムスターはエサを食べたり砂浴びをしてしまったりする場合があります。

トイレの位置を変えるなどして様子を見てみましょう。

飼育環境によっては、病気に繋がってしまいますので、「室温は適切か」「ゲージは清潔か」「エサはあっているか」などを確認してみましょう。

また、砂浴び用の砂は毛ヅヤが出ますし、ストレス発散、お風呂替わりになりますので、改善が見込める場合があります。

設置していないのでしたら、試してみるのも良いでしょう。

ストレス

ハムスターはストレスにとても弱い動物です。

ストレスが原因で、禿げてしまったり毛色が変わってしまうこともあります。

鼻の頭が禿げている場合、ストレスによるケージの噛み過ぎですので、注意しましょう。

ストレスの原因は運動不足や、触りすぎなどの場合が多くなります。

金網ゲージで、うんていなどをするようでしたら運動不足の可能性が高いようです。

その場合には、ケージから出して、散歩をさせるのが効果的です。

また、慣れていないハムスターを無理矢理に触ったり、嫌がっているのに触り続けたりといったこともストレスに繋がります。

ハムスターはにおいに敏感な動物ですから、自分の体に違うにおいがついていることはとてもストレスになります。

毛並みが悪い部分が、耳の後ろなど部分的なときは、ストレスが原因の可能性が高いようです。

摩擦

ハムスターは夜行性ですから、昼間は寝ていることが多い動物です。

しかし、夜は走ったり、回し車を使ったりと常に活発に動き回っています。

そのため摩擦によって毛が擦れてしまい、その部分の毛並みが悪くなることがあります。

例えば、太りすぎによっておなかが床に擦れ、部分的に毛がなくなってしまいます。

犬や猫でも可愛いからといって太らせる飼い主がいますが、人間と同じく「肥満は万病の元」です。

太りすぎてしまった場合には、適切な体重までダイエットさせるようにしましょう。

他にも、ハムスターの種類に適切ではない大きさの回し車の場合にも、擦れなどで毛並みが悪くなることがあります。

現在ペットショップで売っている飼育用品は、ほとんどがジャンガリアンハムスター向けになっています。

ゴールデンハムスターなどの大きめなハムスターを飼う際には、大きいゲージや回し車を用意してあげましょう。

おなか周りの毛並みが悪いときは、これらが原因の可能性が高いと考えられます。

老化

ハムスターも年を取ると、毛ヅヤがなくなりパサパサした毛になってきます。

これは、老化による運動機能の低下で毛づくろいが十分に行き届かなくなることや、老化現象によるものです。

毛のパサつきが老化によるものの場合、仕方のない部分もありますが、与えるエサを工夫するなどしてケアをしてあげるのが良いでしょう。

しかし、自己判断で与えるエサを変えるのは危険ですので、まずは獣医師に相談してから老ハムスターにあった栄養剤やエサを与えるようにしましょう。

また、始めに書いたとおり、毛づくろいには「防菌」の意味もあります。

しかし、毛づくろいが十分にできなくなると、皮膚病などの病気になる可能性もありますので、注意が必要です。

ハムスターの毛並みが悪いのは不調のサイン

ハムスターも、運動後や寝起き時にはパサパサ・ボサボサの毛になることがありますが、これは一時的なものです。

毛並みが悪いということは、ハムスターにとって大切な意味がある毛づくろいが、十分にできていないということです。

動物病院もハムスターにはストレスになりますので、まずは電話で指示を仰ぐのも良いでしょう。

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