よだれを垂らす犬

犬がよだれを出す原因。温度調節やストレスが理由かも

最終更新日:2016年1月2日

あなたは、愛犬のよだれが気になったことがありませんか?

犬種によっては、普段からのたくさんよだれが出る犬もいますが、いつもより量が多かったりすると、少し不安になってしまいますよね。

そもそも、よだれを出ることにはどういった意味、また理由があるのでしょうか。

今回は犬がよだれを出す原因についてご紹介します。


1.体温の調節

人間は汗をかくことで体温を調節していますが、人に比べ汗腺の数が少ない犬は、よだれを流すことによって体温調整を行います。

また、これにより、水分の調整も行っているようですね。

つまり、汗の代わりです。

そして犬種によっては、それが特別目立ってしまう犬もいるのです。

わかりやすいのはブルドッグ。

彼らのような短頭種は鼻が短く体温調節が苦手なため、より多くよだれが出てしまいます。

また、洋犬に多い口の下がたるんでいるタイプは、どうしても流れやすいようですね。

こういった、元々よだれが出やすい犬種は、それによって肌が荒れてしまうこともあります。

そのためまめに拭いてあげるなど、できるだけ清潔に保ってあげてください。

近年の夏の猛暑では、よだれを出すことによる体温調整が難しいようで、熱中症にかかってしまう子も多いそうです。

エアコンをつけたり、外飼いであれば、日陰を作ってあげるなど、飼い主がしっかりと管理をしてあげましょう。


2.健康体である証拠

よだれが出ること自体は悪いことではありません。

口内を清潔に保ったり、消化を助けるなどの手助けをしてくれるからです。

エサを目の前に差し出したときに、大量のよだれを出してしまうのは健康な証。

人間も美味しそうな食べ物を目にすると、思わずよだれが出てしまいますよね。

食べ物を意識したときに、自律神経の働きによって唾液を出し、喉を潤して食事をしやすくしているのです。

食欲がある証拠なので、心配はありません。

3.ストレス

緊張など、ストレスがかかったときも、よだれが多く出ることがあります。

よく例に挙がるのが、車に乗せたときの様子。

多くの犬は車が苦手で、かなりの緊張を伴っています。

少しずつ環境に慣れさせることにより改善は見られるようですが、嫌がる犬をムリヤリ車に乗せるのは、できるだけ避けたいですね。

車酔いに関しては、犬用の酔い止めもあるようですが、犬の体質によっては、あまり効果が見られない子もいるようです。

どうしても長時間の乗車が必要な場合は、獣医さんと相談の上、試しに飲ませてあげてみてはいかがでしょうか。

ストレスは、よだれを増やすだけでなく、大きな病気を引き起こす原因にもなりかねないので、なるべく溜めさせない、また、発散させてあげられる場所や機会をたくさん作ってあげるなど、できる限り気にかけてあげましょう。


4.病気の可能性

あまりにも大量のよだれがで続ける場合は、病気を疑った方が良いかもしれません。

その他、よだれが泡状であったり、血液が混ざっている、キツい臭いを放つなどの状態である場合も同様です。

多くの場合、口腔内の病気、感染症、消化器や呼吸器の病気である可能性が高いでしょう。

もしくは、何かを誤飲してしまったときも、似たような症状が出るようです。

いずれにせよ、早い段階で病院へ連れて行き診てもらうことで、最悪の事態を避けられる確率も上がります。

飼い主さんは普段から、愛犬の様子を観察することが大切ですね。

些細な変化にも気付いてあげれるように、いつでも目を配っていましょう。

しかし、先にも挙げたように、健康体だとしてもタイミングによっては大量のよだれが出ることもあるので、全部に不安を抱き、過保護になってしまうのも問題。

そのためにも、心配になったときは、落ち着いて、いくつかの条件を確認しましょう。

まず、よだれが多いなと気付いたら、どういったときによだれが出ているかを把握しましょう。

そして、臭いがないか、歯茎や歯に異常がないかを確認します。

呼吸する様子を観察することも大切です。

もし、明らかな異常があり、病院へ連れて行くことになっても飼い主が症状を把握しておくことで、スムーズに診察を済ませることができるのです。

愛犬の苦痛は早く取り去ってあげたいですよね。

犬がよだれを出してしまう原因を突き止めよう

健康である証、また、病気の可能性、よだれを一つをとっても原因は様々であることがご紹介しました。

愛犬がいつもより多くよだれを出していたら、ここまで挙げてきたどの項目に当てはまるのか、確認して頂き、気になることがあれば、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。

犬は言葉を使えない代わりに、何かしらのシグナルを使って飼い主に訴えます。

それを察知してあげられるよう、日頃から愛情を持って接していきましょう。

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