【スカンクの特徴】性格・寿命・生態・飼う際の注意点

最終更新日:2016年10月20日

あまりペットで飼う動物としてスカンクと聞いてもピンとこないかもしれません。

おならで相手に強烈な臭いを放つイメージばかりですが、最近ではペットとしても人気を集めています。

今回は、そんなスカンクの生態や飼い方についてご紹介します。

1.スカンクの特徴

スカンクと言えば、体全体に目立つ白黒のまだら模様と、強烈な臭いにおいを放つことで知られています。

見た目から想像がつくように、フェレットと同じ仲間で体の特徴は共通する部分が多いです。

近頃では日本でもペットとして飼育する人が増えています。

スカンクは複数の種類が存在するが、ペットとして飼われることが多いのはシマスカンクです。

体の大きさは大体30cmくらい、体重は2~3kgくらいに成長します。

長い尻尾が特徴的で、その可愛らしい姿に惹かれる人が多くなります。

スカンクと言えばやはり強烈な臭いのイメージがありますが、これはスカンクの攻撃手段です。

スカンクの身体に蓄積される分泌液によるもので、その臭いは2km先まで届くと言われています。


2.スカンクの生態

スカンクは、北アメリカから南アメリカにかけて生息している動物です。

生活はパターンは夜行性で、昼間は巣穴で寝て過ごしています。

野生では密林というよりは比較的開けた場所を好み、人家の近くで生息するものもいます。

普段は小動物や昆虫などを食べていますが、果実なども食べる雑食性と言われています。

スカンクは危険を感じると、まずは肛門を相手に見せるなどして威嚇行動を取ります。

威嚇が効かない場合には、その強烈な臭いの分泌液を相手に向かって噴射します。

また、この分泌液はタンパク質と強く結合する性質があります。

一度付着したにおいを取り除くのはかなり困難だと言われていて、想像以上にかなり厄介なものです。

3.スカンクの食性とエサ

野生のスカンクは先ほど紹介したように、小動物や果物などを食べて生活しています。

ですが、ペットとして飼う時には、スカンク専用のエサというのは売られていません。

似たような食性のあるドッグフードを代用したりするケースが多くなります。

しかし、栄養バランスを考えてあげるのであれば、時々野菜や果物を与えてバランスを取るようにしましょう。

スカンクはその体に似合わず、びっくりするほどの大食漢です。

エサは与えれば与えただけ食べてしまうので、エサを与える量は多すぎないように飼い主が調整してあげます。

また繁殖期に差し掛かる秋ごろからは、とても食欲が旺盛になるタイミングになります。

冬にかけては運動量が落ちて、体重が増えやすいスカンクが多いので注意が必要です。


4.スカンクの性格

近付く敵を遠ざけるためにその悪臭を武器にするように、スカンクは非常に臆病な性格をしています。

まだペットとしての交配なども進んでおらず、ほぼほぼ野生動物と言ってもよいほどです。

ですので、あまり人に懐くような性格ではなく、しつけの効果もあまり期待できません。

ペットとして飼う場合には、いろいろと気を使うことが多い生き物です。

また、野生動物として好奇心が旺盛な一面も見せることがあります。

広いケージを用意してあげても、なかなかそれだけでは満足してくれません。

かといって、犬のようにリードを付けて散歩をしたり外に連れ出したりするのは難しい動物です。

部屋や家全体が行動範囲になるので、飼う時にはしっかりと心得ておきましょう。

5.スカンクを飼うためには

まず、飼い主にとって脅威の存在になるその強烈な臭いの対処が必要になります。

しかし、ペットとして販売されているスカンクは、その原因となる臭腺が取り除かれているものがほとんどです。

また、ペットとしてメジャーな動物ではないので、何かあった時に対処してくれる動物病院を探す必要もあります。

ケガや病気のほかにも、スカンクにはワクチン接種などが必要になるので忘れないようにしましょう。

スカンクを家に迎え入れる時には、なるべく広いケージを用意してあげるようにしましょう。

最低でも一辺が2m以上のスペースで、犬と比べるとかなり広めのケージが必要です。

スカンクは意外とキレイ好きで、ケージにトイレと寝床を置くようにします。

それから爪を使って穴を掘る習性があるので、爪は短く切っておくようにしましょう。


6.スカンクの気を付ける病気

スカンクは狂犬病を人間に感染させる媒介となってしまうことが多くあります。

狂犬病は、感染した動物の性格が攻撃的になってしまうことがわかっています。

日本ではほとんど聞かれることのない狂犬病ですが、世界で同じ状況というわけでもありません。

犬と同じように、必ず動物病院でワクチンや予防接種を受けるようにしましょう。

また、回虫という寄生虫もスカンクで気を付けるリスクの一つです。

スカンクがまだまだペットとして一般的ではないことや、海外から輸入される個体が多いのが実情です。

回虫や回虫の卵の生命力は強く、しぶとく生き残ったりするので、どのような個体にも発生する可能性があります。

定期的に獣医さんに診てもらうようにしましょう。

スカンクの特徴を知ろう

日本ではペットとして一般的ではないスカンクですが、ペットとして飼育するのは可能ようです。

なかなかその生態を知る機会も少ないと思いますが、意外に臆病で繊細な一面があります。

人懐っこい動物とは言えませんが、そこが可愛いと思えるかもしれません。

飼うのには苦労することも多いのですが、小さなころから飼育すればある程度人にも慣れてくれるようになります。

まだまだ野生動物に近くデリケートな部分がありますが、大切に飼育してあげましょう。

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