体をこすりつける犬

犬が体をこすりつける時の心理とは。甘えから病気の可能性まで

最終更新日:2016年10月19日

愛犬が体をこすりつけてくることってありませんか?

飼い主に対してはもちろん、お風呂上りなどは床にもゴロゴロ。

そのしぐさはとても愛らしく、思わず和んでしまいますよね。

しかし、その行動の意味をご存知でしょうか。

「こすりつけ」にもいくつかパターンがありますよね。

それによっては、よくないことのシグナルの可能性も…。

そこで犬のこすりつけの心理をご紹介します。


1.飼い主の体にこすりつけてくる・お尻をくっつけてくる

思わず、ぎゅっと抱きしめたくなってしまうほど愛らしい行動ですね。

これは、飼い主を信頼している、大好きなあなたの匂いを自分につけたいと思っての行動。

甘えともとれるでしょう。

また、眠っているときに布団の上に乗ってきて、飼い主の体に自分のお尻をくっつけて眠りにつく…なんて経験ありませんか?

犬にとっての急所であるお尻を寄せてくるということは、信頼の証と言っても過言ではないでしょう。

たまに、初対面でもすり寄ってきてくれる子もいますが、これは犬達の挨拶です。

このパターンのこすりつけは彼らの愛情表現なのです。


2.飼い主の頭や顔の上に体をこすりつけてくる

部屋の中を走り回ったり、平気で飛びついてくるような、やんちゃ盛りの仔犬であれば問題はありません。

しかし成犬でこの行動をするとなると…それは「自分より下だ」と思われている可能性が高いです。

この行動は、縄張りや自分の所有物に対してする匂い付けの行動なので、自分より立場が上だと思う相手には絶対にしないことです。

しつけの見直しが必要かもしれません。

可愛さのあまり、甘やかしてしまいたくなる気持ちもわかりますが、時には厳しく接して、きちんとマナーを学ばせましょう。

3.においの強いもの(場所)に体をこすりつける

例えば、散歩に出た時に、道端に落ちている他の犬のフンに体をこすりつけてしまう…など。

これは本能的なものです。

彼らは元々、狩りをして生活をしていたので、その際に獲物に気付かれるのを防ぐため、自然にある匂いで自分の匂いをカモフラージュしていました。

その名残と言えます。


4.シャンプーのあと、床や洋服に体をこすりつける

せっかく洗ったのに…と言いたくなってしまいますが、犬達からしてみたら、シャンプーの匂いなどとんでもなく、必死で自分の落ち着ける匂いを浸み込ませているのでしょう。

そう思うと、ちょっと可哀想になってしまいますね。

あまり頻繁にシャンプーをするというのも皮膚には良くないので、日ごろからブラッシングをしてあげて、なるべく清潔な状態が長く続くようにしてあげるのがベストです。

どうしても汚れが気になる場合はぬるま湯で洗ってあげたり、濡れたタオル、または蒸しタオルで汚れを落としてあげましょう。

5.必要以上に体をこすりつけてくる

いつもとは違う、異常な程のこすりつけ。

これは、ノミやダニが体に寄生している可能性があります。

また、シャンプーの流し残しなどによる皮膚炎、アレルギー、ホルモンバランスの乱れ、腫瘍などが見られる場合も…。

気になるようであれば、早めにお医者さんのところへ連れて行ってあげましょう。

たまにお尻をこすりつける動きも見ますが、これは肛門腺に異常があるのかもしれません。

できたらシャンプーのときなどに肛門腺を絞ってあげましょう。

分泌物がうまく排出できていないと、そこから雑菌が入り、肛門腺が炎症を起こしてしまいます。

自分ではできなそうであれば、病院に行ったときにお医者さんにお願いすると、やってくれます。


6.部位別こすりつけ

体全体でということとは違い、今までに挙げてきたこすりつけとは違う、目、鼻、口、首などの各部位に異常があるときの行動です。

たまの行動であれば問題ありませんが、頻繁にやっているとなると病気や寄生虫によるものの可能性もあります。

例えば、耳を異常に掻いたりこすりつけたりしている場合は外耳炎など、耳の炎症を疑いましょう。

少しでも変だと思ったら、早めに獣医さんに診ていただくことをオススメします。

7.お散歩や、ご飯のあとにゴロゴロと床に体をこすりつける

一瞬、どうしたんだろうと思ってしまいますが、これは犬が心から満足をしているときの行動です。

このしぐさは飼い主が遊んであげた時にも見られます。

このときはなんとなく表情も満足気なので、飼い主にも伝わりやすいはず。

「満足しているんだな」と見守ってあげてください。

愛犬がこすりつける意味を知ろう

いくつか、心配になる「こすりつけ」も挙げましたが、犬達が何気なく行っていることも多い行動なので心配のし過ぎも良くないかもしれません。

日ごろから愛を持ってコミュニケーションをとり、本当に苦しがっている時のシグナルを私たちが敏感に察知していけるように心がけていきましょう。

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