ハムスターのまぶたが赤い時の原因とは

最終更新日:2016年7月1日

見ているだけで幸せになれる、可愛くてたまらないハムスター。

ですが、そんなハムスターのまぶたが赤くなっていると心配になりますよね。

そこで、ハムスターのまぶたが赤い時に考えられる原因をご紹介します。

1.目の病気の可能性

ハムスターはもともとは野生動物で、弱っているところを見せると即捕食対象となるため、病気を隠す癖があります。

体も手のひら大、ととても小さいため、気づいたときには手遅れ…とならないように、普段から生活の癖・様子をチェックしてあげることがハムスターにとっても飼い主にとっても肝要です。

さて、「まぶたが赤い時」の原因は何でしょう。

まず真っ先に疑われるのは、目の病気です。

飼育小屋に用いるウッドチップやおがくずなど、様々な種類が出ていますが、これがハムスターの体質に合わず、アレルギー反応などを起こし、その症状が目に出ることがあります。

目の異常のほか、くしゃみなどを併発していたら、まずはアレルギーを疑った方が良いです。

その場合は、巣の素材を変えてみる等で様子を見ることをオススメします。

また、素材がハムスターの体に合っていても、掃除が行き届いていなければダニや虫などが湧き、良くない菌が目に入る事も考えられます。

ハムスターは自分で顔を洗い自己防衛をしますが、やはり毎日清潔な環境を保ってあげるのが理想的です。


2.目を怪我している可能性

ハムスターを部屋の中で散歩させる人に起こりやすい症状です。

どれだけ部屋をキレイに片づけていても、彼らは狭いところを好み、入り込む習性があります。

その際、ハウスダストや人間の生活用品で目を傷つけてしまう事も十分考えられます。

怪我をした時は痛みを伴うのか、顔洗いの回数が極端に減りますので、その時点で「おかしいな」と気づくはずです。

症状が進むと、目に膿が沸く、失明する、などの重篤な事態に発展することもありますので、その場合は早急に獣医に診せます。

ハムスターを正確に診てくれる獣医は犬猫に比べるとまだまだ数が少ないため、普段からかかりつけの医者を見つけておくと良いでしょう。

今はハムスター専用の目薬等も出ていますので、それを医師の指示通りに点眼してあげることで症状が快復します。

その後の処置としては、小屋から出すのは控え、素材も柔らかめで目に刺激が少なそうなものを選び、やはり早い回復のためにトイレなども清潔に保ってあげることが必要です。

3.下痢をしている可能性

下痢はハムスターにとって最も危険な病気で、発症からわずか3日ほどで死に至るという事もよくあります。

傷んだ野菜を食べたり、水が知らないうちに悪くなっていたりと、これにも原因は多数ありますが、通常は排せつ物が緩くなり、室内が汚れやすくなり、尻尾が薄黒く湿って来れば立派な下痢です。

すぐ獣医に診せましょう。

それほど重篤でなければ液状の栄養剤が処方され、最悪の事態は免れます。

尻尾が湿ってくる前に、まぶたが赤く腫れることが不調のサインである事が良くあります。

理想は、異常がまぶたのみに見られ、その他の症状が出る前に獣医に診せることですが、忙しい生活の中でそうも行かない場合は、出来れば一日中ハムスターの小屋の前にスタンバイをして、その日の食欲や顔洗いの頻度を観察します。

普段と比べて食べが悪い、好物も喜ばない、顔を洗わない…といった症状が目立ちだしたら、下痢に代表される体全体の不調を疑った方が良いです。

すぐにできる対処療法は、まずは部屋を適度に暖め、または涼しくし、ハムスターの小屋を静かな場所に移動させ、更に小屋に布をかけてあげる事です。

保温、保湿効果と合わせて、ハムスターにかかるストレスの軽減にもなります。

布は全体を覆うのではなく、小屋の上半分がベストです。

全体を覆うと今度は人間がハムスター観察を行えなくなります。

寝床の部分は特に暗くなるように、何か工夫をしてあげましょう。


4.風邪を引いている可能性

ハムスターも私達人間と同じように、くしゃみ等に代表される風邪を引きます。

完全室内飼いのハムスターですが、外部から侵入した蚊等が病原菌を持っていたり、部屋自体の温度が低かったりする時にかかりやすくなります。

室内飼いとはいえ野生動物の血が残っているため、外の温度変化にも敏感です。

熱くなりすぎない程度に部屋全体を温め、毎日水替えをし、水を切らさないようにしましょう。

部屋を熱しすぎると今度は脱水症に陥るため、注意が必要です。

クルミやミルワーム(ペットショップの小動物コーナーに売っている幼虫)など高カロリーのものを意識して与えるようにしましょう。

人間用のクルミなどは人間が好むように塩や砂糖などで味付け過多なものが多いため、これも専門店で無添加、味付けなしのものを与えるようにします。

5.熱中症の可能性

気温も湿度も高い真夏に起こりやすい症状です。

とはいえ、冬はかからないか、というと決してそうではありません。

冬、部屋が寒ければ暖房をつけますが、暖房によって起こる乾燥が体の小さなハムスターにとっては人間の何十倍も負担になります。

普段と比べて水を飲む量がやけに多い、食欲が落ちた、抱き上げた際体が異常に熱い、などの症状があれば熱中症を疑いましょう。

小屋の傍に加湿器などを設置し、飲み水との相乗効果で保湿対策をします。

その際、加湿器はなるべく音が出ず、ハムスターのストレスにならないものが良いでしょう。

コードをかじられないよう、脱走対策も普段から万全にしてあげて下さい。

まぶたの腫れは体全体の不調のサイン

最も不調が解りやすいのが目の腫れ、というだけであり、その病気は眼だけに留まるとは限りません。

普段から適度なコミュニケーションを図り、好きな事、嫌いなこと、癖、習性などを知っておくと、いざという時に慌てずに済みます。

ハムスターは特に自己主張が少ない生き物のため、人間側の方でカバーしてあげましょう。

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