気持ちを表すハムスター

ハムスターの行動ごとの気持ちや心理。鳴き声や耳で感情を知ろう

最終更新日:2016年10月21日

小さなお友達、ハムスター。

もちろんハムスターにも感情や気持ちがあります。

ハムスターはとても小さな生き物なので、猫や犬よりも気持ちがわかりにくいと感じることもあります。

しかし、よく観察すれば、ハムスターの気持ちを読み取ることができます。


1.回し車で走っているときは、本能

ハムスターと言えば、回し車です。

黙々と走り続けているとき、ハムスターはいったいどんな気持ちなのでしょうか?

ハムスターは、実は一日に何キロも走る生き物。

自然界で暮らすハムスターには、たくさんの外敵が待ち受けています。

よって生き残るために走ることが重要で、走ることはハムスターにとって、遺伝子に組み込まれた本能です。

本能というものは、生活の場に作用されません。

ですから、たとえペットとしてケージで飼われていても、ハムスターは走る本能を常に持っています。

エサを探すため、敵から逃げるため、理由はなんであれ走ることがハムスターの日常です。

ですから、回し車で走るハムスターを支配しているのは、気持ちというよりは本能です。

人間も走っているときは、あまりものを考えていないものです。

安心して、好きに走らせておいて問題ありません。


2.鳴き方の違いによる気持ち

注意深く観察していると、ハムスターの鳴き方には違いがあります。

注意して聞き取ってあげることが大切です。

・「短くキュッ」
甘えているときや、お腹が空いた、もっと遊びたいなどの欲求をアピールする鳴き方です。

慣れてきたら、一番よく耳にする鳴き方です。

この鳴き方が出てきたら、飼い主に心を許していると言えます。

・「低くキュキュキュ」
機嫌が悪い時の鳴き方です。

食事を邪魔されたり、イライラしていることをアピールしています。

この場合は、構い過ぎず、そっとしておいてあげましょう。

また、多頭飼いでこの鳴き方をしているときは要注意。

ケンカの前触れの可能性があります。

ケージを分けてあげるなどの対策をオススメします。

・「しゃっくりのようなキュ」
この鳴き方は要注意です。

何かの病気にかかっているか、体調不良の恐れがあります。

あまり続くようであれば、速やかに動物病院で受診してください。

3.耳が寝ているときと立っているときの気持ちの違い

ハムスターの耳は、気持ちが表れやすい器官と言えます。

耳が立っているときは、警戒心を強めているときです。

耳を大きく立てることで、より遠くの音まで聴き取ろうとしています。

身近に危険が迫っていないかを判断しているのです。

一日のうちで何度も耳を立てる行動が目立つ場合は、ケージを音の少ない別の部屋に移してやるなどの考慮が必要です。

人間にとっては些細な音でも、人間の4倍とも言われるハムスターの聴覚にとっては、大きなストレスになりかねなません。

逆に耳が寝ているときは、安心している状態です。

一日のうちで耳が寝ている状態が長いほど、リラックスできる環境であるといえます。


4.お腹を見せて寝転んでいるときの気持ち

ハムスターがお腹を見せて寝ているときは、安心しきっている証拠です。

飼い主を信頼し、生活にストレスがないことの証だと言えます。

この環境をキープしてあげることが、飼い主の仕事となります。

ストレスのない環境を作ってあげることができたら、忘れてしまわないようにその状況を写真に残したり、ノートに記録しておくと良いでしょう。

ハムスターは環境の変化に敏感です。

ストレスが溜まっていると感じたら、ノートを見返して、環境を整えてあげましょう。

5.視線に表れる気持ち

視線にも、ハムスターの気持ちは表れます。

飼い主と頻繁に目が合うようであれば、心を開いている合図です。

逆に飼い主と視線を合わせずいつも横を向いていたり、常にお尻を向けていたりする場合は、まだ信頼関係が築けていないと言えます。

特にエサを食べているときの視線は、気持ちを良く表していて、お尻を向けて食べるようであれば、飼い主からエサを隠そうとしている表れです。

エサを食べるハムスターは可愛いものですが、エサの時間はなるべく触ったりせず、そっと見守ってあげると良いでしょう。


6.ケージをかじっているときの気持ち

イライラしているときやストレスを感じているとき、ハムスターはケージをかじります。

お腹が空いているときのアピールとしてケージをかじることもあり、このときは、すぐにエサを与えてはいけません。

これはケージをかじればエサをもらえると、ハムスターが学習してしまうからです。

エサを与えるなら、ケージを噛み止んでから、少し間をおいて与えることをオススメします。

また、外へ出たい気持ちのアピールとしても、ケージを噛むことがあります。

この場合、かじるケージの方向=進みたい方向です。

外に出して遊ばせてあげると良いでしょう。

家具の隙間や通路の遮断をしっかりと確認し、ハムスターの安全を確保してあげることを怠らないでください。

ハムスターの気持ちを汲み取ってあげよう

表情からは読み取りにくくても、よく観察しさえすれば、ちゃんとハムスターの気持ちを掴むことができます。

時間をかけて、ゆっくり信頼関係を築いていくことが大切です。

コツは、決して焦らないこと。

こまめに気持ちを読み取ってあげることが、素敵なハムスターライフへの第一歩です。

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