カンムリウズラってどんな鳥?冠羽が特徴的な鳥の性格・価格・寿命を知ろう

最終更新日:2016年8月5日

アメリカ産のカンムリウズラは、頭から生えたユニークな冠羽が魅力的な鳥です。

日本ではあまりペットとしては流通していませんが、その見た目の美しさから人気の高い鳥でもあります。

カンムリウズラを飼う際に知っておきたい、特徴や価格などをご紹介します。

1.カンムリウズラとは

カンムリウズラは、キジ目ナンベイウズラ科に属する鳥の仲間です。

アメリカ大陸が原産で、カリフォルニア州、オレゴン州などアメリカ西部に生息している他、メキシコなど南米に分布しています。

野生下では森林や草原地帯で小規模の群れを作って生活しています。

低木の根元や地面のくぼみに植物の茎や葉を使って巣を作り、昆虫や果実、植物の種を食べます。

繁殖期になると群れから離れ、つがいで行動します。

春から初夏にかけてが繁殖期で、一羽につき10~15個の卵を産みます。

昔から食用として捕獲、家畜化されてきました。

繁殖力が高く、狩猟用の鳥としてアメリカでは重宝され、人工的に繁殖させた個体が多く放鳥されています。

ハワイ諸島やニュージーランドなどの離島にも分布を広げて野生化しています。

戦後はペット・観賞用として世界中に流通・販売されています。

寒さに弱いため、暖かい環境での生活に適しています。

乾燥にも強く、荒野や砂漠などでも生活しています。

同じナンベイウズラ科の種類に、コリンウズラやズアカカンムリウズラ、オナガウズラなどが存在します。


2.カンムリウズラの特徴・性格

頭の上にある、独特な冠羽が大きな特徴です。

色はオスメス共に黒みがかった模様をしています。

体長は成鳥で24~26cm程度、重さは150~200g程度で、ウズラの仲間としては大型の部類に入ります。

オスは首の周りに鮮やかな白い輪のような模様があり、背中も光を帯びると青光りします。

その美しさから飼育用・鑑賞用として世界で人気を集めてきました。

メスはオスよりも地味な色をして、目立ちにくくなっています。

他のウズラの仲間よりも尾羽が長く、飛行が得意です。

卵は一般によく見かけるウズラの卵と同じくらいの大きさ、色をしています。

生まれてくる雛も、手の平に乗るくらいの小さなサイズです。

とても臆病で警戒心が強く、人に懐きにくい性格をしています。

手に載せて可愛がるよりも、少し遠くから美しさを観て楽しむほうが、カンムリウズラにストレスを与えません。

鳴き声が大きく、特にオスは朝方によく鳴きます。

普通のウズラはつがいにするとオスがメスを攻撃するなど問題が起こりやすいですが、カンムリウズラはオスが温厚なため、つがいでも問題なく飼育できます。

集団で飼育するよりも個体での飼育のほうが向いています。

地面を歩くよりも、低木の枝に止まっていることが多いです。

空を飛ぶのが得意なため、飼育の際には脱走に注意が必要です。

3.カンムリウズラの価格・入手方法

カンムリウズラは、オスとメスで価格が異なります。

定期的な入手がされていない種類のため、個体の入荷数によって値段は変動します。

有精卵は10個1,500円~3,000円程度で売られています。

成鳥はオスは4,000円~8,000円程度、メスは6,000円~10,000円程度でペットショップで購入できます。

成鳥の場合は繁殖用としてオスとメスのつがいがセットで売られていることが多いです。

日本ではあまり主流のペットではないため、販売されている店舗は限られていて、取り扱い数も多くありません。

大型のペットショップや鳥専門のお店、ネット通販などを利用すると入手しやすいです。

卵や雛の状態だと、ネットオークションや里親募集で入手できる場合もあります。

交渉次第では安価、もしくは無料で譲り受けることも可能です。


4.カンムリウズラの寿命・長生きさせるには

カンムリウズラの寿命は産卵用の家畜や野生では2~3年、ペットとして飼育する場合は平均で7~8年です。

病気には比較的強いですが、強い刺激やストレスによって寿命が短くなる場合があります。

暖かく清潔な、環境の良い場所で育てると10年程度生きる個体もいます。

長生きさせるためには、時々広い屋内で放鳥するなどしてストレスを発散させてあげると良いです。

エサも高栄養のものよりも栄養バランスが整ったものを与えたほうが元気に育ちます。

エサの食べ具合や排泄物の状態から健康状態を把握して管理することが長生きの秘訣です。

卵を孵化させる、雛から育てるなどの方法で早いうちから環境に慣れさせることでも、落ち着いて長く飼育することができます。

臆病だけと飼いやすいカンムリウズラ

カンムリウズラは人に懐きにくいため、スキンシップは難しいですが、観賞用のペットとして飼うならば非常に育てやすい鳥です。

大人しい鳥なので、大きな手間もかかりません。

性格や特徴を把握して、適切な環境と整えることで飼い主にも慣れ、安心して元気に育てることができます。

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