犬を飼っていると、お風呂やトイレに入るときもついてくるときがありますよね。
なぜそんな時にまでついてくるのでしょうか。
ついてくる姿は純粋に可愛いですが、疑問でもありますよね。
今回はその理由についてご紹介します。
飼い主のことが気になって仕方がない
犬は従順な生き物です。
毎日お世話をしてくれる飼い主のことが大好きで、いつもどんな行動をするのか気になってしかたがないのでしょう。
飼い主にとってはただお風呂やトイレに行くだけかもしれませんが、犬にとっては何をするのか想像できません。
だから、よくお風呂上がりやトイレから出た後に前で犬がじっと待機して飼い主のことを待っているのです。
前でひたすら待つことからもわかるように、犬は本当に飼い主に対する愛や興味がとても多くて従順な生き物であることがわかりますね。
エサがほしくてつきまとう
犬はお腹が空いてるとき、とても分かりやすいアピールをしてきます。
飼い主にどこまでもついていき、エサをくれるまで可愛い顔をしてエサをおねだりしてきます。
毎日のご飯タイムにエサをあげていても、犬は食べることが大好きなので暇さえあれば何か美味しいものを食べたいのです。
人間はいつでも自分の好きなときに好きなものを食べることができますが、犬はそれができません。
飼い主がエサをくれるまでただ待つしかないのです。
お風呂やトイレにまでついてくるなんて邪魔だ、と思う飼い主も中にはいるかもしれませんが、このように考えたらとても犬が可愛くみえてきませんか。
犬はひとりではいられない
犬が飼い主の後ろをついてくる習性は、どんな犬にも見られます。
これは、犬が人間と一緒に暮らしていく中で身についていった習性です。
なぜ犬が後ろをついてくるかというと、犬はひとりではいられないからです。
犬はひとりでいるのが不安なので、飼い主が少しでもどこか違う場所へいってしまうと不安で仕方がないのです。
この不安さから、飼い主のいく先へどこでもついていくのです。
よく、飼い主が仕事へいって帰ってくると玄関で犬が出迎えてくれることがありますよね。
これは、飼い主がどこへいったか不安で玄関でずっと待っててくれていたのです。
そんなにまで自分のことを必要としてくれていることを考えたら愛しくてたまりませんよね。
そばにいると安心する
犬を飼っていると、自分のそばから離れないことはご存知でしょう。
犬は人間が大好きなので、いつも大好きな飼い主の傍にいたいのです。
ただでさえ社会人の飼い主は、毎日8時間仕事へ出かけていて、帰ってきてからの数時間しか犬と一緒に居られないでしょう。
飼い主にとってはそれでも良いかもしれませんが、寂しがり屋な犬にとってはとても貴重で大好きな時間です。
少しでも多く犬の傍にいてあげて、犬を安心させてあげると、犬も安心して飼い主の傍にいることができるでしょう。
そうすると、後ろについてくる頻度も少しは減るのではないでしょうか。
遊びたい
犬か遊ぶのが大好きです。
散歩へ出かけたり、ボールで遊んだり、飼い主と遊びを通してコミュニケーションをすることが大好きです。
犬の散歩はもちろんいっているかと思いますが、散歩の頻度が少なかったり散歩の時間が短かったりすると犬にとっては物足りません。
その遊びたい犬の気持ちを尊重して、積極的に犬と遊びへ出かけましょう。
遊んであげずに無視し続けてしまうと、犬にとってはストレスになりますしイタズラや問題行動をしてしまう原因にもなります。
飼い主のことを慕ってくれなくなるかもしれません。
できる限り犬の気持ちに応えてあげることが大切です。
飼い主に依存している
室内で飼っている犬だとなおさらですが、犬にとってはあなたしかいません。
飼い主は色んな人と好きなように遊べるかもしれません。
しかし、犬は飼い主としか遊んだりコミュニケーションを取ったりできないので、飼い主に依存してしまって当然です。
犬にとって1日の時間はとても長く、1日の大半は寝ているかぼーっとしているかでしょう。
飼い主が仕事にいっている間も退屈で仕方ありません。
早く帰ってこないかなーと首を長くしてあなたを待っているのです。
人間でいうと恋人のような存在です。
恋人にはつい依存してしまいますし、ずっと一緒にいたいですよね。
犬にとって飼い主は大切な恋人のような存在です。
トイレやお風呂についてくる犬の心理を知ろう
ここまで、犬がトイレやお風呂についてくる理由についてご紹介します。
犬を飼っている人は、「あーなるほどな」と共感することも多かったのではないでしょうか。
犬を飼っていない人は、この記事を読んで犬の従順さを再認識し飼いたくなった人もいるでしょう。
それほどまでに犬は魅力的で、人間が大好きな動物です。
犬のことを最大限理解する努力をしてあげて、いっぱいコミュニケーションをとってあげてください。
もし飼おうと考えている人は、犬について良く勉強してから飼ってくださいね。
犬にとっても、人間にとっても、幸せな生活が送れることを願います。