犬にキャベツを与える時の注意点

犬にキャベツを与えても良いの?犬にキャベツをあげる際の注意点5つ

最終更新日:2015年9月6日

人間にとってキャベツは食物繊維が豊富で便秘解消に良いということは知られています。

しかし犬にとってはどうでしょうか。

もちろん犬にとっても胃腸の健康を保つために良く、そのほかの栄養素も含まれているため普段の食事にも適しています。

そこで犬に与える時の注意点についてご紹介します。


1.キャベツは犬にとっても栄養食

キャベツと言えば食物繊維が浮かぶ方がほとんどではないでしょうか?

みなさんが知っているとおりキャベツには食物繊維が多く、便秘に効くとされています。

もちろん犬も適量を摂取すれば便通が良くなり、胃腸のバランスを整えてくれます。

食物繊維は消化されないため腹持ちを良くする効果もあります。

またキャベツには抗酸化作用もあり、がん予防にも貢献してくれるようです。

ではそのほかの栄養素はどうでしょう。

キャベツにはカロテン、ビタミンK、ビタミンC、カリウム、カルシウムなども含まれています。

カロテンは老化防止、ビタミンK、カルシウムは骨の形成、ビタミンCは疲労回復カリウムは心機能の維持に役立っています。


2.キャベツは少量ずつ、ゆでて与える

犬は野菜の消化が苦手です。

生のままだと消化しにくいため便秘になったり、時に吐いたりすることもあります。

そのため便秘を予防するためにも食物繊維を少し分解させておく必要があります。

キャベツを与えるときはさっとゆでたり蒸したりして、みじん切りなど細かく刻んで与えると良いでしょう。

ただし犬は生のキャベツを好む傾向にあるようで、食感がやわらかいものより硬めのほうがいいようです。

ですので、犬の胃腸の状態、全体の健康状態によっては生で与えても問題ありません。

与える量としては1日の食事量の20%ぐらいを目安にします。

1日の食事量が500gであればキャベツの量は100gとなります。

しかし犬種によってキャベツの消化能力には差があるようです。

与える時は犬の様子を見ながら与え、苦手なようでしたら無理に与えなくても問題はありません。

肥満犬のダイエット目的としてキャベツを与える場合は、ドッグフードなどの食事を減らした分、キャベツやその他の野菜を少し多めに与えても構いません。

3.キャベツを与えすぎない

栄養豊富で健康に良いキャベツですが、犬はたくさん食べすぎると人間よりも影響が出てしまいます。

先に述べたとおり食物繊維が多く含まれているのですが、食べ過ぎたり胃腸が弱っているときは消化できずに、便秘なったり嘔吐をしてしまうこともあるようです。

また食物繊維は消化されにくいため、腸内細菌の働きにより発酵されガスが溜まりやすくなります。

キャベツにはグルコシノレートという辛み成分の物質も含まれているのですが、この物質が甲状腺腫や甲状腺肥大を起こす危険性があります。

ただし結構な量のキャベツを食べないかぎり問題はないようなので、適量を与え続ける場合は問題ありません。

そのほかにシュウ酸カルシウムという結石の原因になる物質も含まれています。

この結石は手術で取り除かなければいけないので、やはり予防する意味でもキャベツの与えすぎには注意しましょう。


4.キャベツアレルギーかどうかを知っておく

犬にもアレルギーがあります。

食物アレルギーがある場合は野菜でも症状が出てしまいます。

アレルギーを起こす食品はなるべく摂らないようにする必要がありますが、どの食品でアレルギーが起きているのかわかりにくい場合もあります。

症状としては皮膚炎、鼻炎、消化器症状、目の炎症などがあり、このような症状が出た場合は原因になっている食べ物を見つけるため、野菜を与えるのはやめて症状が落ち着くかなどをみる必要があります。

しかしキャベツなどの野菜は肉類や穀物類と比べアレルギーをおこしにくいので、あまり神経質になる必要はありません。

5.キャベツ以外の野菜の与え方は?

ここまでキャベツについて述べてきましたが、他の野菜を犬に与えるときはどのようなことに注意したらよいかもご紹介します。

・ブロッコリー
ビタミンCが多く含まれるため免疫力向上効果、キャベツと同じく食物繊維が多く便秘予防効果があります。
芯の部分は食物繊維が多すぎるため与えないようにしましょう。

・大根
大根も食物繊維が多く含まれています。
そのまま生で食べやすくカットするか、茹でて与えましょう。

・にんじん
にんじんには抗酸化作用があるカロテンが多く含まれています。
ヘタの部分はカットして生で与えましょう。

・じゃがいも
ビタミンC、ビタミンAが多く含まれています。

必ずゆでるかふかして与えましょう。

そのほかにトマト、かぼちゃ、さつまいも、きゅうりなども犬が好む野菜です。

そして最も注意しなければならないのが、玉ねぎを与えてはいけないということです。

玉ねぎのある成分が犬の赤血球を壊してしまい、酸素不足になってしまいます。

ひどい場合は死んでしまうことがありますので要注意です。

犬に対してキャベツは少量をゆでて与える

キャベツ自体には栄養がたくさん含まれており、適量を食べれば人間にも犬にとっても健康に役立つ野菜です。

しかし与えすぎると思わぬ病気を招く確率も、わずかながらあります。

健康で楽しい犬ライフを送るためにも、偏った食事にならないよう犬の食事管理、体調管理をしっかりとおこないましょう。

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