カワウソは可愛い動物ですが、自宅で飼うとなると、色々気を付けなければならない点があります。
日本でもそれほどカワウソを飼っている人は多くなく、情報も集まりにくいということもあります。
カワウソを飼う場合は、飼い方のポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。
カワウソに必要な飼育スペースを用意する
カワウソは意外と活発で、運動量も多いのです。
カワウソを飼う時は、カワウソの生活の場となるスペースを、ある程度広々と用意してあげましょう。
あまり狭いスペースに入れてしまうと、段々とストレスが溜まって調子を崩してしまいます。
カワウソにとって十分な生活スペースが取れないなら、カワウソを飼うのは控えましょう。
また、カワウソは水辺で生活をする生き物です。
飼育の場には水遊びできる場も設けてあげましょう。
かかりつけの動物病院を見つけておく
可愛いカワウソですが、意外と国内で飼育した人は少なく、動物病院でもカワウソを扱ったことがないというお医者様もいたりするからです。
カワウソが体調を崩した時にはやっかいです。
診察をしてもらえる病院を、あれこれと探し回ってしまうことでしょう。
そうしているうちに、手遅れになってしまったら大変です。
カワウソを診察したことがある、そんな動物病院を見つけておくことが、カワウソを飼う時に大切なことです。
可愛いというだけでなく、ちゃんと困った時には助けてもらえるように、手はずを考えておきましょう。
また、泊まりで出かける時にも、預かってくれる動物ホテルがあるか、それも考えておきましょう。
見つからないようなら、家族や知り合いにカワウソの世話を依頼できるように、事前にお願いしておきましょう。
いざ急な出張があって家を留守にする時には、ちゃんとカワウソの面倒を見てもらえる人がいて、初めて泊まりで出かけることができます。
いざという時、ちゃんとかかりつけの病院があるか、預かってくれるホテルはあるか、それをしっかり確認してあげましょう。
そうすれば、万が一の時にも落ち着いて対応できるはずです。
カワウソに噛まれないように気を付ける
カワウソの歯は意外と鋭く、うっかりすると大怪我をしてしまいます。
カワウソと遊んでいる時、興奮させ過ぎてしまわないように気を付けましょう。
あまりに興奮しすぎて、ストップが効かなくなり、飼い主の手や指を噛んでしまうことがあります。
カワウソは噛みつきながら体を回転したりしますから、噛まれた時の傷は大きくなることがあります。
場合によっては指をかじり取られてしまうこともあるので、くれぐれも用心が必要です。
また、一緒に遊びたくても、どうしても懐かないこともあります。
そういう時、無理に触って噛まれることもあります。
手が血まみれになってしまったりしますから、無理やりカワウソを触るのは控えましょう。
可愛いペットですが、その歯は鋭く大けがをすることがあります。
くれぐれも噛まれないように、そして興奮させ過ぎないように、気を付けてあげましょう。
カワウソは意外と長生きなのでちゃんと面倒見られるかがポイント
カワウソを飼いたくても、その寿命が来るまで、きちんと世話ができるかがポイントとなります。
カワウソの平均寿命は、大体12年です。
そしてカワウソは活発でよく遊びますし、水浴びもします。
飼育している時は、カワウソがストレスを溜めないようにちゃんと環境を整えてあげなくてはなりません。
他にも温度や湿度に気を配らなくてはいけませんし、エサは肉も魚も食べますので、結構エサ代がかかります。
それをきちんと寿命まで続けて行けるかどうか、しっかりと考えなくてはなりません。
カワウソを飼っている人はまだまだ少なく、情報量も少ないということも知っておくべきことです。
カワウソを飼うなら、意外と手間がかかるということを、しっかりと受け止めましょう。
それでもきちんと面倒を見ることができるかどうか、それを確認することが大切なポイントです。
カワウソを飼おう
カワウソはとても可愛い動物ですが、まだまだ情報が少なく、飼いにくい部分があるのも事実です。
でも事前にカワウソのことをよく調べれば、きっとカワウソが快適に過ごせる状況を作り出してあげることができるでしょう。
一つ一つの注意点をクリアしてあげるのが、カワウソの飼い方のポイントとなります。