文鳥の性格6つ。好奇心旺盛な遊び好き

昨今、愛らしい姿と心地良いさえずり、またその飼いやすさから、文鳥の人気が一部のファンの間で高まっています。

しかし、飼いたいとは思っても、鳥を飼ったことがない方にとっては不安な面も大きいですよね。

今回は、そんな人気の高まっている文鳥の性格についてご紹介します。

とにかく飼い主さんが好き

よく言われる言葉として「手乗りといえば、文鳥」というものがあります。

それだけ文鳥は、上手に慣れさせてあげれば飼い主さんのことを大好きになってくれる存在。

雛からずっと飼い続けている場合、ずっと飼い主さんの後を追いかけて回る子もいます。

そんな姿を想像するだけでも、本当に愛らしい存在ですよね。

空気を読む

飼い主さん大好きな文鳥ではありますが、非常に飼い主や人間の機微に対して敏感です。

飼い主さんがピリピリしているときには、近づかない子が多いのも文鳥の性格的な特徴と言うことができます。

反対に言えば、文鳥と遊ぶときには、そうしたピリピリした姿を見せないようにしてあげることも重要です。

好奇心旺盛

そんな文鳥ですが、実は少しナルシストな一面もあることを、ご存知でしょうか?

多くの文鳥は、鏡が大好きです。

ゲージの近くに鏡を設置してあげると、一日中鏡の前でポージングする文鳥もいます。

自分大好き?と思われるかもしれませんが、実は、単純な好奇心からくるもの。

ちなみに、大人になってから初めて鏡を見せると、ビックリして怖がってしまいます。

鏡遊びを覚えさせたいときには、小さいうちから、できれば雛のうちから鏡を見せてあげることを心がけましょう。

多頭飼いも相性次第ではできる

一羽の文鳥を飼っていると、次第にもう一羽飼ってあげたくなるのが飼い主さんの心情ではないでしょうか。

中には多頭飼いができない鳥もいますが、文鳥の場合、相性次第では多頭飼いも可能です。

しかし、その際に注意すべきことがあります。

それは、多頭飼いによって、飼い主さんとの心の距離ができてしまう場合があるということ。

文鳥同士が仲良くなることは良いことなのですが、文鳥同士の方がコミュニケーションも取りやすいと感じてしまい、飼い主さんとのコミュニケーションを面倒に思ってしまう子もいるようです。

こうしたリスクを防ぐため、飼い主として慣れないうちから文鳥を多頭飼いする場合には、一羽ずつゲージを分けてあげたり、放鳥する時間も分けてあげることで、文鳥同士が接触しないようにしてあげることが重要です。

一羽ずつ放鳥することで、ゲージの中にいる文鳥は、飼い主さんと遊ぶもう一羽を見ます。

すると、「自分も飼い主さんと仲良くしてみたいな」と思うようになり、二羽とも仲良くできるようになるようです。

反抗的な面も

愛らしい面ばかりご紹介してきた文鳥ですが、実は若いうちは反抗的になることもあります。

文鳥が精神的に大人になるのは、大体4歳から5歳程度。

それまでの文鳥は、人間で言うところの中学生から高校生。

とにかくいたずら好きで、飼い主さんにも噛みついてみたりしてきます。

このときに飼い主さんから叩かれたり、強く叱りつけられてしまうことで、飼い主さんとの信頼関係に傷が生じてしまうこともあります。

もちろん、いたずらされたり噛みつかれることで、ビックリしたりイライラしたりすることもあるかと思います。

しかし、「どこの家の子も一緒だから」と、大人になるまではグッと我慢することも必要になってきます。

遊び好き

文鳥を飼っている方の中には「用意したおもちゃで遊ばないから、あまり遊ぶのが好きじゃないのかな」と言われる方もいます。

しかし、文鳥は遊ぶのが大好き。

ただ、文鳥はインコのように握力が強い鳥ではありません。

何かを握って遊ぶようなタイプのおもちゃは、文鳥向きではないと言われてしまうかもしれません。

そんな文鳥が大好きなおもちゃは、ブランコ。

本当に一日中、キコキコと楽しそうに遊ぶ子が多いです。

また、ご紹介した通りに握力の弱い文鳥ではありますが、ブランコに乗りことで握力を鍛えることもできるので、良い運動として取り入れている飼い主さんも多いです。

ただ、こちらも鏡でご紹介したように、大人になってからブランコを用意してあげても、怖がって乗らないことが大半です。

ブランコを用意してあげる際には、小さい雛のうちから慣れさせてあげることを意識してみましょう。

文鳥の性格を理解してあげよう

見た目にも愛くるしいことで人気を博している文鳥ですが、その人気は見た目だけばかりではありません。

文鳥は本当に好奇心が強く、飼い主さんと信頼関係が築けると、小さな身体で精いっぱいの愛情を表現してくれます。

皆さんもぜひ、正しい知識を持ったうえで文鳥を飼い始め、その愛くるしい性格と姿で幸せになってくださいね。