犬が仰向けになる時の心理

犬が仰向けになる心理4つ。へそ天する意味とは

最終更新日:2015年9月13日

犬を飼っている皆さんは、犬がしゃべれたらな・・とか気持ちが分かったらいいのにな、などと思ったことはありませんか?

実はあなたの愛犬も、飼い主さんに対してたくさんのシグナルを出しているのです。

そんな中で、本日は犬が仰向けになるのはなぜなのかについてご紹介します。


1.服従の意思

犬の祖先はもともと野生でオオカミとして暮らしていました。

そのため、群れで暮らすためにリーダーを決める必要があったのです。

ある時はケンカをして、ある時は服従したりしてリーダーを決定しました。

その服従の方法が、仰向けになることだったのです。

お腹には急所がありますので、一番自分の弱いところをさらしてあなたに敵意はありませんよ、ということを伝えていたのでしょう。

それが今の家庭犬にもしっかり残っており、飼い主さんに対して、服従しているということを表しているのです。


2.恐怖と愛情の表れ

1.犬の習性でも述べましたが、強いものに敵意がないことを示すことが本来の目的ですが、それ以外にもあるようです。

仰向けになっているときは表情やしっぽもよく観察してみるといいでしょう。

まず、体が硬直してしっぽを両足の間に巻き込み、顔はまっすぐ上を向いて口をしっかり閉じているようなときは強い恐怖の現れです。

いうなれば、恐ろしくて何もできない状態でしょう。

人間でいえば、熊に出会って死んだふりをするような心境です。

また、しっぽをぶんぶん振って舌を出してハッハッと軽くはずんだ息をして、目は優しくこっちを向いてニコニコしているように見えるときは、あなたに構ってもらいたい、嬉しい、という感情です。

犬によっては嬉しい時に、この匍匐前進の背中バージョンで進んでいくものもいるようで、ほほえましいですね。

3.安心している

この仰向けスタイルは、愛犬家の間で「へそ天」と呼ばれています。

よく動画でも自慢の愛犬のへそ天を見ることができますが、このスタイルは本当に癒されますね。

家庭では強い犬にお腹をかまれる機会もそうないと思いますので、明らかにリラックスしすぎてへそ天になっているのです。

へそ天になりやすい犬種もおり、ラブラドールレトリバーがその筆頭に挙げられます。

ラブラドールレトリバーは口の周りの筋肉が柔らかいので、へそ天になると口のパッキンのような部分が上に持ち上げられて怖い顔になってしまいます。

他にウエルシュコーギーや柴犬もへそ天になっていることがあるようですが、非常にリラックスしている状態ですので、飼い主さんが安心できる良い環境を作ってくれているということですね。


4.犬の最大の愛情表現

やはり仰向けになるというのは、最大の愛情表現だと思われます。

誰にでもしているわけではなく、ちゃんと仰向けになる人は見極めているのです。

飼い主さんが雑用に追われてあまり構ってあげられないときに、偶然ゴロンとおなかを見せたとしましょう。

すると、飼い主さんはあまりの可愛さに雑用の手を止めて愛犬のお腹をなでたとします。

愛犬も心が満たされて、うっとりとした表情で飼い主さんの目をじっと見つめるはずです。

その時、飼い主さんも何とも言えないほんわかした愛情を心の中に感じるのではないでしょうか。

そして、一度でもそういう経験があると犬は何度もゴロンとします。

犬がお腹を見せて仰向けになる時は、あなたのことが好きで好きでたまらない、と言っている時です。

仰向けになるのは信頼している

人間にとって、犬は最高のパートナーです。

気分が落ち込んだときやつらい時には、近くに寄り添ってくれるまで心を通わせることもできます。

太古の昔から私たち人間とともに生きてきた犬たち。

仰向けになった時には、時間の許す限りかわいがってあげましょう。

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