マルチーズの飼い方のポイント6つ

マルタ島原産と言われているマルチーズは、絹糸のような被毛を持つ長毛種の愛玩犬。

温厚で気品がある犬種であると一般的に言われています。

生活環境によって、性格は多少変わってくるのではないかと思われますが、しっかりと躾けをし、愛情深く育てれば、優しく愛らしい犬に育ちます。

長毛のイメージの強い犬ですが、短くカットしたマルチーズもかわいらしいです。

そんなかわいいマルチーズの飼い方のポイントについてご紹介します。

生活環境を整えてあげる

マルチーズを飼ううえで、例外はありますが、主に下記のことが必要になってきます。

①犬用サークルなどを置いてあげる

②サークル内に犬用ベッドを配置する

③新鮮な水をいつでも飲めるようにする

④年齢に応じた健康的なフード

⑤犬用トイレ(慣れるまで時間がかかる子もいます。そそうをしても叱ったりせず、長い目で見てあげましょう)

⑥電気コードはプラスチックカバーなどをつけ、噛んでも危険のないようにする

犬が落ち着ける環境を作ってあげてください。

きちんとしつけをする

しつけは大切です。

子犬のころからしっかりとしつけすることをオススメします。

家族以外の人に慣れさせるために、人通りの多い公園などを散歩させ、他人に慣れさせておくと良いでしょう。

来客時に吠える子も多いので、来客時を利用して、訪問客に慣れさせておくことも大切です。

人に対して、吠えたり噛んだりしてはいけないということを教えておくことは、人間と共存していく犬にとって、とても重要なことです。

被毛や皮膚は、清潔に保る

マルチーズの被毛はシングルコートです。

シングルコートとは、被毛の生え方のことで、他の犬種は、下毛と上毛の二重構造の被毛であるのに対して、マルチーズは、圧倒的に上毛が少なく、ほぼ下毛で覆われているのが特徴です。

そのため、抜け毛は少ないですが、寒がりだったりします。

細い被毛は、わきの下やおなか回りが毛玉になりやすいので、日々のブラッシングは欠かせません。

ブラッシングをしてやることにより、愛犬との絆も深まりますので、皮膚に優しいブラシでブラッシングしてあげてください。

この時、皮膚がただれていないか、耳垂れがないかもあわせて確認されることをオススメします。

目ヤニはこまめに取り除いてください。

また、週に1回は、シャンプーをしましょう。

皮膚が不潔だと、細菌感染症になる恐れがあります。

皮膚の汚れはかゆみの原因にもなるので、清潔を保ってあげてください。

事情があってシャンプーできない場合は、市販のシャンプーシートがオススメです。

狂犬病の注射とフィラリアの薬の投与を忘れずに

狂犬病の注射は忘れずに接種させましょう。例年5月ごろに行われます。

フィラリアの薬は、月1回飲ませます。(5月~12月の間)

飲ませ始めの月が若干後にずれ込むのは構いませんが、飲ませ終わりの月が前にずれ込むのは、よくありません。

11月か12月ごろまで、忘れずに飲ませてあげてください。

「毎月〇日に飲ませる」と決めておかれることをオススメします。

食べさせてはいけないものに注意する

ピーマンの種が犬には良くないので調理中など、お気を付けください。
摂取すると、非常に苦しみます。

またタマネギもタマネギ中毒になります。

ハンバーグに入った刻みタマネギも厳禁です。

犬も認知症になる可能性があります

認知症になるのを回避するためにも、散歩をしてあげてください。

散歩は、愛犬のストレスを解消し、健やかにしてくれます。

気持ちよさそうに眠っていても、散歩に行く気配を感じれば、そわそわしはじめるはずです。

その場合は、散歩に連れて行ってあげましょう。

甘えん坊なマルチーズ

マルチーズは甘えん坊です。

愛情いっぱいに育ててあげてください。

せっかくやってきた家族の一員。

大切に、大切に育ててあげてくださいね。

愛犬もきっと応えてくれるはずです。