犬にとって散歩はとても重要が行動の一つになります。
運動不足解消、ストレス発散、社会の適合など、犬にとってなくてはならない行動です。
とはいえ毎日散歩へ行くのは飼い主の立場になってみると大変ですよね。
今回はなぜ犬にとって散歩が必要なのかご紹介します。
運動不足の解消
犬にとって散歩は運動するいい機会です。
室内犬のような小さな犬は部屋の中を縦横無人に動き回ることができますが、大型犬となるとそうはいきません。
庭の小屋に繋がれたまま、ほとんどの時間を過ごしている犬も少なくはありません。
基本的には小型犬でも大型犬でも運動は大切です。
大型犬の方が筋肉を動かす消費エネルギーは大きくなるので、繋がれたままの生活だけでは筋肉を動かせず運動不足になります。
人間でもそうですが、運動不足はさまざまな障害を与えます。
ホルモンや稼動域が狭くなってしまうなど、悪い影響しかありません。
犬にとっては、食べるることと運動することはとても大きなウエイトを占めます。
大型犬の散歩は大きくなるにつれ大変ですが、犬も運動が大好きですし、犬のメタボ対策を兼ねて、散歩をして運動不足を解消しましょう。
社会に溶け込む
人間社会でもそうですが、犬にとっての犬社会と言うのがあります。
犬にとっては散歩をしたときに、マーキングをする習性があります。
より高く自分の臭いをつけることによって、他の犬に自分の縄張りだということをアピールしているのです。
犬は人間の何十倍もの嗅覚を持っています。
臭いを嗅ぐことによって、ここが誰の縄張りかが瞬時に分かるのです。
散歩コースにマーキングすることで、他の犬との関係性も出てきます。
犬社会では散歩時のマーキングが、犬の習性にとっても重要ことです。
散歩時に他の犬との遭遇もあります。
犬友達を作ることができます。
ご主人様にはとても従順ですが、友達ではありません。
犬も友達ができれば楽しいと思います。
犬にとって散歩は、自分を主張できる場であり、友達をつくる場でもあります。
社会を学ぶことで、問題行動を起こさないこともあります。
刺激を与える
犬は人間よりも嗅覚、聴覚がとても優れています。
耳がピクピク動くのは、よく耳が聴こえていて、その方向に耳が動くからです。
嗅覚も人間の何十倍もあるので、遠く離れた臭いも感じ取ることができます。
家の中や庭だけに縛られた生活をすると、だんだんそれだけに慣れてしまいます。
散歩に出かけることで、家にいるときとはまた違った刺激を受けることができます。
刺激を受ければそれだけ活発になるので、脳の働きも良くなり頭も良くなります。
人の言うことを聞く犬は、飼い主をじっと観察しているものです。
しかし刺激がない生活をしていくと、だんだん落ち着きがなくなってきたり、我慢することができなくなってくるようです。
刺激を与えて、より良い関係を保つ努力も大切な事です。
ストレス発散
人間も家の中にずっと居ればストレスが溜まります。
家が好きな人は例外ですが、犬はやっぱり元気に動ける環境が好きです。
庭で鎖に繋がれてる生活では、好きに動けないのでストレスが溜まりやすくなります。
ストレスは万病の元で、犬も病気がちになってしまうようです。
散歩によってある程度自由に行動できれば、ストレス発散にも繋がります。
あとマーキングの習性があるので、散歩をしないと排泄することができません。
散歩するまでずっと我慢していたら、ストレスが溜まるのは必死です。
犬に責任を持つ立場の飼い主さんならば、犬と一緒に散歩してストレス発散することをオススメします。
飼い主とのコミュニケーションの場
犬にとって飼い主はすべてと言っても過言ではありません。
忠義を尽くし寄り添ってくれる犬は、ペットと言うより家族と言えます。
ご主人様との時間が何より好きな犬にとって、散歩は何よりも楽しみの一つと言えるでしょ。
散歩に行く素振りをしただけで、しっぽを大きく振って喜んでいる姿は愛らしく思います。
運動不足やストレス発散など、いろいろな理由もありますが、やはり飼い主とのふれあいが一番です。
これは犬から見た目線だけではなく、飼い主の立場で見てもそう言えます。
ペットと触れあえる時間は、飼い主にとっても至福の一時でしょう。
なぜペットを飼うかと言われれば、コミュニケーションがとれてかわいいからです。
食事をあげているだけの関係だけではなく、家族の一員としてふれあいの時間とコミュニケーションを大切にしたいものです。
散歩は犬にとっても飼い主にとってもプラスなこと
犬にとって散歩には大きな役割があります。
また、飼い主との大事なふれあいの時間ですので大切にしていきましょう。
飼い主にとっても気持ちが充実したりペットとのコミュニケーションの場になりますので積極的に散歩へ行きましょう。