ハムスターを風呂に入れてはいけない理由

ハムスターを風呂に入れてはいけない理由6つ

最終更新日:2015年10月20日

他のペットは適度のお風呂に入れることができますよね。

キレイになると嬉しそうにします。

ハムスターもキレイにしてあげたい、夏は暑そうだしと洗いたくなりますが、ハムスターにとって水浴びやお風呂はご法度です。

いったい何故なのでしょうか?

そこで、ハムスターをお風呂に入れてはいけない理由をご紹介します。


1.体が冷えてしまう

ハムスターは砂漠地帯の動物ですので、水の無い暑い環境に順応しています。

ですから、水に触れることが大嫌いで苦手です。

体が水に適応できないので、お風呂に入れてしまうと一気に体が冷えてしまいます。

ハムスターは野生では冬眠をします。

体温が下がってしまうと体の機能を保てません。

同じように、お風呂に入れると急激な体温低下になるので、最悪の場合は死に至ります。

では、すぐにドライヤーなどで乾かせばいいのではと思ってしまいますが、ドライヤーなどは熱過ぎるのです。

猫や犬でもドライヤーの熱風を近づけすぎないようにするくらいですから、小さなハムスターには高温すぎるので使えません。

体温調節の苦手なハムスターにとって、水やお湯で濡れることは死活問題です。


2.毛質が水に適応していない

元々熱い地域で快適に過ごせるような毛質になっています。

暑さや乾燥に強い毛質なので、逆に水には弱い、適していないのです。

例えば毛がとても柔らかく、水分をすべて吸ってしまいます。

人間の髪の毛などはある程度しっかりとしていて、はっ水効果もあります。

ですから、水にぬれても乾きやすいです。

しかし、ハムスターの場合ははっ水機能はないので、水に触れると弾くこともなく多くの水分を含んだ状態で、なかなか乾きません。

すると、体がどんどんと冷えてしまいます。

ハムスターの体は水に濡れることは想定していない作りなのです。

3.健康な毛に保つことができない

ハムスターはグルーミングと言う、自分で体をなめる手入れしています。

1日に何度もするくらいキレイ好きです。

このグルーミングには色々な意味があり、ただキレイにしているだけではありません。

汚れをとるのはもちろんですが、ツバに含まれる栄養や適度な油分で毛を健康にして、コーティングする役目もあります。

毛に栄養がプラスされると、艶が出て、ふわふわなハムスターになります。

さらに適度な油分で汚れも付きにくくなりますし、皮膚病やノミやダニが付くのを予防する効果もあるのです。

このいろいろな役目のあるツバを全部取ってしまうお風呂は、せっかくのプラスの効果をゼロにして、病気のリスクを増やすことになってしまいます。


4.自分のニオイがないと不安に

グルーミングの大切さにもう1つ、体臭を全身に付ける役目もあります。

ハムスターは縄張りを持つ動物です。

そのため、自分のニオイを付けることでテリトリーを守り、主張します。

ですから、グルーミング時に自分のニオイを確認し、全身に付けています。

この状態で体をこすり付けると、自分のニオイが付くのです。

ですから、お風呂で全身無臭になってしまうとハムスターは不安で仕方ありません。

体臭と言っても人間にはわからない程度のものですので、お風呂に入らなくても臭くなるようなことはありません。

自分のニオイが感じられないと、ハムスターは不安で精神的にもストレスとなりますので、キレイすぎる状態はかえって良くありません。

5.洗浄剤成分をなめてしまう

お風呂に入れてあげる時に、シャンプーや石鹸を使うことはさらにNGです。

これらの中には人工的な成分が含まれています。

よくすすいだつもりでも、多少は体に残ってしまいます。

お風呂上りでもハムスターはグルーミングをするので、その残った成分をなめてしまい、体内に入ることになります。

少量でも、積もりに積もれば有害です。

お腹を壊したり、皮膚が荒れたりすることになるのでやめた方が良いでしょう。

また、シャンプーなどは無香料でも、ハムスターにとっては「ニオイ」となります。

自分のニオイ以外が体につくと気になってしまいます。

人間とは違うことをしっかりと認識しましょう。


6.お風呂には危険がいっぱい

ハムスターが水が嫌いで、体もそれに適していないですが、それ以外のことでもお風呂には危険がいっぱいあります。

例えば、目や鼻、気管支などに水が入ってしまうと、病気になってしまいます。

ハムスターが人間のようにじっと水に浸かることはほぼないでしょう。

動いたり、時には暴れるでしょう。

そんな時に目や口や鼻に水が入ってしまうと、菌が入って炎症を起こしたり、膿んだりする可能性も高いです。

また、気管支に入ってしまうと呼吸にも影響が出ることもあるので、大きな問題になるリスクもあります。

ハムスターにとって危険なので、お風呂は避けましょう

ハムスターをお風呂に入れてはいけない理由を知っておこう

ハムスターは自分でグルーミングをして、必要な栄養や油分をチャージ、余計な汚れやニオイは取っていますので十分キレイにです。

人間が無理に手入れする必要はないのです。

ですから、ハムスターにお風呂や水浴びはマイナスだらけですのでやめておきましょう。

ストレスにもなるので、心身ともにメリットはありません。

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