ハムスターの排泄物は健康のバロメーターになります。
そのためトイレチェックをすることはとても重要です。
ではハムスターのトイレチェックでチェックすべきことは、具体的にどのようなことでしょうか。
ここでご紹介します。
ハムスターのオシッコの有無を確認する
ハムスターはオシッコを同じ場所でする習性があります。
この習性を活かしてトイレのしつけをすることができます。
トイレ容器にハムスターのオシッコのニオイがついた床材などを、入れておくと覚えてくれます。
でもロボロフスキーハムスターは、トイレのしつけが難しいです。
他のハムスターでも個体差があって、時間をかけてしつけをしても覚えてくれないこともあります。
トイレを覚えているハムスターでも、たまに別の場所ですることもあります。
そのためトイレ容器でしっかりとオシッコをしているか、トイレチェックをする必要があります。
トイレ容器にトイレ砂を入れておくと、オシッコをしているか分かります。
トイレを覚えないハムスターの場合、あちこちでオシッコをするので、ケージ全体を確認する必要があります。
またオシッコが出ていないと病気の可能性もあるので、トイレチェックをしてオシッコの有無を適時確認することは重要です。
ハムスターのオシッコの性状を観察する
トイレチェックをする時はオシッコの有無の他に、性状も観察するようにしましょう。
オシッコの色や量などをしっかりと観察していきます。
オシッコに血が混じっていないか、観察することも重要です。
オシッコに異常がある場合、病気の可能性もあります。
オシッコの性状がいつもと違うと感じたら、すぐに動物病院で診察を受けるようにしましょう。
オシッコに異常があると、膀胱炎や尿路結石などの病気にかかっていることもあります。
また腎臓が悪い場合もあります。
そのためトイレチェックで異常を発見して、早期の治療を行うことが重要になります。
ハムスターのウンチの状態を観察する
ハムスターはいろいろな場所でウンチをします。
これは習性でもあるので、トイレ容器でするようにしつけるのはなかなか難しいことです。
でもトイレ容器に入った時に、ウンチをすることもあります。
そのためトイレ容器を含めて、ケージ全体のトイレチェックが必要になります。
ウンチの量や形、血液が混じっていないかなど、しっかりと観察するようにしましょう。
特にハムスターに多く見られる病気が下痢です。
下痢をしている場合はウンチが水っぽかったり、ハムスターのお尻が濡れていることもあります。
ハムスターはカラダが小さいので、下痢をしただけでも命にかかわる危険もあります。
逆にウンチが出ていない場合は、腸閉塞の可能性もあります。
トイレチェックで異常に気づいたら、早めに動物病院で診察を受けた方が良いでしょう。
ハムスターのトイレ容器の汚れやニオイをチェックする
ハムスターのトイレチェックは、トイレ容器の汚れやニオイもチェックするようにしましょう。
ハムスターのオシッコはニオイがします。
そのためトイレを覚えている場合、トイレ砂でオシッコをした部分をこまめに取り除くようにしましょう。
トイレを覚えてくれないハムスターであっても、トイレ容器に入ることがあります。
トイレ容器に入って遊んでしまったり、休むこともあります。
トイレ容器で排泄をしなくても、汚れる場合があります。
またハムスターはいろいろな場所にニオイをつける習性があるので、時間が経つとニオイがするようになります。
ハムスターのトイレ掃除を、どれくらいの頻度で行っていくかは難しいです。
でもトイレ容器の汚れが酷かったり、ニオイがきつい場合は、適時掃除をして清潔を保つことが大切です。
トイレ砂や床材の補充も、必要であれば行っていくようにしましょう。
ハムスターのトイレ容器の砂散らかしの有無を確認する
ハムスターがトイレ容器の砂散らかしをする時があります。
個体差はありますが、砂散らかしを頻繁に行ってしまうハムスターもいます。
そのためトイレチェックをする時は砂散らかしをしていないか、しっかりと確認することも必要です。
ハムスターのトイレ容器には、様々な物が販売されています。
屋根付きのトイレ容器を使用していない場合、砂散らかしをすると周囲が砂だらけになることがあります。
ハムスターが砂散らかしをしてしまったら、状況をみて掃除をする必要があります。
また新しいトイレ砂を補充してあげることも大切です。
トイレチェックを適時行って、トイレ砂の状態を確認するようにしましょう。
ハムスターのトイレチェックを適時行っていこう
ハムスターのトイレチェックでチェックすべきことは、様々なことがあります。
排泄物の有無や性状を観察することはとても重要です。
普段から観察力を身につけておきましょう。
またトイレ容器の汚れやニオイをチェックすることも大切です。
ハムスターのトイレチェックを適時行って、異常の早期発見や清潔保持に努めていきましょう。