メンフクロウってどんな鳥?生態・性格・食事など

最終更新日:2016年7月1日

ハート形の顔が特徴的なメンフクロウ。

最近はフクロウ専門店やフクロウカフェなども増えてきて、メンフクロウとふれ合う機会も多くなりました。

メンフクロウとはどのような生き物なのでしょうか。

メンフクロウの生態、性格、食事などの特徴をご紹介します。

1.和名の由来は仮面をつけたように見えるから

メンフクロウは顔がハート形をしており、それが特徴的です。

ハート形の部分には、白い毛が生えています。

漢字では「面梟」と書き、メンフクロウという和名の由来は、「顔の部分が仮面をつけたように見えるから」です。

英名では、「BarlOwl」と言い、「納屋のフクロウ」という意味があります。

メンフクロウの分布がとても広く、住宅地にも生息して納屋のような人家に巣を作ることからそう呼ばれるようになりました。

なお、フクロウ目メンフクロウ科に属するのはメンフクロウただ一種だけです。


2.世界中に分布している

メンフクロウの分布域は非常に広く、北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと世界中に分布しています。

住んでいる環境も幅広く、開けた森林、草原、農耕地、市街地など様々な場所で暮らしています。

分布域が広いため、流通量も安定しており、世界中でペットとして飼育されています。

また、体が丈夫で飼育がしやすいため、フクロウの飼育が初めての初心者にオススメです。

メンフクロウは、お面をつけたようなユーモラスな顔から人気があり、モリフクロウやアフリカオオコノハズクなどと並び、メジャーなフクロウの種類であると言えます。

3.デリケートでストレスに弱い性格をしている

メンフクロウは、基本的にデリケートでストレスに弱い性格をしています。

そのため、大きな声を出したり予測不可能な動きをしたりする小さな子どもは苦手です。

メンフクロウ、子ども双方が怪我などをしないように、部屋の一室をメンフクロウ専用にするなどの住み分けをした方が良い場合もあります。

デリケートでストレスに弱い一面があるメンフクロウですが、フクロウの中では比較的温厚な性格をしています。

そのため、子どものうちからお世話をするとよく懐き、頭を触らせてくれるようになります。

頭も良いため、根気よく教えれば、屋外で紐などで固定せずに自由に飛ばせる「フリーフライト」が出来るようになります。


4.完全食肉性

メンフクロウは、猛禽類であるフクロウの仲間なので完全肉食性の生き物です。

野生ではネズミやモグラなどの小型ほ乳類を食べており、枝の上で獲物を待ち、音もなく襲いかかります。

ユーモラスな姿をしていますが、ハンターとして優秀な一面を持っています。

飼育下では、マウス、ウズラ、ヒヨコなどを食べます。

これらは冷凍されており、大型ペットショップや猛禽類専用店や爬虫類専用店などで販売されています。

肉食性だからといって、スーパーで販売されている肉やソーセージなどを与えるのは止めて下さい。

添加物が入っている場合があり、メンフクロウが体調を崩してしまう原因になります。

5.繁殖が比較的容易

フクロウはペットとして飼育されてから日が浅いため、繁殖のノウハウがまだまだ不足している部分があります。

そのため、フクロウの繁殖は難易度が高いと言われていますが、メンフクロウは飼育数が多いことから、フクロウの中では比較的繁殖が容易であると言われています。

とは言うものの、オスとメスを一緒にしておけばそのうちヒナが生まれるという訳ではなく、産んだ卵を温める場所を確保してあげるなど注意が必要です。

また、親フクロウが産んだ卵を温めない場合は、孵卵器を用意してヒナが孵るまでお世話をしなければなりません。

費用も手間もかかる覚悟が出来ないと繁殖はオススメ出来ません。


6.寿命は20年くらい

メンフクロウの寿命は飼育下では、15年から20年くらいだと言われています。

しかし、厳しい環境の野生下では1年から2年くらいであると言われており、このことからメンフクロウが環境にかなり左右される生き物であることが分かります。

飼育下で少しでも寿命を伸ばすためには、健康的な生活を送らせましょう。

メンフクロウは完全な夜行性ですので、昼間はゆっくり休ませる環境を整える必要があります。

また、エサはひとつのエサばかりあげるのではなく、日替わりで色々な種類のものを食べさせましょう。

例えば、冷凍ヒヨコばかり与えていると栄養が偏り、羽毛の毛づやが悪くなってしまいます。

7.価格は15万円から40万円くらい

メンフクロウの価格は、15万円から20万円くらいです。

人気の高いモリフクロウが20万円から40万円くらい、シロフクロウが30万円から40万円くらいですので、それらと比較すると安めの価格で取引されています。

逆に10万円以下の破格値で取引されている場合、病気や怪我などを患っている可能性もあります。

よく確認するようにしましょう。

また、メンフクロウは他のフクロウと比較して、環境適用能力が高く、繁殖が容易であるために個体数が多く、安定した流通が確保出来るようです。

購入は大型ペットショップや猛禽類専用店、フクロウ専門のブリーダーから購入するのが一般的です。

飼う人を選ぶメンフクロウ

メンフクロウは完全夜行性のため、夜中にけたたましい鳴き声を出すことがあります。

そのため、マンションでの飼育は向いていないと言われています。

メンフクロウの飼育を希望する場合は、自分の自宅で飼育が可能かよく検討してから決めるようにしましょう。

また、メンフクロウは犬や猫などと違い、診察してくれる獣医師が少ないです。

出来れば、メンフクロウを飼う前に診察してくれる動物病院を探しておく方が良いでしょう。

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