【リチャードソンジリスの特徴】性格・外見・寿命など

最終更新日:2016年9月18日

2003年以降プレーリードッグの輸入が禁止され、国内で繁殖された個体しか販売することが出来なくなり、ペットショップなどに入荷されることが少なくなってきました。

そこで注目されているのが、プレーリードッグと同じリスの仲間のリチャードソンジリスです。

リチャードソンジリスは、どのような動物なのでしょうか。

リチャードソンジリスの性格・価格・寿命などの特徴をご紹介します。

1.リチャードソンジリスは、なつくなつかないの個体差が大きい

リチャードソンジリスは、野性味が強く、飼い主になつくなつかないの個体差がかなり大きい動物です。

本来リチャードソンジリスは社会性が強い動物であるため、飼い主のことを仲間だと認めればよくなつきます。

しかし、全くなつかない個体もおり、こればかりは飼育をしてみないと分かりません。

また、なつく個体でもすぐなつくわけではなく、毎日親身になってお世話をすることにより、初めて信頼関係が生まれるのです。

なついたリチャードソンジリスの中には、ハーネスをつけて散歩に出かけることもできる個体もいます。

ストレスをかけない環境で、気長にお世話を続けましょう。


2.リチャードソンジリスはオスとメスで寿命に差がある

リチャードソンジリスは、オスとメスで寿命にかなりの差があります。

野生下では、メスの寿命が6年くらいとされているのに対し、オスの寿命は何と2年前後という短さ。

ほとんどのオスが、メスの約3分の1ほどの期間しか生きることが出来ないのです。

リチャードソンジリスの繁殖期は年に1回なのですが、その際にメスをめぐる争いや縄張り争いにより怪我を負い、命を落としてしまいます。

ただし、これは野生での話であり、飼育されているリチャードソンジリスの寿命は、オスメスともに5年から7年くらいとされています。

何故なら、飼育下では単独飼育されることが多く、縄張り争いが起こらないならです。

3.リチャードソンジリスは冬眠の期間がとても長い

リチャードソンジリスの特徴として、冬眠期間がとても長いということを挙げることが出来ます。

1年のうちの6ヶ月から8ヶ月を、地中に作った巣穴の中で冬眠して過ごします。

大人のリチャードソンジリスは、6月頃から冬眠を開始しますが、その年に生まれた子どもは少し遅れて8月頃から冬眠に入ります。

翌年の3月から4月にかけ、ぞくぞくとオスたちが冬眠から目覚め、繁殖のための準備を行います。

リチャードソンジリスの繁殖・子育ては全て地下に作った巣穴の中で行われ、3匹から11匹の子どもを産みます。

人間の飼育下においては、野生と同じように地面に巣穴を掘ることが難しいため、繁殖は容易ではないと言われています。


4.リチャードソンジリスの価格は10万円くらい

リチャードソンジリスの価格は、10万円くらいです。

以前は2万円から3万円くらいで販売されていましたが、2003年にプレーリードッグの輸入が禁止され、国内で繁殖されたプレーリードッグしか販売出来なくなり価格が高騰したときに、プレーリードッグの代わりにリチャードソンジリスを購入する人が増え、リチャードソンジリスの価格も少しずつ高くなっていきました。

リチャードソンジリスの購入は、ペットショップやジリスやハタリス専門のショップが一般的です。

リチャードソンジリスは、発情期になるとかん高い鳴き声をあげることがあるため、飼育の際には注意が必要です。

販売して終わりではなくて、困ったときのフォローアップをしてくれるショップで迎え入れるようにしましょう。

5.リチャードソンジリスは頬袋を持っている

「頬袋を持つ生き物って何がある?」と聞かれたら、ほとんどの人が「ハムスター」や「リス」と答えるのではないでしょうか。

リチャードソンジリスは、大きく分類するとシマリスなどと同じくリスの仲間なので、頬袋を持っています。

しかし、「ジリス」の仲間で頬袋を持っているのは珍しいことで、頬袋の中にエサを入れて運び、巣穴に溜め込みます。

そうすることにより、リチャードソンジリスは長い冬眠生活を耐えることが出来るようになります。

なお、リチャードソンジリスは顔面から口腔内に腫瘍が出来やすい動物であり、場合によっては頬袋も切除しなければならないこともあります。

日頃からよく観察し、何かあれば獣医師の診察を受け、指示を仰ぎましょう。


6.リチャードソンジリの名前の由来はリチャードソンという発見者の名前から

リチャードソンジリスは、スコットランドの海軍医・博物学者・北極探検家のジョン・リチャードソンが発見したことから、彼の名前を取って「リチャードソンジリス」と名付けられました。

英語では「フリッカーテール」と呼ばれていますが、これは警戒しているときにしっぽを振るしぐさからそう呼ばれるようになりました。

リチャードソンジリスの分布地のひとつであるアメリカ・ノースダゴタ州は、州の愛称をリチャードソンジリスにちなんで「フリッカーテール州」としており、リチャードソンジリスは多くの人たちに親しまれています。

なお、リチャードソンジリスは、地面に穴を掘ることから「ホリネズミ」と呼ばれることもありますが、ホリネズミはジリスとは異なる種類の動物であるため、これは間違った呼び方であるといえます。

小さくて愛らしいリチャードソンジリスの特徴を理解しよう

リチャードソンジリスの性格・価格・寿命などの特徴を見てきました。

大体10万円くらいが相場のリチャードソンジリスの中には、稀少といわれる白い毛皮を持つ個体もおり、80万円で取引されたこともあるそうです。

可愛らしい見た目から触りたく気持ちも生まれますが、野性味が強く、噛みつくこともあるため、小さい子どもがいる家庭では特に飼育の際に注意が必要になるでしょう。

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