犬が飼い主についてくる心理としては色々考えられます。

朝仕事に行く時についてきたり、家でくつろいでいてふと動いた時に一緒についてくることが多々あります。

そう行った時の犬の心理とはどういったことが考えられるのでしょうか。

構ってほしいと思っている

人間にもサイクルがありますが、犬にとっても1日のサイクルがあります。

毎朝飼い主が仕事に行くことも分っていますし、仕事に行った後は家で大人しくしていなければなりません。

ですから飼い主が帰って来た時や家にいる時には、飼い主にもっと構ってほしいと思っているのです。

犬は飼い主と遊ぶことが一番の幸せです。

どんな時も一緒に居たいと思っていますし、飼い主とたくさん遊びたいと思っています。

しかし家にいる時でもあまり構ってくれることがなくなると、だんだん寂しくなってくるので飼い主の後をついていき、構ってほしいとアピールをします。

もし犬がついてくることが多くなったら、最近たくさん遊んであげているかどうかを振り返ってみるのも良いかもしれません。

たくさん遊びたい

犬は散歩の時以外はずっと家の中にいる事が多いですし、散歩の時でも毎日思いっきり楽しんで満足しているかどうかも分りません。

散歩の時間も短かったり、ただ単に外に出かけて歩いているだけでは、犬もストレスが溜まってしまうかもしれません。

犬にとっては飼い主と遊ぶことが一番のストレス発散なので、いくら散歩に行っているからといってストレスが溜まっていない訳ではありません。

犬が飼い主の後をつけるのは、もっと自分と遊んでほしいというアピールかもしれません。

家に一緒にいるのにずっとテレビやスマホをやっていて、遊んでくれなければ、犬もストレスが溜まってしまいます。

せめて週に1回でも休日の時には思いっきり遊んであげることで、犬もストレスがなくなり落ち着いてくれるでしょう。

どこに行くのか不安

飼い主の後をつけていくのは、飼い主がどこに行くのか不安だからついていきます。

その中に自分も連れてってと思っているかもしれませんし、飼い主を守りたいと思っているかもしれません。

犬にとっては何もしていなくても自分の視界の中に飼い主がいることで、落ち着いたりします。

よくリビングで犬が寝ている時に、ふと目を覚まして周りを見渡した時に、飼い主の姿をみると落ち着いてまた寝ることが多いです。

犬は自分の視界の中に常に飼い主を入れておきたいので、ふと飼い主がどこかへ行ってしまうと不安になり、後をついていくのです。

お腹が空いたアピール

毎日定期的にご飯を食べていても、たまにお腹が空いてしまうことは人間でも多々あります。

いつも以上に外へ出て遊んだり、体を動かせばそれだけお腹も空きますから、飼い主へもっとご飯がほしいとアピールしているかもしれません。

毎日自分の後をついてきたり、ご飯の後でも後をついてくるならばお腹が減っているアピールではありませんが、普段はしないのにたまに後をついて来る時には、お腹が空いているのでしょう。

ペットでも犬や猫はエサを与える時に、箱や袋の音を聞いただけですぐにエサだと思い集まってくることがあります。

飼い主について行けば、何かもらえるかもしれないと思って後をついていってることもあります。

トイレに行きたい

犬は家の中ではトイレに行かないで、散歩の時にすることが多いです。

これは犬の習性でもあり、マーキングなどをする為にトイレを我慢しているのです。

毎日決まった時間に散歩をしていれば問題ありませんが、犬も大体時間を覚えているの散歩を忘れてしまったり、雨だからといって止めてしまうと犬も我慢しなければなりません。

飼い主に散歩に行こうアピールをしているのかもしれません。

もし散歩をしていなかったり忘れている時には、トイレに行きたいからというアピールなのかもしれません。

飼い主と一緒にいると安心する

飼い主の後をつけてくることは、多くのペットでする行動です。

ペットにとっての飼い主はいつでも一緒にいたいと思っていますし、一緒にいることで自分も安心するものです。

ですから常に自分の視界の中に飼い主が居てもらいたいと思っているので、どんなところにもついてくることがあります。

飼い主のことが大好きな犬の中には、お風呂やトイレまでついていこうとする犬もいます。

どこまでもついてくる犬が可愛いですし、お互いがしっかり主従関係を理解しているのでいつまでも仲良くできるはずです。

飼い主のことがとっても大好きなので、もっと構ってあげてください。

犬がついてきたら何かを伝えようとしている

飼い主の後をついていく犬の心理としていろいろなことがありますが、やっぱり飼い主のことが大好きです。

いっぱい遊んでもらいたいし、構ってもらいたいと思っているので、常に飼い主の傍にいれば自分も安心します。

自分の近くに飼い主がいなくなると不安になってしまう事もあるので、できるだけ家にいる時には一緒にいる時間をたくさん作ってあげてください。