コツメカワウソってどんな動物?性格、値段、飼育ポイントなどを紹介

最終更新日:2016年7月1日

テレビや水族館でその姿を多く見るようになったカワウソ。

その中でも小柄なコツメカワウソですが、実は飼うことができるんです。

でも、犬や猫とは飼育方法や必要な心構えがまるで違います。

可愛らしいけれどよく知らないコツメカワウソですが、いったいどういう生きものなのでしょうか。

1.家族思いの優しい性格

社会性が高く、家族を中心としたグループで集団生活をしているコツメカワウソは、人懐っこく活発に接してくれることが多いです。

数種類の声でコミュニケーションをとり、一夫一婦で生きていくコツメカワウソの生態は、飼育していくうえでもメリットとなります。

寿命は十年前後と言われ、もし飼うとしたら長い時間パートナーとして暮らしていくことになるでしょう。

お互いの信頼関係を上手につくっていって、本当の家族のようになっていく必要があります。

またトイレのしつけや芸を教えることもできるので、その子の個性や性格をより強く感じることができます。

可愛らしい見た目に癒されるだけではなく、楽しく暮らしていくことができそうですね。


2.食べ物は海の生き物たち

水辺に住んでいる生きものなので、多くは甲殻類や魚類、貝類やカエルなどを食べています。

丈夫な犬歯と臼歯があるので、堅いものでも難なく口に入れることができます。

家庭で飼育する場合はその他にドライフードを与えましょう。

魚はもちろん新鮮なものが必要ですが、においがきつくなることがあるので、頭や内臓はできれば取り除いてあげてください。

手を器用に使う動物ですので、手渡しで食事をあげて交流を図ってみるのも良いでしょう。

食事風景は可愛い顔に似合わず豪快なので、肉食動物としての勇ましさに驚くかもしれません。

プールに生きた魚を放して、狩りをさせるような映像を見たことがないでしょうか。

生態の本能を刺激してあげれば、カワウソ本来の姿も楽しむことができますね。

3.飼育ポイントは環境をつくってあげること

カワウソを飼うときに大変なことは、やはり生活に適した環境を整えてあげることでしょう。

普段は犬や猫のために使う大きいケージを用意して、日々の生活スペースを確保してあげてください。

元気一杯に動き回るので、外出など飼い主の目の届かないときは要注意です。

手には爪がほとんど無く、ひっかけてけがをしたり住居を傷つけたりすることは少ないですが、万が一のトラブルもありえます。

そうした最低限のことに加え、絶対に必要なものは水を使って遊べる場所です。

東南アジアの川を中心に暮らしているカワウソは泳ぐのが大好きなので、一日一回は泳がせてあげる必要があります。

お風呂や小さな水槽でもかまいませんが、できれば室内や庭に子供用のプールをつくり、ある程度自由に動き回れる環境が望ましいですね。

カワウソは活発に遊ぶ生きものなので、動けないことでストレスを溜めないように注意しましょう。

種類の中でも一番小柄なコツメカワウソですが、体長は五十~八十センチくらいのものが多く、寝床や生活スペースをつくる場合はある程度の広さを想定しておく必要があります。


4.絶滅危惧種なので、非常に仲間が少ない

コツメカワウソはその愛らしい容姿で世間の認知度も高い動物ですが、今現在絶滅危惧種として指定され、個体数を増やすのも困難なため希少価値が高くなっています。

妊娠期間は二ヶ月ほどで、だいたい一~六頭の子供を産みます。

ですが人間の飼育下での繁殖は大変困難であり、今後数が増えることは期待できないでしょう。

なので値段は六十万~百万くらいが相場となり、一般的なペットと比べてもかなり高価な部類となります。

また購入先も限られます。

ペットショップに当たり前にいる生き物ではないので、自分に合った子を探すとなるとそれだけで大変でしょう。

できれば専門のショップを探し、お店の方と親しくなってみてください。

カワウソに詳しい人は少ないので、相談ができるお店があれば一番良いです。

また診察してくれる動物病院も当然希少ですから、飼う前に見つけておくことが必要となります。

カワウソは飼うことが難しい動物なので、飼う前に一つのハードルがあることは良いことなのかもしれません。

世話はもちろん、食費その他多くの場面でお金がかかります。

ですが、その費用を払うだけの価値はあると思えます。

もし飼うことを決心したら、最後まで可愛がってあげてください。

可愛いけれど、飼うには覚悟が必要なコツメカワウソ

見た目の可愛らしさに、飼ってみたいと考える人は多いと思います。

過去犬や猫を飼ったから、大丈夫だと思う飼い主さんもいるでしょう。

ですが、コツメカワウソは特殊な生きものです。

水辺で暮らしていた生活を人間のものに合わせてもらうのですから、こちらも歩み寄る場面が多く必要となるでしょう。

それでも、苦労をかけて一緒に生活していくだけの魅力は十分にあります。

そのためにしっかりとした知識を身につけ、正しい飼育方法を実践してください。

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