クサガメの水温はどの位?適温に保つ方法を知ろう

最終更新日:2016年9月26日

クサガメを飼育する場合、水温の管理には常に神経を使わなくてはなりません。

しかし適切な温度がどれくらいなのか、それを保つためにはどうすればいいのか、曖昧な方も多いかと思います。

クサガメの育成のために必要な知識、道具をご紹介しますので、飼う前にぜひ一度学んでおきましょう。

1.クサガメに適した水温

クサガメは一日の多くを水場で生活するため、常に水温の管理は徹底しておかなければなりません。

特にまだ幼い子ガメの場合、水温が低すぎるとエサを食べず、衰弱していく恐れがあります。

なので日頃から水温計などで水槽内の水に注意を向けておく必要があります。

基本的にクサガメに適した水温は26度前後です。

少なくとも20度以上、30度以下を保つようにしましょう。

水温は室内の気温や、日光などの外部からの影響で大きく変化します。

直射日光や隙間風などを考慮し、水槽の設置には気温が変化しづらい場所を選びましょう。

カメの食事の様子や動きから、不審な点が見つけられたらすぐに水温を確認してみてください。

高すぎたり低すぎたりすれば、カメの活動には変化が見られるでしょう。

それにどれだけ素早い対応ができるかで、カメの健康を守れるのかが決まります。


2.ヒーターで水を温める

冬になれば、それに伴って水温は下がり、クサガメにとって厳しい環境となります。

変温動物であるカメは体温が下がれば体力を失っていくので、冬は特に細かく水温をチェックしている必要があるでしょう。

簡単に水温を保つためには、水槽で使えるヒーターを購入して使用するのが一番です。

ヒーターには自動で適温を保ってくれるタイプと、そうでないものがあります。

使用前には説明書きをよく読み、間違った使い方をしないように気をつけましょう。

ヒーターの使用中には水温が上がりすぎないように確認し、水槽内の水は多めに入れます。

またエアレーションなどで水の動きを促進し、水全体の温度を一定に保てるような工夫も必要です。

ヒーターにカメが直接触れることで、火傷やヒーターの破損を引き起こすこともあります。

ヒーターにはしっかりとカバーをつけ、簡単には動かせないように固定しましょう。

3.夏場の管理

夏になれば水温は上がり、時にはクサガメが茹だってしまうほどの温度になります。

そのままにしておけば当然健康を害するので、適切な温度に下げなくてはなりません。

エアコンや扇風機などの冷気を送り、まずは室内を涼しく保つことから始めます。

風を直接カメに浴びせることは、体温を下げすぎてしまう恐れがあるので止めてください。

あくまで水温を下げ、カメが自分で体温を調節できる環境を作ってあげるのだと考えましょう。

風が当たりすぎることで、水槽内の水が蒸発し、カメにとってストレスになることもあります。

仕事などで一日家を空けるときでも、なるべくエアコンを稼働し、室内の温度を一定にしましょう。

少なくとも30度以下になるような環境を整え、熱中症にならないように気をつけてください。

飼い主の目が届かない時間にこそ、一番気を使うようにしましょう。


4.陸場も重要

クサガメは水場と陸場の二つを使って生活します。

水温の管理はもちろん重要ですが、陸場をスポットライトで照らし、甲羅干しさせることで、カメを健康的に成長させることができます。

陸場もきちんと整えれば、カメの体を強くすることにつながるのです。

毎日神経を使って水温の管理をしても、ふとしたときに適温から外れてしまうことは十分にありえます。

そういうときカメに基礎体力がないと、命に関わるほどの大事になるかもしれません。

普段から健康的で強い体を養っておくことは、そういったいざというときに対する一番の予防となります。

水温を徹底的に管理しながら、陸場で30分程度の日光浴をさせる。

この二つを組み合わせてクサガメの健康を保ち、いざというときに備えましょう。

5.カメの立場になって考える

私たち人間は恒温動物であるため、常に一定の体温を保つことができます。

そのため変温動物の気持ちや苦労を理解することはできません。

水温の管理がどれだけ重要なのかは、人間であるかぎり完璧に知ることはできないでしょう。

「カメの飼育法として当然だから、本やネットでそういう知識があるから」

というだけではなく、なぜクサガメにとって水温管理が必要で、徹底しなければいけないのかを考えることは、飼い主にとって大切な時間となります。

飼育するということは、家族の一員としてカメを迎えることです。

それはお互いに最高の環境で、気持ちよく暮らさなければ成り立たない関係です。

クサガメはあなたに飼われた瞬間から、水温の管理をあなたに託すしかないのです。

カメの立場になって考え、いかに最高の環境を整えてあげるのか、ときどきは真剣に考えてあげることを忘れないでください。

水温の管理はクサガメへの愛情表現

エサをあげること、水槽の掃除をすること、かわいがること。

そういった多くの愛情表現と同じように、クサガメにとっては水温の管理も、立派な愛情表現の一つとなります。

毎日のチェックと季節への対応は大変な労力になりますが、それは全てクサガメの幸せにつながることです。

しっかりとした管理を行い、クサガメに適切な環境を整え続けてくださいね。

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