犬が脱毛している時に考えられる原因とケア方法

最終更新日:2016年6月8日

飼っている犬の体で、毛が抜けている箇所があると心配になりますよね。

では、何故換毛期ではないのに毛が抜けてしまうのでしょうか。

今回は、脱毛の原因とケアをする方法をご紹介します。

1.ストレスによる脱毛

犬は基本的に、どの子も飼い主と一緒にいる事が大好きで、一人になるのを嫌います。

お留守番の時間が長かったり、長期間飼い主と離れ離れになったり、スキンシップ不足になると寂しくなり、体の一部分を舐め続けることがあります。

しっぽをかじるのも特徴的です。

後は指の間などを舐め始めます。

どこか一部分だけ舐め続けていたら要注意です。

舐め続けるとだんだんとその部分の毛が抜けていきます。

初めは少し赤くなって範囲も広くないのですが、だんだんと広がり始めます。

中には、人間の円形脱毛症のように体の一部分が抜けてきたり、全身にわたって抜けてきたりする子もいます。

その場合、家族と同様しっかりとスキンシップを取ってあげるようにして下さい。

心の病が治まってくればだんだんと毛も生え始めてきます。


2.アレルギー性皮膚炎

犬も人間と同様にアレルギー体質の子も多いです。

接触性皮膚炎や食物によるアレルギーなど原因は様々です。

湿疹みたいな物が初めは出来るのですが、ひどくなってくると全身の皮膚が赤くなったり紅疹が出来たりしてとても痒がります。

その場合には病院に連れて行き、検査をしてもらって下さい。

原因を突き止めないと治りが遅くなり、、間違った薬などでますます悪化する場合もあるので自己判断は避けましょう。

アレルギー用の塗り薬や全身に広がっている時には飲み薬も兼用で処方してくれます。

薬を飲ませる際も自己判断で量を変えたり、勝手に飲ませるのをやめたりしないようにして下さい。

治ったと思っても再発する恐れもあるので、医師の指示に従うようにしましょう。

3.ノミ、ダニなどのアレルギー

室内で飼っている場合でもダニなどのアレルギーになったりする事があります。

お散歩の時なども公園、繁みなど色んな場所でダニなどがつきます。

大体尻尾の付け根、腰周りなどが脱毛してきます。

市販のノミ用の予防薬もあるのですが、小さい体の子には負担が大きい場合がありますので医師と相談して予防するか、もしなってしまったらきちんと処置してもらうようにして下さい。

また、寄生虫やカビなどによる皮膚炎の場合には脱毛とともに、フケが大量に出たりします。

稀に人間にも感染する菌もありますので、もしも移ってしまったら飼い主も一緒に治療をしていかなければなりません。


4.皮膚真菌症、濃皮症

円形に脱毛してくる場合には皮膚真菌症が考えられます。

また、全身に広範囲に脱毛してくる場合には膿皮症が考えられます。

皮膚が赤くなり、すごく痒がるのが特徴的です。

痒いからその部分を噛んだり、爪で引っかいたりする場合もありますので気をつけてあげて下さい。

5.お手入れ不足による脱毛

毛が長い犬の場合はもちろんなのですが、毛が短い子でもマメにブラッシングや拭き取りをしてあげる事が大切です。

体を不潔にしていると汚れや毛玉になり、それを放っておくと皮膚炎を起こす可能性があります。

抜け毛の季節などは数回に分けて、しっかりと抜け落ちるまでマメにお風呂やシャワーに入れてあげたり、ブラッシングをしっかりと行ってあげたりして下さい。

抜け落ちなければいけない毛を残しておくと体温調整も出来にくくなります。


6.ホルモン異常による脱毛

ホルモンの分泌量が多すぎたり、少なすぎたりすると皮膚炎を起こす場合があります。

皮膚に影響を与えるのは副腎皮質、甲状腺、性、成長などのホルモンがあります。

脱毛の場所は異常を起こしたホルモンの場所で異なってきます。

副腎皮質ホルモンの場合には胴体部分が広範囲で脱毛していきます。

ただし、頭部と四肢の毛は残るのが特徴的です。

性ホルモンのバランスが崩れてくると生殖器や肛門周りが脱毛してきます。

甲状腺ホルモンが減ると胴体の左右対称に脱毛していきます。

これらの場合には病院での治療が必要となります。

血液検査を行い、どのホルモンバランスが崩れているのかを調べます。

結果が出たら、それに合ったホルモン薬などを投与する事になりますが、副作用が出てしまう子もいる為、注意が必要になります。

また、すぐに効果が現れるわけではないので、定期的に診てもらい、根気よく治療を行う事になります。

愛犬も病院に行くのはかなりのストレスになり、病気が良くなってきても今度はストレスのせいで脱毛がひどくなってしまう子もいますので、異常を見つけたら早急に病院に連れて行き、治療が短く済むように心がけてあげて下さい。

脱毛症だからといって気を抜かないように注意

犬の脱毛症にも様々な原因があります。

季節的な抜け毛もありますが、それ以外で大量に抜け始めたり、部分的に脱毛していたりする場合には注意が必要です。

犬にとっても痒いのはとても辛い事なので、すぐに病院に連れて行ってあげて下さい。

アレルギー性の場合には環境の改善や飲み薬、塗り薬で治る場合がほとんどですが、内臓的な病気などで脱毛し始めたら命に関わる危険もあります

また脱毛と一緒に元気がなくなったり痩せてきたりする場合には早急な治療が必要です。

しっかりと検査を行い適切な治療をするようにして下さい。

「犬が脱毛している時に考えられる原因とケア方法」の関連記事

「犬が脱毛している時に考えられる原因とケア方法」と合わせて読みたい