昔のように外で飼う犬よりも、室内で犬を飼う家庭が増え、犬小屋よりも室内のゲージの需要も以前と比べかなり増えました。
そのため、とてもオシャレなデザイン重視のゲージや、様々な機能性の備えたゲージなど、一口にゲージと言っても色々なものがあります。
そこで、犬用のケージの選び方をご紹介します。
家のどこに置くか
室内犬の場合、家のどこにゲージを置くかによって買うゲージが変わります。
まず第一に、どこに置くかを決めましょう。
リビングに置く場合や、寝室に置く場合や家庭環境によっても異なるかとは思います。
まずはその置く場所のサイズをきちんと正確に測りましょう。
縦、横、高さもきちんと測りましょう。
いざ買ったのに、大きすぎて思っていた場所に置けず、模様替えを余儀なくされたり、犬の出入り口である扉が半分も開けれないなど、困ったことにならないように、寸法をきちんと測ることは重要です。
また、犬種にもよりますが、ゲージの隅に抜けた毛が溜ったりするので、掃除しやすい場所がオススメです。
大きさの選び方
ゲージにも色々な種類がありますが、1番大切なのは、体に合ったゲージ選びをしなくてはいけません。
コンパクトなゲージを選んだものの、大きな犬種で、なんだか窮屈そうなのも可哀想です。
毎日過ごす家なので、ある程度不自由なく動ける位の余裕がある方が良いです。
基本室内で自由に過ごし、お留守番の時だけゲージで過ごす場合でも、あまり窮屈だと、ゲージに入ることすら嫌がる場合があるので、注意が必要です。
窮屈なのも困りますが、逆にあまりにも広すぎるゲージも犬が落ち着かなかったり、広ければ良いわけでもないので犬にあったゲージ選びが必要です。
また広すぎたりすると、落ち着かず、そわそわしてしまい、ゲージに入った途端に吠え出してしまったり、むだ吠えの習慣になってしまったりする場合のあるので、注意が必要です。
もし、今犬がいつもは大人しいのに、ゲージに入れるとずっと吠えてしまったりする場合、もしかすると使用しているゲージが犬にとって不安や、落ち着かない環境なのかもしれません。
もちろん、飼い主さんのそばにいれない寂しさもあるとは思いますが、ゲージをその犬にあったものに変えることでむだ吠えがなくなるかもしれません。
また日中飼い主さんが仕事などで、ずっとゲージでお留守番になる犬でしたら、寝床となる場所と、お水を飲んだりする場所やトイレが分かれているゲージがオススメです。
犬にとっても、やはり狭い空間はストレスになります。
とはいえ、犬の性格にもよりますが、どれだけ小さい頃からトイレトレーニングをしても、ゲージ内ではトイレを絶対にしない犬もいます。
あまりに大きなゲージを買いお部屋を占領することになってしまうと、飼い主さんにとっても悩みに種になりかねません。
飼い主さんにとっても、犬にとっても、お互いが過ごしやすいぴったりのゲージを妥協せずに探しましょう。
ケージの特徴や機能で選ぶ
ホームセンターのペットコーナーなどで、ずらりといろいろなゲージを目にすることもあると思いますが、それぞれのゲージの特徴や、機能別に考えて選ぶ事もオススメします。
まず、衛生面を気にする方は、天井の無い、床下部分がトレーになっているケージがオススメです。
掃除がしやすくこまめにお掃除ができます。
キャスターが付いているタイプのゲージもあり、動かして掃除をする事もでき、お掃除が楽にできます。
小さい子犬から飼い始めた方は、成長して大きくなっても伸縮や変形可能なゲージがオススメです。
体型に合わせて大きさを変えることができるので、買い替える必要もなく、経済的です。
犬にとっても、住み慣れたゲージが良いですよね。
インテリアを重視する方は、家具調ゲージや、ちょっと高価ではありますが、素材や色などお部屋の建具や雰囲気にあうオーダーゲージがオススメです。
犬に最適なケージを選ぼう
現在は本当にいろいろなゲージがあります。
値段も、比較的安いものもホームセンターなどで簡単に手に入る物もあれば、かなり値は張りますが、何から何まで、全てオーダーしてまるで注文建築かのようなオーダーゲージなど本当にいろいろあります。
でも何といっても、家族である犬と、飼い主さんにとって生活しやすいゲージを選ぶ事が1番重要です。