ハムスターの中でも、ジャンガリアンハムスターを飼育している人が増えています。
ペットショップでも、ハムスターの中で一番店頭に並んでいます。
現在人気の高いジャンガリアンハムスターの特徴をご紹介します。
寿命はゴールデンハムスターより短い
ジャンガリアンハムスターの寿命は2年から2年半くらいです。
長生きのハムスターだと3年くらい生きるハムスターもいます。
ジャンガリアンハムスターは、ゴールデンハムスターより体が小さいので寿命が短めです。
体が小さいので何かの原因で突然死んでしまうことも多いです。
その分飼い主はハムスターの体調管理をしっかり行わなければなりません。
ジャンガリアンハムスターを飼育したら、鼻水は出ていないか、ぐったりしていないかなど、ハムスターを日々観察するように心がけましょう。
ハムスターの異常を早期に発見することで、ハムスターの寿命を長くできる可能性も高くなります。
値段は手頃である
ジャンガリアンハムスターはだいたい1,000円から2,000円程度で売られています。
ロボロフスキーハムスターなどは、店頭にあまり並んでいないので、体はジャンガリアンハムスターより小さいのに高い場合もあります。
またジャンガリアンハムスターでも、比較的高齢になってしまった場合、値段を下げて売られていることもあります。
動物にしては手頃な価格で手に入るので、ペットを初めて飼う人にもオススメします。
ペレットなどのエサも500円でおつりがくる程度で購入できます。
でも単に低価格だからといって、極端に安いハムスターを購入するのはオススメしません。
むしろ店員さんと相談して、健康で元気なハムスターを購入するようにしましょう。
慣れやすい性格である
ジャンガリアンハムスターは比較的おとなしい性格です。
ロボロフスキーハムスターもおとなしいと言われますが、もっと弱気で臆病なのでジャンガリアンハムスターの方が慣れやすいと言われます。
ロボロフスキーハムスターはジャンガリアンハムスターより体が小さめで、飼いたいという人もいますが、飼い主になかなか慣れません。
手をそっと出しただけでも、驚いてすぐ逃げてしまうくらいです。
一方ジャンガリアンハムスターは、手乗りも訓練すれば比較的すぐ慣れます。
そのためハムスターを初めて飼うならジャンガリアンハムスターをオススメします。
トイレのしつけがしやすい
ジャンガリアンハムスターはトイレのしつけがしやすいです。
同じ臭いのする場所で、オシッコをする習性があります。
最初は慣れずに色々な場所でオシッコをしてしまっても、飼い主のしつけでトイレのある場所で徐々にしてくれるようになります。
しつけとしてオシッコにティッシュを含ませてトイレに入れてあげたり、床材に吸わせてトイレに置いておきます。
するとトイレにオシッコの臭いがつくので、徐々にトイレでするようになります。
でもジャンガリアンハムスターにも個体差があり、何度訓練しても覚えてくれないハムスターもいます。
根気よく訓練することも大切ですが、どうしても覚えないようなら、粗相をしてしまう場所にトイレ砂をまいて臭いの対策をすると良いでしょう。
またウンチは色々な場所でする習性があるので、トイレのしつけは無理です。
動きが早い
ジャンガリアンハムスターは体が小さいので、素早く辺りを動き回ります。
一方ゴールデンハムスターは、ハムスターの中でも体が大きめなので、比較的動作がゆっくりです。
ゴールデンハムスターは動作がゆっくりなので、仕草や行動が比較的わかりやすいです。
でも動作の素早いジャンガリアンハムスターは、なかなか色々なことを見抜くのが難しいです。
体が小さいので余計にチョロチョロしているように見えます。
ハムスターの行動や仕草は、ハムスターの欲求を把握することにつながります。
普段から飼育しているハムスターの特徴を理解するようにしましょう。
複数飼いが可能な場合もある
ジャンガリアンハムスターは基本的には複数飼いはできます。
一方ゴールデンハムスターは縄張り意識が非常に強いので、避けた方がよいと言われます。
しかし複数飼いと言っても、ハムスター同士の相性もあり、場合によってはケージを分けて飼育した方が良い場合もあります。
仲が悪いとけんかをして、最悪死んでしまうこともあります。
またハムスターは繁殖力が強いです。
オスとメスを一緒のケージに入れると、メスはすぐに妊娠してしまいます。
むやみに増えてしまって困る人は、オスとメスの複数飼いは避けましょう。
また相性が悪いようなジャンガリアンハムスターの場合、ケージは別々にしましょう。
ジャンガリアンハムスターの特徴を理解して飼育しよう
ジャンガリアンハムスターは慣れやすいので、初心者にも飼育しやすいハムスターです。
でも飼育するなら、まずジャンガリアンハムスターの特徴を理解してから飼育するようにしましょう。
そうすることで、ハムスターの急変時などの対応もしやすくなります。
事前に情報収集をしっかりして、ハムスターを末永く飼育できるようにしましょう。