猫がご飯食べない時に考えられる理由

猫がご飯食べない時に考えられる理由【病気、季節、エサなど】

最終更新日:2015年11月15日

猫の場合ある日突然ご飯を食べなくなることも。

食べ過ぎよりも、食が細いことや、ご飯に興味を示さないことを心配する飼い主も多いでしょう。

猫はとても繊細な動物で、些細な理由からご飯を食べるのを拒否することがあります。

そこで今回は、猫がご飯を食べない時に考えられる理由についてご紹介します。


1.季節が原因

猫の食欲は季節によって周期があるため、その影響でご飯を食べなくなる猫もいます。

大まかにいうと夏は減退し、冬は旺盛になるというデータが出ています。

夏場に食欲を失うのは私たち人間と同じで、夏バテをおこしているからです。

夏の暑さで体温調節が難しくなり、猫はそちらに神経を集中させているため、ご飯にまで気が回らない状態になっていることも。

そこでクーラーなどの空調で室内の温度を保ってあげれば、快適に過ごせるため、食欲も回復していきます。

ちなみに、猫が快適に過ごせる温度は27度くらいですが、空調の風は直接猫に当たらないよう配慮してあげましょう。

オスの場合は繁殖期になると異性への関心が増し、食欲が減退することもあります。

食欲が湧かないというよりは、そちらにまで気が回らないといった状態です。

また、メスの場合は妊娠初期などに食欲不振の症状が見られますが、これはこの時期特有の変化なので問題ありません。

これらの繁殖期にまつわる食欲不振は避妊・去勢手術で軽減する場合があります。


2.エサが気に入らない

同じエサを与えているにも関わらず食べない場合は、そのエサに飽きていることも考えられます。

猫は味や食感に敏感でグルメなところがあるため、たとえ食欲があって健康な状態でも気に入らなければ食べないことがあります。

これには自然のメカニズムも関係していて、1種類だけのご飯を食べ続けていると、もしいつものご飯がなくなってしまったとき、他に食べるものがなければ危機に陥ってしまうと体が判断し、リスクを抑えようと別のものも食べるように指令を出しているのです。

猫が気に入るフードを見つけるために10種類以上試したという話もありますが、その場合、一気に別のフードに変えると胃腸が驚き、嘔吐などの症状が出ることもあるので、全体の1割ずつを目安に交換していきましょう。

また、たくさんの種類のフードを試さなくても、水を加えて柔らかくしたり、フードプロセッサーなどで軽く砕いて小さな粒に変えてみるなどの工夫で食べてくれることもあります。

そして、全く逆のケースで、新しいエサが気に入らないという場合もあります。

生後半年くらいの間に体験する食べ物の種類が少ない場合、猫はいつもと同じものしか口にしなくなることがあります。

元のエサに戻すか、こちらも少量ずつ加えて慣らしていくしかありません。

3.外で変なものを食べた

猫は食べ物で嫌な思いをした場合、それを記憶し、長期に渡って警戒し続けることもあります。

外を散歩中に口にしたもがたまたま不味かったり、お腹を壊す原因となったりした場合、その後の家でのエサにも警戒心を抱いてしまいます。

これは味覚嫌悪とよばれる現象で、一度嫌な思いをした種類のフードを40日~80日口にしなかったという実験結果もあります。

食べ物以外の理由で体調不良になった場合も、猫は直前の食事のせいと勘違いし、食べなくなることもあります。

例えば朝食べた魚が原因で夜にお腹を壊したとしても、直前に食べたキャットフードが原因だと思い込んでしまうわけです。

このように学習能力が高いため、エサの容器が変わっただけで食べなくなる子もいる程です。


4.病気

猫の死因で1番多いとされる慢性腎不全。

水を沢山飲むようになり、おしっこの回数が増え、食欲不振、嘔吐、体重の減少などがみられたらこの病気の疑いがあります。

6歳以上の高齢の猫に多く、単なる老化現象とも思える症状ですが、尿と共に排出されるはずの毒素や老廃物が出せない状態となるため、尿毒症を起こすことも。

その他、風邪や胃炎、消化器官や喉の調子が悪いなど、食べたくても食べられないといった状況も考えられます。

健康な猫が24時間ご飯を食べないというのは何らかの病気が原因の可能性が高いため、何か様子がおかしいと感じたらすぐに病院へ連れて行きましょう。

また、猫はいつもと違う場所に行くことがストレスになる生き物なので、病院で診察した後や薬を飲んだり、注射した後などにご飯を食べないことも多くみられます。

水とエサをいつでも食べられる状態にしてあげましょう。

猫がご飯を食べない理由を考えよう

食欲不振の目安は丸1日、何も食べようとしないというのが判断の目安となります。

生後1、2か月の小猫の場合は8時間を目安です。

このような場合は病気が原因になっていることもあるので、早めに診察を受けましょう。

放っておけば大丈夫という素人判断は危険です。

気まぐれで食べないように感じますが、猫にしてみればきちんとした理由があるので、よく観察した上で健康に暮らせるよう環境を整えてあげて下さいね。

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